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民主主義やSDGsが聞いて呆れる今の政治家

安倍元首相が銃撃により亡くなられて、撃った人は元海上自衛隊員で、個人的な恨みがあったということですね。

日本の政治家はこぞって「民主主義への挑戦だ」みたいなことを言いますが、海外の政治家もメディアも、そんなことあまり言ってないような気がします。

個人的な恨みによる犯行に対していちいち「民主主義が危ない」などと言ってたら、本当に民主主義が脅かされるような出来事が起きた時にどうするつもりなんですかね。

例えば太平洋戦争以前の事件では、軍部が首相を襲撃したりしたのです。そういうのは組織的で、明らかに力でもって言論や反論を抑えようとするものだから、そういう出来事に対して声高に叫ぶなら分かります。

でも、今の政治家って、きっとそんな事態になったらみんな、口を閉ざすと思いますよ。

どーでもいい時に限って大きな声で叫ぶんです。


なんで、今回のようなテロ行為が起きたのか、なんで、個人的に恨まれるような安倍さんだったのか、考えもしないで、国家を挙げて一人の元自衛隊員を非難するわけです。

それって、SDGsなんですかね??

そうやって、権力にとって都合の悪い輩(個人)を封じ込めることは、SDGsに叶っているのでしょうか?

僕は問いたいです。


もっとも、彼のバックに何か大きな組織が絡んでいて、そのことが分かっていて、非難するならまだ分かりますよ。
でも、今のところそんな情報は無いし、単に個人を責めているだけに過ぎません。

政治家として、みんな、小さ過ぎませんか?

民主主義やSDGsが聞いて呆れます。

民主主義の危機というのは、もっと紳士的に柔らかくじわじわと訪れるものであり、それはしばしば、上の方から降りてくるものだと、僕は思うのですね。
少しずつの変化には、気づかない。
気づかないうちに、民主主義ではない世の中になって行くのだと思います。

そのことを警戒して、予防線を張っていくのが、民主主義国家における政治家の役割なんじゃないでしょうか。

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