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魅惑のラテン - 記憶に残るペレス・プラード楽団

日本人はラテンが好きなはず、とどれかの記事で書いた気がしますが、昭和50年代(1970年代)ぐらいまでは、イージーリスニングのブームがあったり、そのもっと前にも社交ダンスのブームがあったりと、何かとラテン音楽に触れる機会は多かったと思います。

僕自身はイージーリスニングブームは知っていますが、それ以前の社交ダンスのブームなどは父が話していたことが思い出として残っている感じですね。
そんな中で、父がよくステレオで掛けていた「ペレス・プラード楽団」の音楽は、非常に強く記憶に残っているんですね。

ペレス・プラードはキューバ生まれで、メキシコで音楽活動を始め、1950年頃からアメリカに進出して数々のヒットを飛ばしました。その頃から10年間ぐらいの間に発表された楽曲が、日本のラジオ番組や、1960年代以降のテレビ番組で取り上げられ、日本でもブームになったと認識しています。
音楽番組だけでなく、テーマ曲やBGMとしても親しまれていました。

父がよく聴いていたのを僕が知っているのは1970年代なんですが、面白い曲だなあーと思ったり、渋いなーと思ったり、いろんなテイストの曲があってラテンって意外と魅惑的な音楽だったんですよね。

ということで、キングレコードのペレス・プラード楽団のトピックがいい感じだったので、そこを中心に幾つかの楽曲をシェアしたいと思います。
ラテン語は分からないのと、当時も日本語のタイトルが付いていたので、日本語タイトルで書いていきます。

マンボNo.5

これは、おそらく最も知られていて、BGMなどでも使われていたし聴く機会が多かった曲です。知っている人も多いはず。

タブー

この曲を初めて聴いたのは「8時だョ!全員集合」で加藤茶がストリップのギャグをやったときですね。このギャグはすごくウケて毎回やっていたので子供の頃はストリップの曲だと思っていたのですが、あとからペレス・プラード楽団の曲だと分かりました。
こんなトランペットの演奏方法って今は全く聴かないですよね。

ラ・クンパルシータ

この曲はタンゴになるんですかね。
社交ダンスでは定番の曲なのでしょうね。

キエン・セラ

セレソ・ローサ

もうこの辺ほとんど僕は社交ダンスのイメージなんですが。

ある恋の物語

メロディが良いです。日本人が好きなメロディーかもしれないですね。

べサメ・ムーチョ

この曲はラテン語のボーカルが入ったものも聴いたことがありますが、ボーカルがとても良かった記憶があります。

キサス・キサス・キサス

闘牛士のマンボ

これは、個人的にはペレス・プラード楽団で一番好きな曲です。なぜキングレコードのトピックに上がっていないのか不思議ですが、なんか事情があるんでしょうね。
楽団というよりトランペットのソロを聴かせる曲だからなんでしょうか。

最後に

久しぶりにYouTubeで調べてみると、トピックも複数あって、かなり沢山の楽曲が上がっていたので、今でも人気があるんだなと思いました。
父がよく聴いていた楽団なので、自分が子供の頃の父との関係などを思い出したりしました。いい時代だったなあ。

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