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円安は産業構造と一緒に考えた方がいいのでは?

経済は全くの素人なので、単に雑感にすぎないのですが。

1970〜80年代までの MADE IN JAPAN が華やかなりし頃は、円安になると日本の製品がたくさん売れるので、メーカーはすごく儲かったと思います。

今は、海外製を輸入したり、メーカーでも海外の部品を輸入したりしています。だから円安になってもメーカーはあまり得をしないのではないでしょうか。

パラダイムシフト

産業構造が変化していて、今、日本で作っている輸出品や海外向けサービス、それから日本の人材が、どういう産業に所属しているのか?ということは、円安の問題と同時に考えた方がいいのではないでしょうか?

世の中は、ウクライナ情勢が影響していると考えているかもしれませんが、それは単に「きっかけ」にすぎず、背景には構造的な問題があるのではないでしょうか?

喩え話ですが、仕事が過酷でウツになる人がいますが、その原因は仕事そのものにあると考えがちですが、キツい仕事は単に「きっかけ」にすぎず、本当の原因は、日常の生活習慣だったりすることがあります。

日本で作っているもので最近、脚光を浴びているのは、一つには農産物があるのではないでしょうか?
他の産業分野はどうでしょう?ゲームとかですかね?考えるのですが、あまりパッと思い浮かばないのですね。
こないだテレビで見たのですが、映画など日本のコンテンツは海外から見て魅力的だそうですね。

あと人材ですが、今、インド人IT系労働者が世界で引っ張りだこだそうですが、日本の人材には、どんな価値があるのでしょうか?
日本のIT人材は、価値があるのでしょうか?

現状だけで判断するより構造を考えないと

海外の方が給料が多いからといって、日本人が海外に仕事に出るケースが増えつつあるようなことが言われています。
でも、それは海外の水準に合わせるだけのことでしかありません。
日本の人材が、価値があるから給料が高いわけではないのです。

本来ならば、日本の人材そのものが、客観的に見て他の国の人材より価値があると思われないと、世界的に見た人材の地位も上がらないと思うのですね。
そうしないと、どこに行っても適当に使われるだけで終わってしまうような気がします。

産業構造は変化してきているので、比較的充実している分野の日本のリソースを海外に売れば、儲かるはずなんですよね。
リソースがないから、みんな困っているような気もしています。

自らの価値を上げないといけないと思ったりなんかしています。

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