見出し画像

SNSの経済と社会のアクティビティ

SNSはコミュニケーションを活性化するため、さまざまな活動に向いていますね。

  1. 経済活動(ビジネス)
    → 直接的な利益は自身と社会

  2. 社会活動(ソーシャル)
    → 直接的な利益は社会

  3. ホビー
    → 直接的な利益は自身(または社会)

これら3つぐらいの活動にSNSは威力を発揮するでしょう。

自分の場合

僕は仕事がらみでSNSをやっていますが、SNSで直接的に利益を上げていないため、経済活動ではないと思っています。
また、SNS自体が趣味のようなもので、SNSをやることが自分の嗜好だと考えています。
そして最近は、社会的なメッセージの発信のために使用している傾向が強いと思います。

社会的なメッセージの意義は?

僕が社会に向かってメッセージを発信するのは、とにかく自分の居心地を良くしたいからです。
社会を誰かの采配に任せていると、いつの間にか自分の生活に悪い影響が出ることもあるため、少なくとも自分の周りだけは、居心地が良いようにキープしたいのですね。

単に、抱えているとモヤモヤするから発信するという面もあります。

そして、できれば自分のスタンスを明確に発信して、社会のなかで正しく理解してもらいたいと思うし、居心地の良いグループに属したいという欲求があると思います。

バイタリティのあるアグレッシブな人なら、自分をどんどん発信して周りの人を引っ張っていくと思いますが、僕の場合はそこまでのバイタリティは持ち合わせていません。
ただ、若い人を見ていると「自分が何か言ってあげないといけないのでは?」と思うことがあり、そういう場合だけ先人としてのリーディングを行うような場合はあると思います。

SNSの社会性

僕は X(Twitter) でよくつぶやいていますが、最近とくに社会的な話題が多くなりました。
X はSNSのなかで最も社会性があると考えています。

だから人によって向き・不向きが非常にあるSNSだと思います。
社会に接することは「しんどい」ことですから。

ときどき「なんでこんなこと言ってるのかな??」と自分で嫌になることもありますが、それが単なるわがままではなく自分を取り巻く社会を改善するための主張であるなら、辛抱して発信しようとまで思い始めている感じですね。

結果的にそれが自分にどの程度返ってくるかも分からない、馬鹿みたいな主張です。しかし社会について自分で話題にすることで「もしかしたら誰か一人は気づいてくれるかも」という希望も生まれます。

そして他人が言っていることを聞いて、自分の考え方の偏りや位置付けを理解することもあります。

だから単に「楽しいね!」という感じのSNSにはさほど、興味がないかもしれません。
Instagram は最も「楽しいね!」系のSNSですが、それでもローカル風景をアップして地元のユーザーが喜んでくれるという社会的な達成感が、続ける理由になっていると思います。

経済より社会の方が自分を表現できる

SNSでビジネスをしている人は非常に多いわけですし、SNSはビジネスのためにあると思っている人もいるでしょう。
でも、経済活動で発信するときは自分を隠すのが一般的です。自分自身を表現して収入が得られる人はごく一部でしょう。

でも社会活動の発信は、簡単に言えば日々の朝のゴミ出しについて発信しようとすれば、それがそのまま許されるのです。
テーマはあらゆるところに転がっており、発信すれば共感する人もいます。

別にビジネスだけが「価値」ではありませんし、社会活動だって十分に価値があるのですね。
近年の企業の経営方針には、地球環境やサスティナビリティ、働き方についての方針が含まれていないと受け入れられない状況です。
かつては営利だけを追求していた企業ですが、社会貢献がマストになっており、しかも社会に貢献することで利益を上げるという考え方にシフトしてきています。

まとめ

SNSは経済活動、社会活動、ホビーなどで利用するメリットがありますが、とくに社会的な発信は、誰でも身近なところからタッチできる気軽なものです。経済活動をしながら社会活動をすることも可能です。

「社会」との関わりなしに自分を存在させることは難しく、SNSは社会そのものだから、そこに何かを発信することには大きな意味があると考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?