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思いつくネタはあるので少しずつ書き残していこうと思います。

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    自作小説第2段です。

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    小説第一弾、Reverse Thinking の記事をまとめたマガジン 毎週月水金曜日の21時に更新していました。 全50話です。

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最初の記事

最初の記事は、noteさんの言う通り、自己紹介的なものをとりあえず書いてみる。 常に頭の中にいろいろなことがグルグルと回り続けているめんどくさい人間。相手に想いは伝わらないし、伝わらなくていいと思いつつも、伝わってほしいとも思っている。 ここで何を書けばいいのかまだあまり分からないが、小説、ポエム、呟き、体験談、なんでもいいと思うので、書きたいことを書いていく。

    • 2-30 新しい未来

      悠介の新しい父親「悠介ー!朝だぞー!」 悠介「はーい!」 悠介は元気よく部屋を飛び出した。 新しい家で、新しい両親に養子として引き取ってもらった悠介。ゲイであることも話しているが、村長の言う通り、そんなことに関係なく暖かく迎え入れてもらった。 学校には三年生からの編入になった。ゲイであることは言っていないが、楽しく毎日を過ごしている。朝食をとり、着替えながら悠介は考えていた。 悠介(なんだろう、この感覚…。もう村のみんなとは死ぬまで会えないのに、この世界に帰って来て

      • 2-29 告白

        悠介「え…別の家の…?」 村長「そうじゃ。養子として新しく子供のいない家庭に引き取ってもらう。そこの親はノンケカップルじゃが、どちらも差別などしないまともな人間じゃから安心せい。」 村長「場所も全く違う所じゃから、学校も全て新しくなる。ゲイだとバレていじめられたりしていない状態でまた一から友達作りも始められる。そこから友人にゲイだと伝えるかはお主次第じゃ。」 修司「え…じゃあ、結局僕とは離れ離れになるってことですか?」 村長「そうじゃな。」 迅「修司くんの記憶も消さ

        • 2-28 変わる掟

          全員「えっ!!!」 千紘「悠ちゃんが…元の世界に…戻る!?」 村長「そうじゃ。」 悠介「え…え…?」 典明(そんな…さっき味方になれるって言ったばっかりなのに…。) 迅「村長!どうしたんですか!悠介のことになると村のルールを破りすぎですよ!一度ここに来たら二度と戻れなかったはずでしょう!」 村長「悠介の場合だけじゃ。ノンケを嫌っていないのに村に呼んだのも、一度村に来たのに元の世界に返すのも…。」 迅「悠介の何がそこまで村長を狂わせるんですか!」 村長「…分から

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        記事

          2-27 ボーナストラック

          典明「いつの間にこんなことに…。」 迅「典明、今まで何してたんだ?」 典明「小説を書いてて耳栓してたから、全然外の騒ぎに気付かなかったんだ…。これは…。」 迅「ノンケが見つかったよ。」 典明「!…そうか…。それと、この状況についても教えてほしい。何故悠介くんは号泣し、知らない子がいるんだ?」 その回答は村長がした。簡単にここまでの経緯を説明すると、典明は声を出さずに小さく何度もうなづいた。 典明「…君は何か違う感じがしたんだ。子供だからっていうのもあったけど、それ

          2-27 ボーナストラック

          2-26 修司の思い

          迅「いや…生贄目的以外でのノンケの入村は認められていないはずですが。」 村長「分かっておる。じゃが少しだけ許しておくれ。これは大事な機会なんじゃ。」 村長は修司の方を向いた。 村長「修司…今は村に潜んでおったノンケを殺そうとしておるところじゃ。ここはゲイだけの村じゃからな。」 修司「えっ、ころ…!?」 村長「修司の身には何も起こらんから安心せい。それでじゃ、こいつは昔にゲイを差別しておったんじゃ。じゃから今の状況は因果応報じゃな。」 村長「かたや修司、お主は悠介が

          2-26 修司の思い

          2-25 再会

          迅「村長の気まぐれでさ。急にノンケを憎んでない人をこの村に入れるって言い出して。」 千紘「ホント。最初にそれ聞いたときはびっくりしたわ。村が終わるかもとまで思った。」 颯人「マジかよ…悠介…。」 悠介「いや…でも…。」 迅「まあ今まではそれでどうこうなる場面が無かったから良かったけど。悠介自体はいい子だしな。でも、いざこの時が来ると…やっぱり悠介はそっちの立場に立つよなぁ。」 千紘「同じゲイなのに何で対立しちゃうのかしらね。ここに来たらこういうのも味わわずに済むと思

          2-24 復讐のための忘却

          千紘「やられてやり返すのは当然のことでしょ。先にやった方が悪いのよ。元の世界の司法は裁いてくれないから、この世界で私たちが裁いてるの。嫌ならノンケが差別をやめればいいだけの話。」 千紘「そして、この村に召喚されたノンケは、しばらくは頑張ってゲイのフリをするけど、あるとき全てを投げ出して自分から死んじゃうか、ボロを出して殺されるかするの。ちょうどそこのあいつみたいに。」 千紘「村に来て数ヶ月で隠し通せなくなるなんて、ホントに情け無いわね、ノンケって。私たちは生まれたときから

          2-24 復讐のための忘却

          2-23 本当の過去

          突然入って来た村人の集団に拘束される敦志。 敦志「わっ…なんだよ、痛い痛いっ!」 悠介「え、ちょっと、待ってください!」 悠介の静止など全く意味はなく、あっという間に敦志は縄で拘束されてしまった。そして担がれてどこかに運ばれていく。 悠介(この人たち、なんでこんな急に…!?) 〜敦志が悠介の家に入る直前〜 村人A「あれ、あいつ、敦志じゃないか?」 村人B「ホントだ。あ、悠介くんの家に入って行くぞ!」 村人A「マジか!あいつ、俺らには全然話しに来ないのに、悠介く

          2-23 本当の過去

          2-22 敦志の秘密

          修司「あなたは…あのときの…。」 村長「起きれるか。」 修司は僅かな体力を振り絞って起き上がった。 村長「付いて来なさい。」 村長はどこかに向かって歩き出した。修司はそれに付いていく。 村長「まったく無茶しよって…。ワシが来んかったらどうするつもりじゃったんじゃ。」 修司「…ごめんなさい。」 時間はもう夜8時を回っていた。 修司「あの、あのときのおじいさんですよね?悠介と別れたときの…。」 村長「そうじゃ。悠介はワシらの村で元気にやっておるよ。」 修司「本

          2-22 敦志の秘密

          2-21 時が動き出す

          こちらは元の世界。今日は修司の学校で人権講演会が行われる日だ。 修司(今日の講演会…なんかやだな…。) あまり言語化したくはなかったが、聞きたくないという気持ちが修司にはあった。それは恐らく、当事者の生徒が当事者であるために聞きたくないと感じる感覚と似ていただろう。 そしてー 講師「みなさん、こんにちは。今日はみなさんに、人権についてお話します。大切な話なので、しっかり聞いてくださいね。」 講師はいろいろなマイノリティの抱える問題について話し始めた。障害のある人や、

          2-21 時が動き出す

          2-20 違和感のある小説

          翌日の昼、悠介の牧畜の仕事の手伝いで颯人が農場に来た。共に仕事をしながら話をしている。 颯人「結局村長の家ゆっくり見せてもらったのに何も出てこなかったな…まあそりゃそうか。あってもどっかに隠してるよな。」 悠介「…ねえ、颯人はなんでこの村に来たの?あんまりここを良く思ってない感じだけど…。」 颯人「いや、良く思ってないことはねえよ。元の世界なんかよりよっぽどいいと思ってるぜ。でも、なんか怪しいところが多いなと思ってさ。」 颯人「それに言っただろ。これが一番暇つぶしにな

          2-20 違和感のある小説

          2-19 村のボドゲ大会

          今日は不定期開催イベントの日。今回のテーマはボードゲーム。イベントエリアにある体育館の2階で様々なゲームを行い優勝者を決める大会だ。 企画担当「まずはルールの説明です。今回の参加者は16名で、4人ずつ合計4つのリーグに分かれて戦ってもらいます。」 企画担当「各リーグ上位2名の計8名でトーナメントを行います。各リーグとトーナメントが何のゲームになるかはそのときのお楽しみ!」 企画担当「今回は大会初参加となる悠介と颯人の若者コンビの活躍にも期待ですね!」 悠介「うわっ、プ

          2-19 村のボドゲ大会

          2-18 村長の考え

          その夜、颯人は悠介と迅を呼び、気になったことを告げた。 颯人「なあ迅さん、村長って不思議な力でいろんなことが出来るんですよね?」 迅「そうだな。」 颯人「なら、あのときもその力で死んだ人を助けてやれば良かったんじゃないんですか?」 迅「ああ…。確かにそれも思うけど、もしかしたら敢えてしてないんじゃないかな。」 悠介「どうしてですか?」 迅「あくまでここは俺たちの村だからな。出来るだけ俺たちの力だけでやっていかないといけない。村長一人に全部任せていたらこの村がある意

          2-18 村長の考え

          2-17 人はいつか

          颯人「開いた!よし、急いで行くぞ。ちゃんとヒカリ石は持ってきたか?」 悠介「うん、あるよ。…でも怖いな。」 颯人「大丈夫だよ。真っ暗だけど変な生き物とかいないだろ。」 悠介「いや、それもあるけど、ホントはダメなのに村の外に出るのがやっぱり…。」 颯人「…。」 颯人は呆れたように悠介の腕を掴み、無理やり洞窟の中へと引っ張って行った。 悠介「ああ〜、外に出ちゃったよ…。ホントに早く戻ろうね…?」 すると颯人はすぐに足を止めた。 颯人「…すぐ戻ることになるな。」

          2-17 人はいつか

          2-16 探る颯人

          迅「村長、相談があります。」 村長「…なんじゃ。」 迅「…やはり、悠介はこの村には相応しくないのではないかと考えます。」 村長「…またその話か。」 迅「今からでも、元の世界に返すことは出来ませんか。」 迅「それに…大半の村人は、彼の考えを知ったらよく思わないでしょう。この村の存在意義にも関わります。」 村長「元の世界に必要だからこそ呼んだんじゃよ。それに、これは長年この村に携わったワシのたまのワガママじゃから、許してくれと言ったじゃろう。」 村長「今は待っていて

          2-16 探る颯人