抑制と均衡を壊した政治家 - Checks and Balances -
(某政治家がおなくなりになった2022年に書いたものに加筆しています。)
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彼のことは日本が戦後築いて来たChecks and Balancesを壊してしまった政治家と認識している。権力を持ち続けられるために、今持ってる権力をつかってChecks and Balances Systemを少しずつ壊してしまった政治家だ。
自分の政党が権力を持ち続けられるために立法も司法も行政もそして経済にも宗教にも政治が介入できるようにしてしまった(というか政治にも宗教が介入なのかも)。そのために自分が操れる人だけを要所においたりもした。そしてChecks and Balances Systemを壊してしまった。日本の将来のためなんかじゃない、自分のためだ。
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他の国や他の会社や他の組織のChecks and Balancesが壊れているのは見えてそして敏感に反応する国民が、なぜ自分の国のあらゆるレベルでそのシステムが壊れていくのには鈍感だったのだろうか。システムがずたずたに壊れてそして戦争に突入した事を経験している国の国民の71%がその政治家を評価しているという。
今の政治には満足していないが、他に(自民以外に)いますかねえ、となんだか反射的に訳知り顔でいう(くせに投票にもいかない)人が大きらいだ。長期にわたって一人の人間(政党)が権力を持った他の国や組織を見てほしい。今まさにおこっているロシアーウクライナの戦争に目を向けてほしい。Checks and Balancesがぼろぼろになった国の行き着くところを考えてみてほしい。
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なんせ71%がその政治家を評価してた国だし、Checks and Balancesの衰退にもっとも敏感な批判者であるべきであるメディアさえも権力とのお友達クラブなんかつくって麻雀してるし、壊れたChecks and Balances Systemを元にもどすのは大変だけどこれが鍵の一つではないかと思った事もある。
ヤフーのコメントは滅多にみない、というかヤフーニュースをほとんどみない私なのだが久しぶりにいってみてものすごく感動したコメントに遭遇した。
投稿者は誰でしょうか。私はあなたに同意します。本当に同意します。本当に心から同意します。