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逃げの転職とストレスと認知症と母

認知症とコルチゾールの記事をよんで思った事
                
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私は10回ぐらい転職した。別の仕事が見つかったからもあるが、他の仕事を探し始めた元々の理由は会社でのストレスだった。人間関係だったり、仕事内容が自分の専門と違いすぎたり、能力の限界を感じたり、ものすごいパワハラだったり、いろいろとストレスを感じ始めるともう逃げ出したくなって、必死で逃げ道を探して、そして逃げた。

そうやって逃げまくる人生を繰り返してきた事の反省も”たまに”するけど、もしストレスをためたまま我慢しつづける人生だったら、鬱病や他の病気になったかもしれない。母が発症したような認知症になる確率を上げたかもしれないと思うのだ。

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母は姑と小姑に散々いじめられ、舅のアル中に苦しめられ、そして姑の介護をして看取り、身勝手な子供(私)に耐え続けた。逃げられなかった。それが認知症の発症にもつながったのではないかとちょっと思っている。親族との関係は退職できないので、そこからのストレスは仕事場よりももっとずっと辛かったと思う。(私も親族と縁が切れてスッキリした話はまた書こうかとおもいます。)

認知症になった母はわけがわからなくなったので、父に悪態をついた。時には汚い言葉を使って罵ることもあった。いままで言いたくても言えなかったことを吐き出してる感じだった。父は笑いながら許して寝たきりになった母の面倒を最後までみたのは、母が好きだっただけでなくて、母にかけたストレスをわかっていたんだろうなと思う。

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というわけで、ストレスを感じたら我慢しないで逃げた方がいい、と転職を繰り返した自分の人生を正当化してる私です。ま、認知症なるかもしれないですけどね。