見出し画像

年金の残酷

海外出稼ぎの期間が長かったけれど、日本の国民年金の掛け金も任意で払っていたのでその年齢になれば少しだけどもらえる(はず)。年金定期便とやらでみるともらえる年金額がわかり、そこでは私の年代では特別支給の老齢年金というのが年に11万円もらえる(はず)となっていた。多くはないが日本で借りてるトランクルーム代の足しになるなあと思っていた。

先日、年金事務所から通知が来た。

「法律が変わって(11万円が)8千円になりました。」

え?!

どの法律がいつどう変わったのかも知らせてくれない。「どう変わったか調べたければ自分で調べていいけど、法律なんでどうしようもないよ」という感じが文面から伝わってくる。

65歳からもらえるはずの定期便に書いてある年金額も「法律がかわりました」の一言で減額されるかもしれない。もちろん「法律がかわりました」で67歳からですとか70歳からですもありうる。

「政治には関心がなくて」などと言ってる(投票にもいかない)人は自分の年金とは関係ないとおもってるのかな。

ここまで経営が悪化してるんだから、国民が雇い主なんだから、新しい人材に経営をやらせてそしてダメならまた人を変えればいい。経営を立ち直らせたいなら違う経営者を雇うべきだ。何年も何年も何年も何年も何年もやらせても経営がさらに悪化してるのになぜ同じ人を雇い続けるのかほんとほんとにわからない。しかもその経営者は不正をして自分たちの金も使い込んでるのに、税金の使い方のルールも自分たちの命綱の年金のルールだってほいほい変えるのに、それもかかわらず続投させるという不思議、ほんとにわからない。

追記
アメリカ在住の日本人の友人も任意で国民年金にはいっていたらしい。幾らぐらいもらえるかと聞かれたので国民年額の金額を教えたら「それって月額じゃないよね?(訳 月額にしては多い)」と聞かれた。まさか年額とはおもいもしなかったというズレが悲しい。

追記2
8千円ということは45ユーロか。請求書類を送ったら送料だけで1年間の年金をつかうということになるのね。