2kmの孤島 前日記2020.04.14
アイルランド首都ダブリンの中心地から離れた郊外に自分は暮らしている。
2019年末に極東より端を発した歴史的な流行病は、その支配下を極東を大きく離れこの欧米諸国を筆頭に世界を股に掛け、戦場を探し彷徨い求める傭兵団が如く所狭しと駆け回っていることに記憶は新しい。
その活躍や凄まじく、今や外に出れば血に飢えた流行病の餌食にされること受け売りであるため各国はいち早く対応を行い、人々を家の中に押し込めて嵐が吹き止むことを祈り過ごす日々であり、例にも漏れず我が住処でも脅威を封じ込めるた