エクセレントケアシステム×HR

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全国9都府県で介護・保育サービスを運営するエクセレントグループのnote公式です。 弊社のHRに関する取り組みについて情報を発信します。 【エクセレントグループ採用サイト】https://excare-recruit.jp/

最近の記事

【マネジメント連載企画vol.7】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)~」

第2章 陥穽(おとしあな)に落ちないために③ 業務の棚卸しから分担・分業へ こぼれ落ちた仕事は誰も拾わない  本来やるべき仕事ができていない…この問題の深刻さに、私たちは改めて向き合った方がいい。 マネージャーがマネジメントを全うしていないということは、いくつかのマネジメントの仕事がこぼれ落ちていることを意味する。こぼれ落ちた仕事が「今日明日の仕事」であれば、本人も含めた誰かが気づいて対応できるかもしれない。だが、それが「明後日の仕事」である場合は、そのまま忘れ去られる

    • 【マネジメント連載企画vol.6】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)

      第2章 陥穽(おとしあな)に落ちないために➁ プレイング・マネージャー問題に向き合う 落とし穴はもうひとつある では、アガリ意識もノスタルジーもない管理者候補が謙虚にマネジメント手法を学べば、マネジメントができるようになるのだろうか。残念ながら、答は否だ。 実は、もうひとつ落とし穴がある。それは環境だ。マネジメントを行うには、マネジメントできる環境を整える必要がある。 多くの管理者候補はプレイング・マネージャーだ。訪問介護ならサービス提供責任者、通所介護なら主任か生活相談

      • 【マネジメント連載企画vol.5】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)

        第2章 陥穽(おとしあな)に落ちないために➀ 教えられずにマネジメントはできない 何も教えられていないという落とし穴 心構えと手法、両方揃ってこそ、事業所を動かすことができる。心構えを知ることが「出直し」になり、手法を知ることが「学び直し」になる。「出直し」の妨げになるのは、これまで述べてきたアガリ意識とノスタルジーである。これについては、そうならないよう指導者が教え込む以外に方法はない。理想をいえば、管理者になる前に言い聞かせ、管理者になってからもそうなっていないかト

        • 【マネジメント連載企画vol.4】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)

          第1章 陥穽(おとしあな)の実像③ 初心の反復が意味するもの 「初心忘るべからず」は、室町時代に能を大成した世阿弥の言葉である。世阿弥は、能の道を歩む者に3つの初心の必要性を説いた。是非の初心、時々の初心、老後の初心、である。 1つめの「是非の初心」は、いま世間一般で認識されている「初心」の意味に近い。その道に入った時の最初の気持ちを忘れないように、という解釈でいいだろう。重要なのはそのあとだ。世阿弥は、最初だけでなく、「時々」、「老後」と、その後にも初心があるという。

        【マネジメント連載企画vol.7】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)~」

          【マネジメント連載企画vol.3】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)

          第1章 陥穽(おとしあな)の実像②「中四病」による放任と過干渉 自分は選ばれし者なのだ…。「中四病」の管理者がもしそのような妄想を膨らませて、自分が何か特別な力を手に入れたと勘違いしているのなら、中二病をもじったこの呼び名も、案外的外れではないのかもしれない。 管理者は、確かに専門職の中から選ばれた役職だ。そこは否定しない。ただ、役職は特別な力などではない。単なる役割である。役職と権力は別物だなどというナイーブなことをいうつもりはないが、少なくとも役職者は、役職は役割に過

          【マネジメント連載企画vol.3】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)

          【マネジメント連載企画②】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)~

          第1章 陥穽(おとしあな)の実像➀ 「落とし穴」はどこにあるのか 落とし穴の場所は特定できている。 それは、介護職キャリアパスの途中にある「マネジメントコース」の入り口にある。ベテランの大半はこのコースを選ばず、「専門職熟練コース」に行くのだが、経営層や現管理者から管理者昇格を打診された者、あるいは自ら手をあげて認められた者は、マネジメントコースの方に歩を進める。その足下に、深い穴があいているのだ。 この落とし穴は、一見、地面があるように見える。いや、実はよく見れば雑な

          【マネジメント連載企画②】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)~

          可視化の重要性、そして夢を志へ

          2023年7月に高齢者住宅新聞社が企画し、東京ビックサイトで開催された「住まい・介護・医療展」に講師として参加させて頂きました。複数の講師が集まるような大きなイベントに登壇するのは初めてでしたので、大変良い経験になりました。 (但し、同時間帯の別のブースではセミナーが行われており、私の力不足が大きく、集客数があまり良くありませんでした。次回登壇する時は満席にしたいと思います。全国でもオンリーワンの企業に成長させ、いつでも人に集まってもらえる状態にするためにも、以下記載する事に

          可視化の重要性、そして夢を志へ

          【マネジメント連載企画①】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)~

          ~はじめに~ マネジメントできないという陥穽(おとしあな)継続の使命を果たせるか 介護経営には、落とし穴がある。それは、マネジメントできないマネージャーたちの存在である。 そんな管理者はレアケースだろうと、あなたは思うだろうか。入所・入居・通所系・複合系で年平均の稼働率が80%を割っているところや、訪問系で利用者数が減り続けているところ。年間離職率が20%を超えているところ。事故発生時に事故報告書を書かない職員が複数いるところ。たとえばこれらの事業所には、筆者の経験上、マ

          【マネジメント連載企画①】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)~

          次世代経営者の奮闘記【序章】

          入職10年の節目を迎え、「夢」の実現へ ※この記事は2022年4月のコラムの再掲です。 2022年4月1日をもって、当社に入職して10年を迎えました。 この10年を振り返ってみると、月並みですが、本当に周囲の方々に恵まれ、運が良かったなぁという感想と、強い感謝の気持ちしか出てきません。 なぜなら、自分自身その時々で十分な対応や判断が出来ていたのか振り返ると、あの時こんな知識があればもっと適切に対応できたのに、もっと的確に判断できたのにというシーンが思い出されるためです。

          次世代経営者の奮闘記【序章】

          プロスポーツ✕HR 両方選ぶと言う「第三の選択」

          はじめに 株式会社エクセレントケアシステムでは、9都府県において有料老人ホーム、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援事業所等、多種多様な介護事業を展開しています。 介護業界には様々な業務があり、弊社では介護の現場で活躍する介護スタッフをはじめ、その業務を支える総務、労務、経理、広報や情報システム、人材開発・採用などのバックオフィス業務も重要な役割を担っています。 正社員雇用で働きながらプロ選手を目指す 本社徳島オフィスでは、人材開発部採用課での業務を行い

          プロスポーツ✕HR 両方選ぶと言う「第三の選択」