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#16 ムィ - ファミレスで高齢者に萌えて介護士に - 人生観は"みな同じ"

老人ホーム入居者の方とケンカし泣きあったエピソードを持つ今回の語り手

小さい頃は絵を描くのが好きで漫画の専門学校へ
今でも絵の関わりがあるようです

厳しい日本料理店でも働き人生の学びが多い
語り手の人生を覗いて見ませんか?

💡最後に購入特典として音声データもあります。

専門学校(マンガ学科)へ行くまで

ケンケン 08:03
こうインスタを拝見すると、めちゃくちゃ絵上手いじゃないですか。
僕からするとめっちゃ 絵うまいなと。

そういう学校に行ってたんですね?

ムィ 08:29
そうなんですよ

絵が好きで

ケンケン 08:41
やっぱり絵が好きで、この高校の時に進路どうしようかってなって、そういう学校に行ったって感じです?流れというか。

ムィ 08:52
そうですね、なんかあの えっとね、私が入ったのが漫画学科ってとこだったんですよ。専門学校のああだからほんまに漫画家目指す子らが入ってるとこだったんですけど、私は漫画家じゃなくて、あの

えっと、小説の挿絵とか、うん。あの、キャラクターデザインとは、イラストレーターさんの仕事ですよね。とかに行きたいなっていう風に 思ってたけど、なんかその、何がなんでもなるっていうほどでもなかったと思うんですよ。

多分、どうしよっかな行こっかなぐらいで、高校卒業して。

専門学校を2年で卒業してからは、もうそんなになんかこう、こうなんでしょう。

ご飯食べていこうまではだから、自分の想いが多分ほんまに中途やったんやと思うんですよ。

ほんまにあのがっつりこう目指してこうと上京する子もいれば、うん。まあ、私と同じ感じでどうしようかなっていう子もいたり、まあ、趣味でっていう子もいるし、って感じでそうですね。

絵は、もうずっと昔から幼少の頃からずっとお絵描きが好きで、多分ずっとその描いてない日がなかった。

2、3、2、3歳ぐらいから1日も下手したら欠かしたことないから。

ムィ 10:46
あの落書本売ってるじゃないですか、100均とかでも、子供が使ってるようなやつあれとかもあれとかをずっと買って買って買って、ウンガーって描いてくみたいな…

ですかね。なんか、落書き帳が切れそうになると、不安なんですよ。
すごい不安でガタガタガタしたんですよ。白い紙がないみたいな

ケンケン 11:16
もう書けないわみたいな?

ムィ 11:18
そうなんですよ、なんか、チラシの裏とか探し出すんですけど、買いに行く次の日みたいな感じですかね。
なんか、ライフワーク言ったら、もうちょっと言い方かっこよすぎですけど、もうなんかだからずっと欠かさずな感じのことやったんで

現在の絵の関わり- LINEスタンプ・似顔絵作成 -

ケンケン 11:41
そこと、仕事は結びつかなかったって感じなんですかね?

ムィ 11:53
そうなんですよだから、ほんとにね、もう、 なんか、絵の仕事に就きたいっていう思いがあったら、多分ま、なんか、そのそれに向けての行動は多分ずっと続けてたんだろうけど、 1回東京に持ち込みに行ったんですよ。

ケンケン 12:10
あ、てことはちょっと地方に住んでらっしゃってて、で?

ムィ 12:14
あ、そうですね、兵庫なんです。

ムィ 12:18
で、そういうのが専門学校であって、ああ、なるほど、持ち込みツアーみたいな、先生らが企画してで、それぞれ会社にアポ取って、 あの見ていただくっていうのがあって。

それを見てもらった時に、まあもちろんだけど、それはダメ。あの、何社か見てもらったんですけど、ダメだしとか、いや、これはちょっとな、とか、色んなそのご意見いただいて、でも、そっから

そんなになんだ。じゃあ持ってこう。また。

みたいな風にはなんか私の中でならなかったからなんでしょうね。

憧れはするんですけど、今もあえて絵で稼ぐっていうことに関しては憧れはするけど、 多分そんなに自分の中でカチってはまるもんじゃなかったんかな、みたいな。

ケンケン 13:13
ちなみに、その東京の会社に持ち込みって漫画とかいろんな雑誌とかそういう会社さん?

ムィ 13:24
そうですね。あの、ライトノベルとか

売ってるとあの差し絵とかの方だったんで、違う会社の友達とかだったら、ほんとに集英社さんとかの漫画を書いてきてるので、他のとこに持ち込むとか言ってましたね。
あ、あれはまあ貴重な体験というか。

ムィ 14:40
今ね、あのstand.fmの中でお知り合いになった方のLINEスタンプをあの作成中って言ったら、ちょっとあれやけど。

あの、試案してこう書いてる途中なんですけど、なんか こうなんでしょう。なかなか、その人のイメージにカチってするような描き方と塗り方ができなくて。あ、 全然もう完成が遅れまくっちゃってる状態なんですよね。

えいちゃん(リスナー)のはね、すごいなんか、あの、お写真をインスタで見て

えいちゃんが何気なく言ってくれたんですかね。

「なんかムィさん描いてくださいよ」みたいな感じで。

で、それがそのほんまに頼んでたんか頼んでないからわかんないんですけど、あの、えいちゃんを描きたいなって思って、いい写真だって思ってんで、 なんかえ笑顔めっちゃ笑顔っていう。

そのお写真ではなかったんですけど、その実際のお写真はでも、まあ、えいちゃんの雰囲気ってこんなだよなって思ってて

ケンケン 15:41
自分でこう自分の捉え方でこう描き直してじゃないけど

ムィ 15:47
そうだね

ケンケン 15:48
え、すごくいいっすよね。なんか

はまるとか。さっきからワード出てきてますけど、ノルと結構早くかけちゃうんですか。

逆にハマらないと迷走する?

ムィ 16:08
あ、でもあるかもしれないですね。それ確かに、特にあのなんでしょう。

そのスタンプを作成させていただくと、私も人生で初めてなんでその緊張というか、こうちょっと固くなっちゃうんですけどね。普段のその落書きというか、描いてたり、全部描きたいものなんですけど。

結構緊張感なく描けるものだったら、わーいって描ける。

自分のアイコンとかもこれ多分10分ぐらいで。

ケンケン 16:45
ええ。あ、そうなんですね。

これ。ちなみになんかソフトとかあるんですか?
なんか、こういうイラストソフト。

ムィ 16:54
ないんすよ

ケンケン 16:56
どうやってこう画像化してんだろうな、みたいなのがすごい気になって。

ムィ 17:02
これね、写メなんですよ。

あの、うちないんですよ。
ipadとか、あのパソコンとかソフトがないんですよ。
ソフトもだから全くなくて、で、自分でこれシャーペンで書いたんすけど、全然もうシャーペンで書いたその黒縁なものを

写メして、その黒っぽいとことか、汚れてるところっぽいのをちょっとこう。加工して。

それからお絵描きアプリを使って、そのアプリを携帯であの、なんか あのなんだろう。ペン安いタッチペンで塗り塗り…

ケンケン 17:45
で、元はリアルのそのなんか 紙かなんか書いて、それを取り込んで、アプリ
に、それを編集する?

ムィ 17:57
そう。あの線画がどうしても、やる人はやってるかもなんですけど、ま、iphone特にちっさいですし、どうしてもそのデジタルのものなんでしょう。線画がもう難しく。

ケンケン 18:09
あ、ごめんなさい線画ってちなみにどういう?

ムィ 18:13
えっと、 えっとですね、例えばま、例えば、今ここにあるえいちゃんの絵とか、あの、私の絵とかのだから、色を全く塗ってない状態です。白黒の状態、 ベースになる線のを、ま、あの、それもデジタルであのタッチペンとかであの描いたりする方もいらっしゃったり、ま、ipadとかだったらね、大きいから、もう次にこう。

そのお絵描きのアプリを開いて、描き描きってできるかもなんですけど、 それはちょっと私には厳しいので。あの、シャーペンで、その落書き帳に描いた絵をパシャって取って、っていう感じで。

ケンケン 18:54
そうやって作ってるんですね。

介護職へのキッカケはファミレス!?

ケンケン 20:26
じゃあ、そのあとちょっと聞いていきましょうか。
その専門、卒業して、じゃ、就職とかは結局どうなっていったんですか?

ムィ 20:41
バイトですね、バイト三昧でした週7やったかな

あの専門学校の途中からバイトしてて、 で、その後もまあどうしようかなと思って。

で、その時にね。なんか、ファミレスのバイトとカフェのバイトを掛け持ちしてたんですよ。

うんで、接客楽しいなって思ってきて、 あのお客様にその対応したりとか、するのがすごい楽しいな思って、結構あの特にカフェの方が そのなんだろう。

接客に対してのそのスキルっていうか、力入れてたところで厳しかったんですけど、でもすごい楽しいから『接客業悪くないな』と思い出して、仕事にするのに。

ずっと。まあ、アルバイトを掛け持ちして、まあ、あの弟がね。ちょっと私立の高校に入ったってのもあったんですけど、あの、結構学費がお高めなので、 ちょっとでも足しになったらみたいな感じで、なんか掛け持ちしてたのもあるんですけど、 で、その時にカフェだカフェの方かな。

カフェの方で、あの近くの高齢者施設のあの入居者様と多分スタッフの方かな。

あのお茶をしに来られて、うんで、その時にうわ『高齢者の人めっちゃ可愛いな』って思って、こうじろじろじろじろ見てたんですけど、あの、ああいう方のそばで、お世話できたら毎日お会いできたら最高やなと思って。

はあはあはあはあ思いながらちょっと見てたら

「介護の仕事したらいいんちゃん?」って言ってもらって

ケンケン 22:43
あ、誰から言われたんです?

ムィ 22:45
あの、バイトの人ですかね。

ケンケン 22:47
ああ、そういう話をしてて、なんかいいよねみたいな?

ムィ 22:52
そうなんですよ。なんか、ムィちゃんなんかめっちゃ会いそうじゃないって言ってで、ああ、そうかみたいななるほどなって言って、 ヘルパー2級を今だったらね。

初任者研修っていう別のあれになってると思うんですけど、 まず、その時でいうヘルパー2級を取って、うんで、介護の方に行きました。

ケンケン 23:18
ヘルパーの2級とか、資格を取ってないと、基本的にはそういう介護のお仕事にはついていけないんですかね。一般的に?

ムィ 23:28
いやつけますね。 多分無資格でそのえっと、現場に入ってって、慣れてる慣れてってで、その間また勉強とね、仕事とどっちもしつつ、試験を受けるっていうのはできます。

あ、 うんね、私はとりあえず先にこうもう何も知らなかったんで、その前にちょっと勉強してにしようかなと思って。

うんで取ってから 最初にそうです。病院に就職しました。そうなんです、 そうそうそうそうだから、動機が不純不純だ、不純だなって思います。おじいちゃん、おばあちゃんが可愛いなって

ケンケン 24:20
いや、不純じゃないとは思うんですけど

ムィ 24:27
ほんまですか。いやか可愛いなんかもうあんあんま可愛い可愛いって言ったら、ちょね目上の方に対してあれなんですけど

可愛いな可愛いなと思って、スタッフさん何こいつって思ってたと思う。

めっちゃ見てくるやんって思ってたと思うんですけど

ああいう風にこうおそばで、まあお手伝いさせていただける仕事やいいなって思って…

どっちかって言うと、ちょっと興奮とか、性的な意味もちょっと入ってくるから、「可愛いなあ、萌え」そっちですね。

ケンケン 25:25
ちなみに何歳ぐらいの時に就いたんですか?

ムィ 25:37
23ぐらいですかね。多分初めてその療養病棟って病院に。あの初めて看護助手か、 看護師さんのお手伝いとか、ベッドメイキングとかに追加してもらえたんが、その時初めてで。

一度介護職を離れる

ケンケン 26:03
じゃ、もうそっからずっとこうやられる感じですかね。

ムィ 26:08
そうですね、ずっとですね

そう1回離れたんですけど、介護はしんどくなってて、また結局戻る。

ケンケン 26:24
それは何が大変だった?

ムィ 26:29
えー、なんだったかな。

その病院で働いて、病院でおった後に病院を辞めて、その高齢者施設というとこでま。色んなところの施設で経験を積みたいなって思ってたんですよ。

介護って一口に言っても、いろんな場所があるんで。

で、次は有料老人ホームに行ったんですよ。

老人ホームの方に行かしてもらって、で、そこが また結構あのカチッとしてるところで、研修もだし、その なんだろうこう。

毎日の業務もそのなんか入居者様のご要望を聞くのも、結構ビシバシやってるっていう感じで、なかなか大変やって。

そこで、フロアリーダーにもなったりとかもしたんですけど、多分そこもだからな。なんかこう他のとこもしたいなとか、一旦介護離れたいなって思って、 そこも3年ぐらいおった。3年ぐらいからやめて。

ムィ 27:51
で、日本料理屋に行って…

ケンケン 27:56
ほんと離れちゃったんすね。

ムィ 27:59
ぎゅんって離れちゃったんです

ケンケン 28:02
それはなんすかね、もうストレスじゃないけど、がっちりこう。
3年ぐらいやって、 ちょっと他の世界も見たいなっていう心境だったんですか?

ムィ 28:13
ですね。

で、またどうしてもそのバイトしとった時すごい楽しかったんで、飲食のお客様接客対応させて、接客がすごい楽しかったんで、うんしたいなって思ってしまって、ああ、もう1回もうもう1回ちょちょちょっと行ってみたいってなって。

ケンケン 28:30
なんか疑問なんですけど、、介護のお仕事も人と接するじゃないすか、ある意味接客かなって。
そこはやっぱりその飲食とかの接客、そういう接客は自分の中で違ったんですか?

ムィ 28:46
ああ、どうでしょう。
あの、高齢者の方の あの接客っていうかね、そういうのも間違いなく、もう接客どっちも接客やから、結局はサービス業ですから、一緒なんですけどね、あの、 なんて言えばいいのかな。

ま、あの介護やってたらもうあるあるかと思うんですけど、まあ、もう人が足りなくなってきたりだとか、あの人間関係がスタッフの スタッフの人間関係が結構うまくいかなかったりする場面が色々。

やっぱ出てきたりするんですね。でも、もうチームプレイなので

なかなかそう。それが続いたりとか、そういう問題が長引くと結構しんどかったりあるんですよね。

でも、そのまえ大きかったのは、そのフロアリーダーした時に、 あのま、ちょっとこう強めの新人さんが来たりとか…

ケンケン 29:47
強めっていうか、性格あたりがきついっていう感じ?

ムィ 29:51
当たり、そうですね。
そうですね、で、なんか私のことをまあ、その なんでどっちかというと、女性的な意味で気に、男の子だったんですけど、女性的な意味で好きになっちゃった子がいて、うんで、なんかそのあれで、まあ、なんか

他のスタッフに対応してたら嫉妬したいな。なんかわかんないんですけど。

で、入居様に強く当たったりとか、そのストレスを ま、結局いなくなったんですけど、うんで、なんかそういうこう あのビシッとしなきゃいけないのに、こうなんか私もぽやっとしてるんで。

だから、ちゃんとなんかその根底っていうか、根底ができてなくて、グラグラグラグラしてて、すごいストレスばっかりたまっていって、なかなかこうスタッフをまとめるの難しいなって…

ムィ 30:45
1回まあ、あの引き継ぎで、他の あの人にリーダーをお願いして、で、しばらくは現場にいたんですけど。

まあでもね、なかなかまああ、この問題落ち着いたかなって思ったら、次の問題があってくるという感じで…まあそこはね、もちっとどの世界でもあるとは思うんですけども。

職場の雰囲気がいい時もあれば、悪い時もあるだろうし、うんで1回だからそういうこうのから離れたかったのかもしれない。

でも、また介護したら同じようなところになるんじゃないかなと思う。

日本料理店時代 - 厳しくもカッコいい姉さん -

ケンケン 31:28
ていうので離れて。日本料理?

ムィ 31:47
そうなんです。そこがめちゃくちゃ厳しかった

ムィ 31:56
でもほら懐石料理やから、そらある程度は厳しかろうとは思ってたんですけど、興味があって、作法とか着物とかって。

お客様にその懐石料理をお出しするとか、その部屋の入室の仕方とか、箸の置き方とか。うん色々 でもすごいんだろ。楽しかって、そこはすごい学べました。

ケンケン 32:30
そういうところが楽しかったですか?

なんか、自分が今までいたファミレスとかカフェとかとまた全然違うじゃないですか。

だから、その自分の知らない世界ってったんですけど、そういうところがあって、学べて楽しかった?

ムィ 32:46
そうですね。

まあ、あのお料理のことも、もちろん勉強させてもらったんで、楽しかったですし、あのお魚のとことか、お作り1つとかでも、あと懐石の出す順番ですとか、四十九日、初七日とか、色んなのがあったり。

ご法要だったら、こういう風に対応とか、お祝い事だったら、こういう風に対応とか、 お部屋のその位置はここがいいとか。いろんなの。

お酒の割り方1つからあの熱燗とかね。そのお酒の種類だったりとか。

最初と最後のご挨拶、そのお部屋を担当させていただいた時のご挨拶だったりとか。

そうですね、それはなんか徹底的にし込まれますし、込まれましたね。
もうシンプルになんかもう昔のあの姉さんっていう姉さんって呼んでますけど、姉さんがいて、 結構お年行ってる方なんですけどね。

若姉さんみたいな人がいて、ママとチーママじゃないけど、ええ人がいて、その2人がめたくそ厳しかったんですよ。

今までもちろんその介護で病院でも有料老人ホームでもそうですけど。あの素敵な人に出会ったけど、その姉さんらにおうて、結構 なんかあの、なんだ。

一切オブラートに包まんとビシバシしてくれるから、そのなんだ。
厳しいけどもで、また仕事ぶりがすごいかっこよくて

もう陰口ちゃいますもんね、全部言うてますもんね。
厨房でもそれ言うてんのまる聞こえなんですよ。

でも、すごいかっこよかった。誰よりも仕事して、やっぱ丁寧というか、結構きゃあって怒った後でも、お客様の周りではほんとにこう穏やかな笑顔で対応されてて、あーすごいなと思って。

介護とは別のほんまのプロの姿を見たっていう感じでしたね。

ケンケン 35:33
そこは何年ぐらいっやって?

ムィ 35:36
そこは2年半ぐらいですかね。

なんか、店閉めるってなっちゃって、 社長が店閉めて、あの、「なんか別のことをやりたいねん」みたいなこと言いはって、「あ、そうなん」みたいな感じで。

で、その店、 その日本料理屋のその店をこう閉店するとなって、次そこにあの別のその和食料理屋もうちょっとあのライトな感じの。

そのガチガチの懐石料理じゃなくて、もうちょっとライトな感じの和食の会社がそこを使いたいと。

そこでさしていただきたいということで、だから、引き継ぎがいるくなったんですよ。

うんで、 そこをずっとあのこっちの懐石料理のお店をずっとご利用してくださってたお客様がいらっしゃったんで、まあそういうお店になりますとか、あと えっと、例えばおせちです。

とか、そのイベントイベントとかで、ご利用してくださってたお客様にま、お手紙とか。ご連絡もしなくちゃいけない。

で、結局その後は次にやってきた和食料理屋でも、ちょっと引き継ぎのため働かせていただいて、 うん。またそこのあれも覚えなきゃいけないんですけど。

で、ある程度ま働かしていただいてから、いただいてる途中にまた介護戻りたいなって。

旦那さんとの出会いと尊敬

ケンケン 37:22
結婚どのあたりで?

ムィ 37:26
わかりにくいですね。
結婚はえっと、前の有料老人ホームで、あの今の主人と会いまして…

日本料理屋に勤める時にはもう同棲はしてて、同棲ちょっとしてから結婚。

ケンケン 37:52
そうなんですね、なんかどうやってちなみに知り合ったんですか?

ムィ 37:59
主人とですか。、えっとね、私の私えっと、1階、2階、3階って3階建ての有料老人ホームだったんです。

1階のリーダーやったんですよ、その時に主人。
で、私その下のスタッフやったんです。

ケンケン 38:16
ああ、リーダーがご主人で、その、下についたって関係だった。

ムィ 38:22
が、私だった。
うんで主人、その時あの新婚さんやったんです。

そうなんですよ。

で、それもなんか介護関係で知り合った方やったらしいんですけど、ま 一緒に働いてて、で、1年ぐらいかな。
経った時にあのまま離婚するかもという。

聞いて、え、ああ、そうなんですか。みたいな感じでま、そのまま離婚されて。

そうですね。『ああ、こんなええ人でもなんかいろんなことがあるんやなって』、私はちょびっくりして

で、まあそこからまあ色々こうなんでしょう。ま、仕事も続けていって、うんまあみんなと飲みに行ったり、うんま、その人との行ったりとかあって、まあ、お付き合いすることに。

ケンケン 39:23
ああ、じゃあもう最初からこの人ええ人やなみたいな感じはあったんです?

ムィ 39:31
そうですね、もちろんええ人やなもあるし、なんかなんでしょう。

なんか、介護のその考え方というか、基盤というか、すごいしっかり持っていらっしゃる方で、もうあの病院はとりあえずスピード命というか、もうそれやむを得ないんですけど。

お風呂場でもおむつ交換でもスピードみたいな。早く早くみたいな。もうおら!ってこう回るって感じ 。でもーくたくたになって帰るという感じで、そのね、うん。

患者さんともちろん その話したりしないことはないですけど、やっぱゆっくりこう人1人を、っていうのもなかなか難しくて、その老人ホームに行った時はあの1つ1つ。なんで、この人はこのケアをしてるのかっていう。なんか、ケアの理由をめっちゃ言ってくれる人やったね。

でもあんまりないんですよ、そういうの実は、なんかこの方はこうこうこういうケアしてるから。じゃあ、次この人ねっていうのが大体普通かなとは思うんですけど、 この人はなんでここで足を上げてはるっていうかというと、とか、なんでこの人はこのおむつ使ってるかというと、みたいな感じで

細けえなとかちょっと思ってたんですけど、でも、その仕事してったら、なんで理由を知るべきなのかっていうのは、あ、 あれ言うてたんはこれかとか、わかるんですよね。 だからああ、なるほど、こういうことだったのかと。

だから当たり前って当たり前かもなんだけど、大切なんだなと。

ムィ 41:16
だから、そこそこが結構

ケンケン 41:18
尊敬できるみたいな?

ムィ 41:21
尊敬します。ああ、今でもそうですね、だからなんでしょう。彼氏であり、主人であり、上司なんですよね。あ、 それがずっとうんだから、どれかが欠けないんですよ。

介護職へ復帰

ケンケン 42:10
で、それで介護にまた戻りますってなって、それは、もう ご主人と同じところにまた戻るんですか?

ムィ 42:29
(違う場所に)私はえっと、グループホーム。

えっとね、少ないんですよ人数はえっとね、何名何名以下やったかな。なんか、 規定があるんですけど、18名以下だったかなんで、えっと、大体のざっくりな作りです。あの2階建ての9名様、9名様計18名様みたいな感じの やつなんですけど、グループはまあ、認知症があると入れないんですよ。

体が不自由でも、認知症がなければ、認症と認定がされなければ、うん。

基本ご入金は無理っていう場所なんですけれども、そこに勤めさせていただいて。

でまた。そこで勤務はさしていただいてたんですけど、まあ妊娠してうんで、出産があるからまあ、あの1回やめまして。

うん で、ある程度子供が大きくなってきて、うんで、どうしようかな。でもなって思って、その子供がちっちゃいし、幼稚園の時間だけってなると、ものすごい時間が短いんで、 介護きついかなって思ったんですけど、そのグループホームの人が呼んでくださって…

あの短くていいんで全然来てくださいって言ってくださって、で、ちょっと復帰してという形で

ケンケン 43:57
あ、またグループホームに?

ムィ 43:59
またその同じとこにに行ってっていう感じですかね。
なんか平坦ですね。なんか自分で語っといてなんやけど、めっちゃ平坦。

ケンケン 44:13
いやいやいやいや、僕からしたら結構山あって谷にあってみたいな。

印象深い記憶 - 入居者Sさんとケンカしお互いに泣きあった -

ケンケン 44:59
ちょっとまだ色々聞きたいことあるんですけど、今まで1番熱中して頑張ったことってあるんですか?

ムィ 45:08
今まで1番熱中して頑張ったこと

ああ、でも仕事ですかね。

ケンケン 45:29
なにかエピソードがあります?

ムィ 45:46
そうですね、私がそのあの主人とあのお会いした、有料の方のが1番 こうなんだろ、いろんなことがあったし、まあまあお勉強もさしていただけたし、 エピソードもありましたかね。

Sさんっていう方がいらっしゃって、うんで、そのSさん が結構癖の強い方ってんですよ。女性の入居さんなんですけど、で、車椅子半身麻痺の目がほとんど見えないのか?でもよう覚えてはるんですよね。

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