リピート率を上げるにはブランドブックが入っている同梱物がポイントだ!
昨日のブログ、同梱物が以外にも反響があったので、このネタを違う角度からもう一度、おさらいをしておきます!
その前に広告と販促の2つを意識する必要があります。
広告=新規顧客の獲得
販促=既存顧客の獲得
広告で新規を獲得した後に既存のお客さまから優良なお客さまになって頂くためのカスタマージャーニーを事前にMAPしておく必要があります。
その第一は、初回の同梱物です。
よって、必ず入れるべき7つの同梱物のツールについて共有しておきます。
通販企業が入れるべき同梱物とは何でしょうか?
1.ご挨拶
初回購入という接点をいただいたことへのお礼を伝えるツールです。
一般的には代表取締役からのお礼の手紙という体裁をとります。
ポイントは、私信型にする、ということです。最高な方法は、手書きすることなんですが、実際には、運用はできません。
よって、手書きしたものを複写するのがオススメです。
2.納品書および振込用紙
使用するASPの決済会社によってもフォーマットが決まっているため、ここは、LTVには影響を及ばしませんが、必要なツールです。笑
大手通販会社は、ポイント数、会員ランクなども記載していますが、小さな会社で価値提供をしていて、ポイントシステムに依存をしていないのであれば、ここはスルーしてみてください。
3.ブランドブック(コンセプトブック)
同梱物の中でも、重要になってくるのがブランドブックです。
あなたの会社は、ブランドブックを同梱していますか?
こんな会社があるクライアント様とありました。
西村さん
お疲れ様です。
ブランドブックの打ち合わせをしておりますが、西村さんが弊社をイメージすると、サイズとページはどのくらいがよろしいですか?
私の感覚ですが、
・仕上がりA5サイズ
・12ページ
内訳)
・表紙・背表紙2ページ
・〇〇が語っている 2ページ
・△△・※※の考え理論など 2ページ
・◇◇+2ページ
・商品Aページ
・商品Bページ
・お客様の声 1ページ
で考えています。
私は、こう回答を致しました。
私が考えるページ数は、16ページです。
追加コンテンツは、
健康寿命と●●について、
●と▲▲、協会について、会社について、
メディア、書籍について、を入れると
物販比率が下がり、ブランディングブックになります。
実は、ブランドブックに力を入れている通販企業というのは驚くほど少ないです。
では、下記、もっともシンプルなブランドブックの構成をご紹介します。
ブランドブックの代表的な構成
・表紙&裏表紙/2ページ
・なぜ?/メディア・書籍/2ページ
・会社の理念・ビジョン/2ページ
・商品コンセプト/2ページ
・付加価値ポイント、成分、こだわりストーリー/4ページ
・お客さまの声/2ページ
・よくあるご質問/1ページ
・商品情報・価格表・スペック/1ページ
ブランドブックは、別名読本と呼ばれるようにコンテンツが豊富で非常に重要です。
4.お客様の声
意外と忘れがちなのがお客様の声です。
お客様の声は、商品の効果を保証すると同時に、会社の信頼性を証明する強力なツールだけではありません。
新規のお客さまが少し先を行っている先輩のお客さまのフューチャーペイシングになるわけです。
手に入れることができる世界を先取りできるわけです!
提示するお客様の声を同梱することを、絶対に忘れないようにしましょう。
5.使い方
リピート系の商材の場合は、例えば、化粧品等は必須ツールです。
「朝使うのか、夜使うのか?」「洗顔の後なのか、それともセットで使用するのか?」
など、本当に色んな使い方をユーザーはしています。
できるだけ詳しく紹介をして案内してください。正しい使い方をしなければ、商品の効果は十分に発揮されません。
効果が発揮されなければ、お客さまがリピートしてくれる確率は低くなります。
効果とは、習慣化という言葉に置き換えても大丈夫です。
効果を実感してもらうためにも、使い方はできるだけ作り込んで、魅力的に作ってくださいね。
私が長い歴史の通販ビジネスにかかわっている中で、今もベスト10に入っている使い方は、デコルテ用のクリームをお尻に塗っているケースがあったのです。
つまり、余ったクリームをお尻のヒップアップに使っていたのです。
6.定期啓蒙
ネット通販の定期購入の売り方は、儲けのキモでもあります。もはや定期コースで買わないのがもったいない、と思ってもらえるようなオファーを組み合わせればベストです。
大手通販の場合は、
・定価よりも●%オフ
・送料無料
・使えば使うほどお得になる
など、定期購入のメリットを伝えるコンテンツを作ってください。
重要なのは、これらのコンテンツを1枚単位の独立したチラシにすることです。
7.次回購入への紹介
アップサーブ(もしくはクロスサーブ)とも呼ばれているオファーになります。初回の同梱物が最も反応率が高いのでこの初回に全力投球です。
なので、顧客単価をあげるためにもこの初回のタイミングで運用してみてください。最後に重要な視点をお伝えしておきます。
それは、商品を「買う前」と「買った後」では求められる情報が異なるということです。
事前期待<事後評価
が重要なので、どんなコンテンツが必要なのか?は導線によって違います。
特に、購入後は、安全性や信頼性に視点が移っています。
買わない理由を潰しながら、商品を購入したお客さまのベネフィットを整理したコンテンツを提供することに全力投球してください。
それだけでリピート率はこれまでよりも格段に高いものになるはずです。
これらの同梱物を作りこむことであなたの会社のリピート率はどのくらい向上するのか?
60%のリピート率を達成することは私が支援しているお客さまの実績です。
もっと目先の数値で述べると、
同梱物のコンテンツを改修することで顧客単価が1.75倍以上になったケースもあります。
ぜひこの機会に自社の同梱物に足りないものがないかどうか、ぜひチェックしてみてください!
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