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なぜマーケティングにおいてペルソナが必要なのか?

その理由は、「顧客視点」の精度を上げることができることです。

現代のマーケティングにおいては、
自社視点ではなく、顧客視点で戦略を練ることの重要性が高まっています。

しかし、「顧客視点を持つことは重要だ」と頭ではわかっていても、
いざ施策の企画立案を始めてみると、

気づいたら自社都合でものごとを考えてしまっていた
…ということはよくあります。

そこで、ペルソナという具体的な顧客像を
明文化しておくことが生まれてきました。

ペルソナの○○さんだったらこのときは
こんな行動はしないのではないか?

○○さんはこういった悩みが背景にあるのではないか?
というふうに、常に顧客視点に立ち返って
施策を見直すことができます。

施策案を検討していても、担当者間で考えが合わず、
意見がぶつかることはよくあります。

折り合いがつけられない原因のひとつに、
マーケティング担当者間で頭のなかで描いている
顧客像が実は少しずつ違っていた、ということが考えられます。

あらかじめペルソナをつくって関係者で議論を交わしておくと、
共通した人物像を形成することができます。

企業はマーケティングとしてさまざまな施策をおこないますが、
そのなかには、手間をかけている割には
いつの間にか始めて、何のためにやっているのかわからない施策は
ペルソナをもとに顧客提供価値を改めて見直すことで排除します。

その結果、業務効率を上げることにも寄与します。

実際のペルソナ作成の6ステップは

1)ペルソナ候補をリストアップする
2)作成対象を決める
3)暫定ペルソナをつくる
4)裏付けリサーチをする
5)正式ペルソナをつくる
6)定期的にペルソナを見直す
です。

作成する上で大切なことは、ペルソナを自分たちにとって
都合がよい理想的なユーザーとして考えないことです。

実際のユーザー像とは乖離してしまい、
効果的なアプローチが導き出せない可能性があります。

先入観を排除し、「こんなお客さんだったらよいな」
という理想ではなく、
「具体的に買う可能性がある人」を意識するようにしてください。

差別化ポイントを検討うえで着目すべき点
⚫ 重要なことは売ることではなく選ばれる(選ばれ続ける)こと
⚫ 顧客にとっての「価値」は商品そのもの?
あなたの商品やサービスはお客さまに「どんな価値」を提供しているのか?
今、顧客はあなたの「何に」「どんな価値」を感じて購買してくれているのか?
です。
ここを探るがポイントです。

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