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SNSにおける現状と展望(約10,000文字)

まず、今回各内容はSNSにおける現在の状況と今後SNSを使ったサービスなどの展望をまとめようと思い書き綴っている。

昨今のSNSは一昔前に比べてかなりSNS自体の数が多く、どれを使ったらいいか悩むほど、細かく細分化され、発信の仕方も大きく変わってきている。

今回もかなり文量を書いてしまっているので、もし読んでいただいているフォロワーのみなさんや初めて読む方は”目次”の好きなところだけ読むだけでもいいと思う。この中で少しでも何かの参考になってくれたらいいのだ。


では、ここから本題に入っていこうと思う。
実際にたくさんの方がSNSを利用する中、SNSの発展とともに多くの問題も浮かび上がってきている。そこで、現在のSNSをまず知っていただくために、SNSの現状について軽く触れていきたいと思う。
まず、簡単にSNSとは?という気持ちで読んでいただきたい。

第1章:SNSの現状

SNSの定義と歴史

SNSにはたくさんの種類がある。ここではSNSの種類と概要について話していこうと思う。今回は「facebook・X(Twitter)・Instagram・LinkedIn・TikTok」を主に書いている。しかし、それ以外にもある一定のものに特化したSNSも存在する。例えば、バイクに特化した「モトクル」←android用
また、声に特化したSNS「Spoon」などがある。
ここでは、双方向のコミュニケーションが取れる王道SNSについて書いた。

  1. Facebook
    Facebookは、2004年にマーク・ザッカーバーグによって設立され、世界で最も多くのユーザーを抱えるSNSの1つである。個人プロフィール、友達の追加、ページの作成、グループ参加などを通じて、facebook利用者は様々な方法で相手とつながり、コミュニケーションを取ることができるようになっている。Facebookは広告プラットフォームを広告主に提供しているため、ビジネスシーンにおいて重要なマーケティングツールともなっているSNSである。

  2. X(Twitter)
    X(Twitter)は、短文の情報発信(ポスト)が特徴で、リアルタイムな情報共有が可能です。140文字の制限がかつてあったが、後に280文字に拡張された。X(Twitter)は特にニュース、エンターテイメント、スポーツなどの分野で情報の迅速な共有に向いており、ハッシュタグを活用したトピックの追跡が行われている。ただし、フェイクニュースや悪用する方も多く、情報の精査が必要であり、twitter社をイーロンマスクが買収し、Xになったことも大きな話題である。

  3. Instagram
    Instagramは、写真やビデオの共有が中心で、視覚的なコンテンツが重要な役割を果たします。ユーザーはフィードに画像やストーリーを投稿し、フォロワーとのインタラクションを楽しむことができます。また、ハッシュタグの使用が広まり、特定のトピックや興味を共有するためのプラットフォームとして成長しています。

  4. LinkedIn
    LinkedInはプロフェッショナル向けのSNSで、ビジネス関係の構築、キャリアの展望、求人情報の閲覧などが主要な要素のSNSである。ユーザーは自分の履歴書やスキルをプロフィールに記入し、業界の専門家とつながりを関係構築を行うことができる。LinkedInはビジネスネットワーキングに欠かせないプラットフォームの一つとなっており、日本でも少しづつ利用者が増えている。

  5. TikTok
    TikTokは短い動画コンテンツを共有するためのプラットフォームで、音楽やエンターテイメントが中心です。特に若い世代の間で爆発的な人気を博し、クリエイティブなビデオコンテンツを簡単に制作・共有できることから、短時間で多くのフォロワーを獲得するクリエイターが登場しています。

これらは主要なSNSプラットフォームの一部ですが、他にも多くのプラットフォームが存在し、それぞれユニークな利点と特性を持っています。SNSはコミュニケーションの新たな次元を切り拓き、情報共有やつながりを強化する役割を果たしています。

1-1.現在のSNSの主要プラットフォーム

現在、SNSの世界には多くのプラットフォームが存在しますが、主要なものは以下の通りです。

Facebookの特徴: 世界で最も多くのユーザーを抱えるSNSで、個人プロフィール、ページ、グループなどを提供しています。

Twitterの特徴: 短文のつぶやき(ツイート)が特徴で、リアルタイムな情報共有が可能です。

Instagramの特徴: 写真やビデオの共有が中心で、視覚的なコンテンツが重要です。

LinkedInの特徴: プロフェッショナル向けのSNSで、ビジネス関係の構築と求人情報が主要な要素です。

TikTokの特徴: 短い動画コンテンツを共有し、音楽やエンターテイメントが中心です。

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は、世界中の人々がコミュニケーションを取り、コンテンツを共有し、つながるための重要なツールとなりました。現在、多くのSNSプラットフォームが存在し、それぞれが独自の特徴とユーザーベースを持っています。以下に、主要なSNSプラットフォームを紹介します。

1-2.ユーザーの利用状況

SNSの利用状況は、地域、年齢、文化などによって異なりますが、世界的に見るとSNSは広範なユーザーベースを持っており、その影響力は増しています。以下に、主要なSNSプラットフォームのユーザーの利用状況を概説します。

Facebookの利用状況(約29億人/※2022年1月の「世界の主要SNSの月間アクティブユーザー数」)
Facebookは世界中で広く普及しており、さまざまな年齢層のユーザーが利用しています。特に中高年層からシニア層のユーザーに人気があり、友達や家族とのつながりを維持し、写真や生活の出来事を共有するために使用されています。また、Facebookはビジネスにおける広告プラットフォームとしても重要で、広告主にとって幅広いターゲット層へのアプローチが可能です。

Twitterの利用状況(約4億3000万人/※2022年1月の「世界の主要SNSの月間アクティブユーザー数」)
Twitterは特に若い世代から成人層まで幅広いユーザーベースを持っています。多くのジャーナリスト、著名人、政治家がTwitterを積極的に活用し、リアルタイムの情報共有や議論が行われています。ハッシュタグを用いたトピックの発見と追跡が一般的で、世界中でトレンドの洗練に寄与しています。

Instagramの利用状況(約14億7000万人/※2022年1月の「世界の主要SNSの月間アクティブユーザー数」)
Instagramは特に若い世代に人気が高く、視覚的なコンテンツ共有が特徴です。ユーザーは美しい写真やビデオを共有し、ストーリーやライブ放送を通じてフォロワーとのリアルタイムの接触を楽しんでいます。インフルエンサーと呼ばれる個人やブランドは、Instagramを活用して商品やサービスを宣伝し、収益を上げることができます。

LinkedInの利用状況(約9億3000万人/※2022年1月の「世界の主要SNSの月間アクティブユーザー数」)
LinkedInはビジネス関係の構築に特化しており、専門家やビジネスパーソンに広く利用されています。ユーザーは経歴やスキルをプロフィールに記入し、業界のつながりを拡大し、求人情報を探すためにLinkedInを活用しています。特にキャリア志向の個人や企業の人事担当者にとって有用なプラットフォームです。

TikTokの利用状況(約16億7000人/※2022年1月の「世界の主要SNSの月間アクティブユーザー数」)
TikTokは若い世代を中心に急速に成長しており、短い動画コンテンツが特徴です。クリエイターやユーザーはクリエイティブなビデオを制作し、音楽やエンターテイメントを共有しています。若年層において、TikTokはポップカルチャーやトレンドの発信地として大きな影響力を持っています。

SNSの利用状況は時間とともに変化し、新たなプラットフォームが台頭することもあります。これらのプラットフォームは、ユーザーに異なる機会と利点を提供し、個人やビジネスにとって重要なコミュニケーションツールとなっています。

SNSの利用状況は世界中で急速に変化しています。2021年の情報に基づいて以下に示すように、SNSは広範なユーザーに利用されています。

Facebookは約29億の月間アクティブユーザーを抱え、世界中で広く普及しています。
Twitterは約4億のユーザーを持ち、特にニュースやトレンドに関する情報共有に重要な役割を果たしています。
Instagramは約14億のアクティブユーザーを持ち、視覚的なコンテンツ共有が人気です。
LinkedInは約9億の登録ユーザーを有し、ビジネス関係の構築に利用されています。
TikTokは急速に成長し、約15億のダウンロードを記録し、若い世代に人気があります。

1-3.SNSの課題

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は、コミュニケーションと情報共有を可能にし、多くの利点を提供しますが、同時にさまざまな課題や懸念事項も抱えています。以下に、SNSの主な課題を概説していく。

  1. プライバシーの懸念
    SNSは個人情報の共有と公開を促進しますが、これはプライバシーの懸念を引き起こすことがある。ユーザーが過度に個人情報を公開すると、その情報が悪意のある人物に悪用されるリスクが生じる。また、SNSを通じて偽アカウントを作成される危険性もあり、データの収集や販売に関しても不透明性な収集や販売など危険性が高くなる問題がある。

  2. デジタル中毒
    SNSの使用はついては中毒性がある。ユーザーが長時間SNSに没頭することがあり、この中毒的な行動は、現実世界での対面コミュニケーションや日常生活に悪影響を及ぼす可能性がある。特に若年層において注目されている。スマートフォンの依存症との関連も指摘されているため、時間を決めて利用することを促したり、中毒にならない利用方法を指導する必要がある。

  3. フェイクニュースとデマ
    SNSは情報の迅速な拡散を可能にする一方、偽情報(フェイクニュース)や誤った情報(デマ)の拡散を助長することもある。特に政治的な偽情報は社会的不安や分断を引き起こす可能性があり、信頼性の問題が浮上しています。SNSプラットフォームは、偽情報の拡散に対する対策を強化する必要がある。

  4. オンラインハラスメント
    SNSは匿名性を利用して、インターネットいじめやハラスメントの場ともなっている傾向がある。ユーザー間での攻撃的な行為や差別的なコメントが問題となり、心理的な影響を及ぼすことがある。よくあるケースとしては、下記のとおりだ。
    ・室内の様子について執拗に言及する
    ・全身をWEBカメラに映すことを求める
    ・テレワーク中の化粧の有無や、服装について言及する
    ・容姿や体型について言及される
    ・1対1でのオンライン飲み会に誘われる
    ・SNSでの個別のつながりを求められる
    など、サイバーセキュリティとユーザー保護の向上が必要で、子供なら保護者がしっかりと指導をすることや情報発信をする必要があると思う。

  5. 情報過多
    SNSを通じて多くの情報が瞬時に流れる時代になりました。そうした影響でSNSを利用している人にはたくさんの情報が電子端末に集まり「情報過多」が発生している。ユーザーは情報を選別する難しさに直面し、情報の品質と信頼性が低下することがある。情報過多はストレスや認知的な負荷をユーザーに引き起こす可能性があり取扱いが重要だ。

SNSは数多くの課題に現在直面しています。これらの課題に対処するためにはプラットフォーム提供者、政府、ユーザー自身の助け合いまた協力が必要です。透明性、倫理的な利用、プライバシー保護、フェイクニュースへの対策などがSNSが今後健全に発展するために必要なことだ。

第2章:SNSの将来展望

2-1. 技術的進歩と社会の変化によるSNSの未来

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、技術と社会の変化に大きな影響を受けています。今後の展望を理解するために、これらの要因に焦点を当てて話していきたいと思う。

SNSの技術的進歩
SNSプラットフォームは、人工知能(AI)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などの最新技術を取り入れることで、ユーザーエクスペリエンスを向上させています。AIは、コンテンツのカスタマイズやコミュニケーションの改善に役立つでしょう。VRとARは、ユーザーが仮想の世界でコミュニケーションをとる新たな方法を提供することが可能だ。

社会の変化とプライバシー
SNSの未来は、プライバシーとデータセキュリティに対するユーザーの関心にも影響されます。データ侵害やプライバシー侵害のリスクが高まる中で、SNSプラットフォームはセキュリティ対策を一層重要視し、ユーザーに信頼性を提供しなければならない。

2-2. SNSの将来展望

SNSの成熟と新たな用途
SNSはますます多様化し、成熟しています。将来、SNSは単なる友達とのつながりを超え、専門的なネットワークや趣味の共有の場としても利用されるようになってきました。ビジネスにおいても、カスタマーサポートやプロモーションのためにSNSを活用する傾向が強まっており、特に採用活動やPR活動においては一定の効果を出している企業も現れました。しかし、まだまだ効果的な利用を悩んでいる企業も多いのも現実だ。

SNSとリアルワールドの融合
SNSは、現実世界との融合をさらに推進していくでしょう。例えば、SNSには位置情報を利用して、ユーザーが特定の場所で友達と簡単に会う手段を提供するアプリケーションがあります。また、AR技術を活用して、現実世界に情報やエンターテイメントを付与することが可能ですし、AR技術とVR技術を利用して実際に走っているように画面が動き操作できるサバイバルゲームも現在作られた。

2-3.新たなビジネスモデル

SNS広告とユーザー体験
広告は、SNSの収益モデルの一部として依然として重要ですが、ユーザーエクスペリエンスに悪影響を与えない広告の統合が求められます。ターゲット広告やユーザーが関心を持つコンテンツへの広告統合が、効果的な新たなビジネスモデルの一環となると考えられる。

有料コンテンツとプレミアムサービス
SNSは、有料コンテンツやプレミアムサービスを提供することによって収益を上げる方法を常に模索しています。特定のコンテンツや機能へのアクセスを有料化することで、収益の多様化が実現され、SNS利用者への収益へ直結するサービスも数多く現れた。

この章では、SNSの未来に向けた技術的進歩、社会の変化、新たなビジネスモデルに焦点を当て話しましたが、SNSは継続的な進化を遂げ、私たちの日常生活やビジネスに多大な影響を与えることが予想される。

第3章:SNSの可能性

3-1.情報伝達

SNSは情報伝達の未来を形作る
SNSは情報伝達の革命をもたらしました。情報は今や瞬時に広まり、世界中の人々と共有されます。これにより、ニュース、イベント、トレンドなどの情報が迅速かつ広範に拡散し、情報のアクセスが民主化されました。これは教育、政治、ビジネスなど、さまざまな分野に影響を与えている。

情報の信頼性とフェイクニュースの問題
一方で、情報の洪水と共に情報の信頼性の問題も浮上しています。SNSはフェイクニュースや誤情報の拡散にも寄与し得るため、情報のソースと信頼性を確認するユーザーへのスキルがますます重要となり、対策が必要だ。

3-2. コミュニケーション

コミュニケーションの進化
SNSはコミュニケーションの手段を変革しました。友人や家族とのコミュニケーションだけでなく、専門家や異なる文化の人々とも簡単につながることができます。ビデオ通話やリアルタイムメッセージングなどのツールは、遠隔地にいる人々との対話をリッチで効果的なものにした。

グローバルコミュニケーション
SNSの可能性は国際的なコミュニケーションにも及んでいます。言語の壁を超え、異なる文化やバックグラウンドの人々とつながり、アイデアや情報を交換することができます。これは国際協力、文化交流、および新しいビジネスチャンスの創出につながる。

3-3. 社会活動の手段

社会変革と活動の促進
SNSは社会活動の促進に貢献しています。社会的正義、環境問題、政治的運動など、さまざまな社会的課題に対する関心や行動が、SNSを通じて広がります。これにより、個人や団体は自分たちの主張を広め、社会の変革を促進できる手段を手に入れた。

影響力の拡大
SNSは一般市民にも大きな影響力を与えています。個人の発信力が強化され、個人ブランドの構築が容易になりました。有名人やインフルエンサーだけでなく、普通の人々も多くのフォロワーや支持を集め、自分のメッセージを広めることができるようになった。

3-4. SNSの可能性

SNSの未来
SNSは未来のコミュニケーションと情報伝達の中心的な役割を果たし続けるでしょう。技術の進歩により、よりリッチで没入感のある体験が提供され、現実世界とデジタルの融合がさらに進化すると考えられます。また、SNSはさまざまな分野での活動の基盤として、私たちの生活と社会を豊かにする可能性を秘めている。

この章では、SNSの情報伝達、コミュニケーション、社会活動における可能性に焦点を当てて話しました。SNSは私たちの世界を変え、未来においても重要な役割を果たし続けるはずだ。

第4章:SNSの課題と対応策

4-1.情報の信憑性

情報の信頼性の問題
SNSは情報の拡散を促進し、同時に情報の信憑性の問題も浮き彫りにしました。誤情報やフェイクニュースが広まり、その影響は個人、社会、政治に及んでいる。

対応策: ファクトチェックとメディアリテラシー
情報の信頼性向上のために、ファクトチェック機関が設立され、誤情報の検出と訂正に取り組んでいます。また、メディアリテラシー教育を強化し、ユーザーが情報を適切に評価できるスキルを養うことが重要です。

ファクトチェック項目を以下に示します。これらの項目は、情報の信憑性を評価し、誤情報を検出するのに役立つガイドラインだ。
※ファクトチェックとは?
情報の正確性・妥当性を検証する行為。事実検証または事実確認とも呼ばれるもの。

ファクトチェック項目: 情報の信憑性を評価するためのガイドライン

□情報源の信頼性:
情報は信頼性の高いメディア機関、専門家、学術研究、または公式報道から提供されているかどうかを確認する。
※報道機関のニュースですら、間違いがあるため情報の確認が必要となります。提供元が「視聴者」というものは要注意です。

□著者または発信者の資格:
記事や情報の著者や発信者についての情報を収集し、その専門性と資格を確認する。
※偏った思想や情報を提供する発信者もいますので、その場合引用する情報などには注意する。

□複数の情報源からの確認:
同じ情報が複数の信頼性の高い情報源から報道されているかどうかを確認し、一つの情報源だけからの情報は慎重に評価する。
※複数情報源がある場合は、まだ信用性が高くなる可能性がありますが、引用元や情報発信が一人しかいない場合は注意してほしい。
実際に私が体験した内容は「地震」や「津波」の情報を挙げているものがある。

□日付と時限性:
情報が最新であるかどうかを確認し、古い情報が現在の状況に適用されるかどうかを考慮する。
※10年前の情報をさも今のような情報に発信している場合もあるので引用元の発信時期などもよく確認する。

□引用とソース:
情報がサポートされる引用や信頼性の高いソースを提供しているかどうかを確認する。
※引用元は誰なのか?またどういう情報で断片的ではないのか確認が必要。

□バイアスと視点:
情報が特定のバイアスや視点に基づいている可能性があるかどうかを検討し、複数の視点からの情報を収集する。
※バイアスとは?
思い込みとは、深く信じこむこと。偏りのことを言う。

□科学的証拠と専門家の見解:
科学的な主張や専門家の意見が支持されているかどうかを確認し、科学的証拠に基づいているかどうかを評価する。
※美容関係など特に多いケースがあります。お医者様の判断が必要な情報を資格がない方が発信しているケースは注意が必要です。その人のSNSのプロフィールなど確認する必要がある。

□ソーシャルメディアでの拡散:
ソーシャルメディアで広がっている情報は、信頼性が低いことが多いため、特に注意が必要だ。
※最近は新聞だけでなくデジタルニュース(メディアサイト)などもあるため、新聞より多くの情報が載っており、その情報を引用するケースもある。

□自己評価と疑念:
自分自身に疑念を持ち、情報が信頼性のあるものであるかどうかを疑問視する習慣を持ってほしい。
最後に、この情報は正しいかどうか自己評価を行います。どの情報も疑念をもって正しいか確認する習慣をつけたい。

これらのファクトチェック項目を利用して、情報を評価し、信頼性の低い情報を検出し、正確な情報を広める参考にしてください。また、メディアリテラシー教育も重要であり、しっかりと子供やその他の人にこのスキルを向上させることを行う必要がある。

4-2. 個人情報の保護

個人情報の漏洩とプライバシー侵害
SNSは個人情報を大規模に収集し、その情報の漏洩や悪用が懸念されています。ユーザーのプライバシー保護が重要だ。

対応策: 厳格なプライバシーポリシーと法規制
SNSプラットフォームは、ユーザーの個人情報の収集や共有に関する透明で厳格なポリシーを採用すべきです。また、法規制を導入し、個人情報の保護を強化する必要がある。

4-3.誹謗中傷やヘイトスピーチ

誹謗中傷とヘイトスピーチの増加
SNSは、誹謗中傷やヘイトスピーチの拡散にも貢献しています。これは被害者の心理的、身体的健康に害を及ぼす可能性がある。
※ヘイストスピーチとは?
明確な定義はありませんが、デモやインターネット上で、特定の国の出身の人々を、その出身であることのみを理由に一方的に追い出そうとしたり、特定の国の出身の人々に一方的に危害を加えようとしたりする。このような言動が一般にヘイトスピーチと言われる。

対応策: コミュニティガイドラインとモデレーション
SNSプラットフォームは、コミュニティガイドラインを策定し、ヘイトスピーチや誹謗中傷に対する厳格なポリシーを実施すべきです。ユーザーからの報告を受け付け、違反行為を監視・制御するモデレーション体制を整備することが必要だ。

4-4.SNSの課題と対応策

SNSの課題の継続的な解決
SNSは素晴らしいツールであり、多くの利点を提供していますが、同時に課題も抱えています。これらの課題に対処するためには、プラットフォーム提供者、政府、ユーザーの協力が必要です。透明性、規制、教育、そして個々の責任が、SNSの健全な発展と利用に寄与するでだろう。

この章では、SNSの課題と対応策に焦点を当てました。SNSは大きな可能性を秘めていますが、その発展と健全な利用のためには課題の解決が不可欠だ。

第5章:まとめ

今回、SNSの現状についてかなり多くの情報を伝えさせていただきました。
もちろん、この情報も疑念の心をもって見ていただいたほうがいいと思います。まずはそういう小さいことから習慣づける必要がある。
私自身、以前にSNSで「最低賃金」について引用した投稿をしたときに、伝え方や引用情報を一部分を切り取りすぎてしまい、伝わりにくくユーザーへミスリードを誘うような投稿をしてしまったことがあった。
その時に情報発信の難しさと伝え方の難しさの両方を知ることができました。みなさんに少しでも正しい情報発信とSNSの現状を知ってもらい、有意義な情報発信をしてもらいたいと思う。

戎田洋祐(えびすだようすけ)
1986.5.9生
私立済美高等学校卒業
合同会社EIS 営業部
特定非営利活動法人愛媛キャリアコンサルティング協会 企画・事業推進
総合企画EVISU 代表
一般社団法人DREAMVENTURE 代表理事

20歳の時に東京で広告通信会社で個人宅の飛び込み営業と活動し、その後、いくつかの会社の立ち上げに従事し、愛媛県に戻ってからは採用コンサルティング会社で企業で採用支援、また学生には就職支援を行ってきた。Uターン支援にも力を入れ、年間300大学を訪問。現在も中途採用の支援に月40名以上面談を行っている。また、個人事業主としてSNSやYouTubeコンサルティングを行い。自身のYouTubeコンサルティングで2年で10,000人のチャンネル登録者を達成し、年間でも広告収入から2000万円以上売上の貢献を行った。現在ではイベント会社を設立し、2024年12月までのイベント企画が進んでおり、ギネス記録やティラノレースなどで愛媛県内の地域町おこしや社会貢献を行っている。



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