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遊びを子供たちに届ける「プレイリーダー」

今回のnoteは、前回の記事「【取材】障がい児を連れて沖縄家族旅行へ」でもお話に出てきました。難病のこども支援全国ネットワークの理事 荻須洋子さんにお話を伺いました。

難病のこども支援全国ネットワークとは

難病のこども支援全国ネットワークは、難病の子どもとそのご家族をサポートするための「相談活動」や「交流活動」、社会への理解を広める「啓発活動」や「地域活動」のネットワークづくりを行っています。

また、難病のこども支援全国ネットワークでは、QOL(quality of life)を「いのちの輝き」と訳し、子どもとそのご家族の人生がより輝くような活動をしています。

難病のこども支援全国ネットワークの会員になると、機関紙が届き、様々な情報を得ることができます。


荻須さんは、プレイリーダーのコーディネイト役として、多くのプレイリーダーを養成し、その活動を支援されてきました。

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プレイリーダーとは

プレイリーダーとは、遊びを子どもたちに届けるボランティアです。
入院や在宅療養をされているお子さんに、遊びを通して楽しい時間を過ごしてもらい、またご家族にも遊んでいる時間ホッとしてもらえるような時間を提供する活動をされています。
現在のコロナ禍では、オンライン上で一緒に遊ぶ活動をされているそうです。

難病のこども支援全国ネットワークではプレイリーダーの養成と活動の支援を行っています。


簡単なようで奥が深い「遊び」

プレイリーダーをされている方は、医療に関わる方だけでなく、性別・年齢に関係なく、様々な方がいらっしゃるそうです。

また、プレイリーダーと一緒に遊ぶお子さんも、様々な病気の症状があります。寝たきりだったり、視力や聴力に問題があり、光や大きな音がダメなお子さんもいらっしゃるので、それぞれに合った遊びを工夫して考えたりするそうです。

荻須さんの言葉で印象に残ったのは、
「おもちゃも凝ったものが良いわけではなく、ただ手を叩くといった動作だけでも、お子さんが喜んだりもするので、遊びというのは簡単なようでいて、とても奥が深いんですよ。」
というお言葉でした。

一番大切なのは、どんなモノで遊ぶかではなく、子ども達に遊びを通して「楽しい」という気持ちを体験してもらうことなんだなと思いました。

その他にも、荻須さんには、沢山興味深いお話をしていただきました。本当に有難うございます!

難病のこども支援全国ネットワークでは年に2回、春と秋にプレイリーダー養成講座を開催しています。会のホームページを覗くと、プレイリーダー以外の様々な活動も知ることができますので、ぜひチェックしてみてください!


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