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組織運営に必須のスキル。課題が顕在化する前に学ぶべきマネジメントの型。

ベンチャーマネージャースクール&コミュニティ「Emo」を受講された方にEmoで学んだことや受講後の変化について語っていただくインタビュー連載企画、第29弾は株式会社mento代表取締役の木村さんに話を伺いました!

株式会社mento
代表取締役
木村憲仁

1990年生まれ。早稲田大学文学部卒業。
2014年新卒でリクルートホールディングスへ入社。販促領域のプロダクトマネージャーを4年半務め、消費者向けのサービス開発を牽引し事業成長に貢献。
2018年に株式会社mento創業し翌年パーソナル・コーチングサービスmento(メント)のサービスを開始。個人・法人向けにサービスを展開し、これまで延べ2万時間以上のコーチングセッションを提供し、ミレニアル世代のビジネスパーソンの成長を支えている。


事業と組織を拡大していく中で、マネジメントは必須のスキル


ーー資金調達おめでとうございます!事業も組織もこれから更に拡大されていく中で、Emoで学んだマネジメントの型は活用できそうでしょうか?

ありがとうございます!Emoで学んだことはフル活用していきたいと思っています。現状まだ人数が少ない中で特に大事にしているのはモメンタムの創出で、弊社内でも繰り返し伝えています。
弊社では、週次での情報共有の定例会を「モメンタムタイム」と呼んでいます。共有の時間は何のためにやっているかが分かりづらくなりがちですが、モメンタムを生み出すためにやっているということを忘れないようなネーミングにしています。

ーーすでにEmoで学んだ型を取り入れていらっしゃるのですね。

そうですね。自社用にアレンジした実践シートがベースの運用に乗っており、基本の型が装着できている状態だと思います。受講中には、目標から方針、KPI、重要アクションを策定する戦略の部分を特に意識して取り組みました。そのおかげで会社がどこに向かっていくかがクリアになったことで会話も戦略ベースでできるようになりましたし、これから組織が拡大しても変に迷ったり混乱することはないだろうなと感じています。

「管理するもの」から「楽しむもの」へ。マネジメントのスタンスにも変化が・・・。


ーークラス発表内で、木村さんが「マネジメントを楽しくやりたい」とおっしゃっていたのが印象的でしたが、どういった思いからの言葉だったのでしょうか。

mentoを創業する前の会社員時代は、マネジメントは楽しくないという意識が非常に強く、面倒なものという感覚を持っていました。もちろん、当時の視座が今よりも低かったからというのもありますが、ある種矯正器具をはめているかのように、管理しないといけないというイメージが強くなかなか前向きになれませんでした。Emoで学んだ型を使う時には、前向きな気持ちで、自分がやりたくてやっていると思えることが大事だと思ったのであのような言葉が出てきました。

ーー型だけでなくマネジメントする上でのスタンスも大事ですよね。

講義の最終日に、長村さんにマネジメントする上での心得を語っていただいたところは非常に印象的でしたね。フレームを入れて型を実行することも大事ですが、マネジメントは人が対象なので、小手先の技術は見透かされると思います。ベースとなる心得があった上で技術が生きるものだなと思っているので、技術と心得の両方を学べたのは良かったです。

問題が顕在化する前に自分の引き出しを増やしておくことがおすすめ


ーー木村さんが考える、「Emoをおすすめしたい人」はどんな人でしょうか。

2つあって、1つは弊社と同じぐらいのステージの会社を経営する社長です。マネジメントについて悩んでる人が多いと言うのもそうですし、知っていたら避けられる問題はたくさんあり、Emoを受講することで問題が顕在化する前に自分の引き出しを増やすことができるので、ぜひおすすめしたいです。
もう1つは、自分の会社のメンバーにもぜひ受けてみてほしいと思っています。社内の共通言語にもなりますし、他の人のフィルターも通してみた時によりEmoの型を立体的に捉えられるのではと思っています。

ーーありがとうございます。最後に、mentoさんが目指す組織について教えてください。

「主観的なウェルビーイングが実現している社会を作りたい」というのが根本の思いですので、まず弊社でそれを実現しなければならないと思っています。自分達が真に共感できるビジョンやミッションを追いかけていて、かつ個人としても豊かで幸せな状態を実現していくことが私の中での大きなテーマです。
その中でキーワードとして大事にしたいのは「自己選択」です。会社組織はどうしても上が決めたことを下が実行すると言う構造になりがちで、マネジメントとヒエラルキーがセットで語られやすいと言うイメージがあります。そうではなく、「自分が選択して今この仕事をしているんだ」「この仕事を通して社会にこういうインパクトを与えたいんだ」ということを社員全員が語れる状態をどんなに組織が大きくなっても実現していきたいと考えています。そのためにEmoでの学びを活かし独自のマネジメントの仕組みや文化を作っていきたいですね。

ーー木村さん、ありがとうございました!

▼株式会社mento


いかがだったでしょうか?

モメンタムの創出を大事にしているという木村さんのお話は、mentoさんと同じように少数のスタートアップの経営者の方は特に参考になったのではないでしょうか!

引用:ベンチャーマネージャーのマニュアル

Emoはこれからも、仲間と楽しく学び続けられるコミュニティを提供し、日本中のベンチャーマネージャーをエンパワーメントする存在であり続けます!

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