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登壇:日本スポーツアナリスト協会「スポーツアナリティクスジャパン2023」

2023年5月20日(土)、日本スポーツアナリスト協会主催「スポーツアナリティクスジャパン2022」に、ユーフォリア代表の宮田 誠とR&Dリサーチャーの山中美和子が登壇しました。森保一監督が登壇した「「新しい景色」への挑戦」セッションのモデレータを宮田が務めました。山中は「女性アスリートのコンディショニング管理とフェムテック」セッションに登壇しました。

イベント詳細ページ:スポーツアナリティクスジャパン2023

山中登壇セッション「女性アスリートのコンディショニング管理とフェムテック」サマリー

  1. 女性アスリートのコンディション管理の現状と課題

  2. フェムテックの最新動向とコンディショニング管理の未来

  3. 指導者・アスリートの皆様に知ってほしいこと

順天堂大学スポーツ健康科学部准教授 室伏由佳さん、株式会社大広 大広フェムテック・フェムケアラボ 平野陽子さんと上記3つのテーマに関して、意見を交わしました。

テーマ1では、女性の身体的特性について熟知しているアスリートや指導者、保護者が少ない中、女性アスリートが安全にそして健康にスポーツ活動に打ち込める環境が整っていないということが指摘されました。

テーマ2では、思春期から老年期までのそれぞれのライフステージで女性アスリートが直面しうる健康課題を整理した上でフェムテックの可能性について議論しました。

これまで言語化することが難しかった女性のコンディションを定量化したり、新たなテクノロジーにより共通認識が持てるようになる可能性がフェムテックに秘められている、と確認しました。

テーマ3では、アスリートは自らの身体の状態をよく把握し、科学的背景を理解した上で必要な情報やテクノロジーを選び取ってコンディション管理に役立てていく必要があるだろうとユーフォリアを代表して山中より発言しました。

ユーフォリアでは女性アスリートの月経周期と外傷・障害 (怪我) の発生が関連しているかどうかを検証する研究プロジェクトを推進しています。この研究プロジェクトを通して、どのような月経周期上の時期 (タイミング) において外傷・障害のリスクが高まるのかということが分かる予定です。
女性アスリートの健全なスポーツ活動やコンディション管理の一助となるよう、引き続き推進してまいります。

《セッション概要》
・日時: 2023年5月20日(土)Virtual track 15:30〜16:45
・場所: CIC Tokyo(現地) + オンライン
・主催:一般社団法人日本スポーツアナリスト協会
・イベントページはこちら

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