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シアトル移住の良かったこと、悪かったことまとめ

シアトルに移住して9年が経ち、シアトルの生活情報や暮らしについていろいろとまとめました。今後米国移住・赴任を検討されている方にとって情報共有できればと思います。ご参考になれば幸いです。


更新情報
9/3/2022:構成変更、地図情報を分かりやすく更新、写真の追加、「生活費・家賃が高い」の加筆、その他もろもろ加筆


まず、私の属性としてシアトルイーストサイド在住の男性、子供二人の四人家族です。猫が二匹います。テック会社勤務です。子供は平日は現地校、土曜日は補修校(週一の日本語学校)に通っています。移住前は横浜に住んでいました。カリフォルニアにも2年間住んでいたのでそこの比較も少し入れておきます。

詳しい自己紹介はこちらのスレッドからご覧ください。

1. シアトルの位置関係

米国の北西部はパシフィックノースウェスト(PNWとも表記)と呼ばれ、北のカナダ・バンクーバー、シアトル、南のポートランドを含めた経済圏のことを指します。バンクーバー、ポートランド共に半日もかからず車で行けます。バンクーバーは国境を通るので検問所の混み具合次第だが、日帰り旅行なんかも可能です。パスポートは必須です。突然表記がマイルからキロメーターに変わりますのでご注意。当然通貨も違います。ポートランドは食べ物が美味しく、ヒッピー的なカルチャーとしてよく知られ、セールスタックス(厳密には違うが日本で言うところの消費税)がかからないので買い物天国として知られています。こちらも日帰り旅行が可能です。

パシフィックノースウェスト

まず、シアトルエリアですが、南は国際空港のあるタコマ、北はこちらもここ数年国内空港として出来たエベレットの南北100kmぐらいを指します(車で1時間ぐらい)。東西は狭くて30kmぐらい。西はピュージェットサウンドと呼ばれる太平洋につながっている湾、東はカスケード山脈に挟まれています。人口が約四百万人。福岡都市圏ぐらいのイメージです。エメラルドシティーと呼ばれるだけあってとても緑豊かな地域です。湖や海、森や山も近く、夏はセーリング、冬はスキーを楽しむ人も多いです。オリンピック国立公園とマウントレーニア国立公園の二つの有名国立公園が車で数時間の範囲にあり、キャンピングやトレッキング好きにとっては盛り沢山です。

日本人がイメージするシアトルはシアトル市+レイクワシントンを挟んだイーストサイドと呼ばれる地域。イーストサイドは一般的にベルビュー、カークランド、レドモンド、サマミッシュ、マーサーアイランド辺りを指します。30分ほどI-90を東に行くとスノコルミーと呼ばれる地域にスキー場、スノコルミーの滝、日帰りで行けるトレイルが数々あります。レイクユニオンは水上飛行機の発着で週末は賑わっています。レイクワシントンは夏場になると泳いでいる人や、ジェットスキーやヨットで繰り出す人が沢山いるとても綺麗な湖です。淡水なためベタベタしないのが助かります。シアトルサイドのピュージェットサウンドは海水になり、海産物も多く、日本人も蟹や貝類を摂って持ち帰って料理する人も良くいます。漁が出来る時期は限られていますのでご注意。スポーツ用品店なんかで売られているライセンスも必要になります(簡単な手続きです)。

シアトル主要エリア

2. シアトルの気候

気候はイメージする通り、雨や曇りが多めです。ロンドンとほぼ同じ気候だと思ってもらえると分かりやすいです。夏場は六月下旬〜九月中旬ごろまでは毎日が晴天、気温も30度を越えることがほとんどなく、カラッとして超過ごしやすいです(独断と偏見で世界一素晴らしい夏場だと思っています)。十一月ぐらいから雨・曇りが多くなり、それが四月ぐらいまで続きます。雨量は東京より少なく、小雨もしくは曇りが多く、傘がどうしても必要な日は日本より少ないと思います。ジメジメしているのは太平洋から来た湿った空気がカスケード山脈に当たり、シアトル一帯に雨が降ると言う理解です。冬場の気温は東京とほぼ同じですが、放射冷却がない分、肌感覚として少し暖かい気がします。雨が降ると暖かく、晴れた日は寒くなります。積もる雪は年に一回程度なのでここも東京とほぼ同じかと思います。カスケード山脈を東に越えると、気候がガラッと変わり、乾燥しています。夏は高温になり、冬場は零下を下回ります。砂漠っぽい気候です。ワインなんかも作れていていろいろと観光スポットがあります。(*)近年の地球温暖化により、シアトルも夏場は暑くなって来ています。30度を超える日も増え、夏場も少し長くなって来ている印象です。数十年後にはシアトルがカリフォルニアの気候になっているとまことしやかに言われています。

3. シアトルの企業

シアトルの企業はアマゾン、スターバックス、ボーイングが有名ですよね。レドモンド(地図の右上)はマイクロソフトが有名です。コストコの本社はイサクア(地図の右下)にあります。任天堂の米国本社もレドモンドにあります。さらにテック企業がとにかく多く、大手のテック企業では、グーグルのキャンパスがカークランド(地図の真ん中上)、メタ(フェースブック)がベルビューのスプリングディストリクト(地図の真ん中)に巨大キャンパスを作っています。後は、あまり馴染みないかもしれないが、Expedia、Tableau、Zillow、Redfin、SAP Concur、F5、Isilon 辺りが知られています。これ以外にもたくさんのテック系企業があり、きりがないのでこれはまたスタートアップエコシステムも含め違う機会に紹介したい。

4. シアトルの各地域と日本人が住む場所

日本人(アジア人も)が多く住む場所は、イーストサイドです。補修校がベルビューにある関係で、日系の習い事(保育園、習字とか)もイーストサイドに多くあります。治安もイーストサイドの方が一般的に安全です。シアトルのダウンタウンとベルビューのダウンタウンだと同じ地域だと思えないぐらい雰囲気が違います。シアトルは歴史があり、味わい深さがある一方で危うさも感じます。治外法権区域を勝手に作ったCapital Hill Autonomous Zoneなんかがで有名になりました。キャピトルヒル周辺はブティックなお店、飲食店、ライブハウスなんかがあり20 - 30代か多く住んでいます。イーストサイドのベルビューはバンクーバーと言うかカナダっぽい小綺麗さがあり、高級な雰囲気もするが、その分味わいが少ないと言う見え方もあるかもしれません。独身で都会的なライフスタイルを好む人はシアトルサイド、家族で暮らしやすい地域としてイーストサイド。無理やり日本に当てはめると、シアトルサイドが山手線内、渋谷区、港区、イーストサイドが世田谷区とか目黒区かな(かなり無理やりだが)。写真はシアトルダウンタウン、キャピタルヒル付近のジミーヘンドリックスの銅像。

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ちなみに、ビルゲイツやジェフベゾスの家はイーストサイド、ベルビューから10分ほど西に行ったメダイナ (Medina)と呼ばれるレイクワシントンに突き出た半島部分です。ここ一帯は超高級住宅地が並んでいます。世界の長者番付トップスリーに入る二人が近所って言うのも何か面白いですね。ちなみに、家は外から見えません。見るには湖からボートで見るしかありません。他にも良い住宅街はいろいろあるのでここは追々紹介したい。

メダイナ、奥はベルビューのビル群

5. 住んで良かったこと

では良かったこと、

  1/ コンパクトシティー

福岡に近いイメージです。空港がダウンタウンから30分程度。上の地図内に住んでいたら、どこに行くにも30分以内。近年渋滞も増えたが、ベイエリアやL Aみたいに車の中で一、二時間放置プレイはまずないです。コロナで多くの人にとっては当分通勤が関係なくなったが、この地域に住んでいたらどの会社に行くのも大体30分以内(朝のラッシュでも45分)と言うのはとても魅力的です。通勤時間以上に東京の通勤時の殺伐とした雰囲気が無いのはとても楽です。一方で、田舎ではないのでほとんどのモノが揃っていますし、レストランや買い物で困ることはまずないです。もちろん、日本の主要都市ほどの品揃えはないです。

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  2/ 都会と自然のバランス

周りに国立公園が三つ(マウントレイニア国立公園、オリンピック国立公園、ノース・カスケイド国立公園)、大きめの湖がレイクワシントンやレイクサマミッシュ、東側にカスケード山脈が車ですぐです。スキー場はイーストサイドに住んでいればdoor to doorで45分あれば行けます。また、ちょっと足を伸ばせば世界的なスキーリゾート、ウィスラーまで行けます。ちなみにウィスラーは夏も冬もやることが盛り沢山です。シアトルエリアはスキー、キャンプ、トレッキング、アウトドア好きには最高です。ちょっとしたリフレッシュなんかにトレッキングコースが無数にあります。私も夏場はAll Trailsのアプリを使って新しいトレッキングコースを日々探しては週末に出かけています。

シアトル近辺のマイ・トレイル、ベスト10について、こちらにまとめていますのでついでにご覧ください。

写真はオリンピック公園の様子です。温帯雨林は見ものです。苔むす感じがワビサビを感じとてもオススメです。

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  3/ 気候

まず上記に書いた通り、夏場は世界一素晴らしい気候だと思っています。暑すぎず、寒すぎず、湿度も低く、雪解け水の影響で夏場でも緑豊かで最高です。で、冬場ですが、住んで分かったのが、雨や曇りはそれほど気になりません。むしろ曇り空でも快適です。私みたいな中年男性、そろそろしみそばかすが気になるので不要な日焼けは避けたいところ。カリフォルニアに2年間住んだ肌感覚としては異常に日に焼ける。日本に戻り、黒い、黒いとしばらく言われ続けたのを覚えていますw また、東京と比べても快適です。夏場は言うまでもなく、冬場もむしろ過ごしやすいと思います。これは生活スタイルに依存するかもしれません。日本の場合、どうしても電車移動や冬場でも外にいる時間が長いのですが、こちらは車が多いので冬場の辛さはあまり感じません。

夏場のマウント・レーニア

  4/ 住環境

住む上で住環境は超大事だと思っています。東京との比較ですが、やはり家は広いし、過ごしやすいです。さらに、大きな違いは家の断熱性能だと思います。東京の冬はそれなりに寒いのに、なぜか断熱がゆるゆるな気がします(変わってきているかもしれないが)。冬場とか朝起きると異常に寒い(外気温とほぼ変わらない)と言う家が多いと思います。特に一軒家で。私はそれが嫌で日本で家を建てた際、断熱性能にこだわりましたが、こちらは全館空調や断熱性能が当たり前で寒暖の影響をそこまで感じません。夏場は、ほぼクーラーいらずで快適です。暑過ぎると感じるのは年に一、二週間ぐらいです。ちなみに、これはイーストサイドに住んだ経験で、シアトル側に住むともう少し古めの家があって事情が若干違うかもしれません。ちなみに、CAも断熱が出来ている家は少なく、冬はこちらと比べて暖かいはずなのに寒く感じるし、夏は冷房がない家も多く暑いと感じていました。米国不動産のリサーチ、購入についてはこちらをご覧下さい。

  5/ 人

シアトル近辺の人って少しシャイです。もちろん東京の比較で言うとオープンな人が多いと思いますが、ニューヨーク、LA、ベイエリアと比べると物静かな人が多いように思います。また、アメリカ人に感じるアバウトさが少なめで、比較的しっかりしているように思います。これは特に飲食店行った時に感じるかな。永遠に待たされたり、店員がしゃべっていて、一向に対応してくれない的な不満は少ないです。これは好き嫌いがあると思いますが、日本人(特に関東圏)と気質が近いように思います。関西に行くとオープンで気さくに話すのに対して、関東では少し内気な感じがする違いがあるようにこっちも地域性が結構あると思います。また、シアトルエリアに限って言えば、インターナショナルな雰囲気があるので、アジア人(ノンネイティブ)であってもあまり違和感感じないし、馴染みやすです。ここ結構大事で、ニューヨーク、LA、ベイエリアと変わらず、こっちの人はアジア人に慣れています。

  6/ 教育水準の高さ

こちらでも書きましたが、シアトルはテック系の人材が増えていて、優秀な人材が世界中から集まっています。University of Washingtonは近年全国区の大学になっていますし、評価も高いです。また住む地域によって若干違いはありますが、全体的に学区はどこもレベル高いです。イーストサイドの公立校は特にどの学区も州内トップレベル、米国内でもトップレベルの地域です。また、私学に行かせたい場合も、ビルゲイツが行ってた学校で有名な Lakeside Schoolとか学費は高いが、選択肢は多数あります。ここはまた追って書いてみたい。

スクールディストリクトや学校のランキングはこちらをご覧ください。

  7/ 州税がない

日本で言うところの住民税(10%)がありません。仮に、$100Kの給与としたら、年間$10K、つまり手取りで百万円($1 = 100円)の違いになります。もちろん、控除等含めた違い等若干ありますが、この手取りの違いは大きいです。またこれが、CAとの大きな違いにもなります。米国の税制については詳しくはこちらに書きましたので良かったらご覧ください。

  8/ 日本人向けの製品サービスが一通り揃っている

これは良かったと言うより、これがなかったら移住はしなかったかもしれません。まず、在留邦人が一万二千名程いるのでそれなりに日本人がいます。将来お子様を日本で育てたい、日本教育をしておきたいと思っている場合の補修校がありますし(日本と同じカリキュラム)、そこまでガッツリやりたくないお子様にとってはBellevue Childrens Academyと言うもう少し緩めの学校なんかもあります。また習い事系では、習字なんかもあります。また生活する上で、日本スーパーの宇和島屋とか、紀伊國屋、ダイソー、古本屋(主に漫画専門)とか最低限のモノは揃います。

  9/ 日本との近さ

米国に住んでいると日本との距離はあまり関係ないと感じるかもしれませんが、心理的に米国本土から一番近い町って言うのはなんとなく安心感ありますw 私だけかもしれませんが。

  10/ 虫が少ない

まず、ゴキブリがいません。また蚊も市街地ではほぼ見かけません。これはかなりポイント高いです。いることはいるが森林とかヤブの中とか特定の場所にしかいません。ちなみに、刺されるとかなり痒いです。バーベキューする様な場所や人が行く湖沿いとかは見かけないので、夏場は野外での活動がとても気軽にできます。唯一見かけるのがクモですが、個人的にはここはあまり気になりません。

  11/ 西海岸主要都市へのアクセスの良さ

上記に書いた通り空港へは30分以内、サンフランシスコまでは2時間のフライトで行けるので、ベイエリアには日帰り出張で行けます。また、シアトルだけだと飽きてくるので、南はポートランド、北はバンクーバーと車で気軽に旅行なんかも行けます。どちらの町もシアトルとは雰囲気が違うので色々と楽しめます。また、リゾートを希望の方はハワイまで5時間のフライトで行けます。

6. 住んで悪かったこと

では、悪かったところ。

  1/ 生活費・家賃が高い

私が来た2014年ごろは東京と比較すると家の値段に関してはバーゲンだと思っていたのですが、ここ数年急騰し、全米でも屈指の不動産マーケットになっています。CAと比べるとまだ安いが、それでも高いです。ベルビューのダウンタウン近くのTwo Bed Room、110平米で$2500 - $3500ぐらいはすると思います(もちろん高級なところは青天井です)。平米単価は東京とそれほど変わらないかもしれないが、狭い家だと家族で住めるような作りになっていないので選択肢も限られます。家の購入に興味ある方はRedfinなんかを眺めると不動産価格の感覚がわかってきます。家を除いた、生活費も感覚ですが、日本の1.5〜2倍ぐらいはすると思います。そんな訳で、高騰する不動産マーケットでは賃貸より購入した方が良いと言う判断で、家を購入したました。ご興味あれば、はじめての米国不動産購入のTipsについてまとめています。(*)こちら2021年1月当時の情報です。その後のインフレ、円安の影響もあり、2022年現在ですと生活費、家賃共に2〜3倍ぐらいの感覚になっています。

  2/ 日本で言うところのB級グルメ的なものが圧倒的に少ない

ここが一番ツライところです。お金を出せば良いものを食べられるが、逆に言うとランチで千円以内とかラーメンでさっと入って出るような店が少ない。あってもチェーン店であったりするので、穴場的な場所を探すのが難しい。案内され、ウェイターを待って、チップを払ってみたいな仕組みなので、時間もかかるし、お金もかかる。日本の人気チェーン店(例えば:丸亀製麺や一風堂)NYC、LA、SFと言う順に展開されるので、ほとんどない。最近できたところではくら寿司。でも、人気が高過ぎて二時間待ち😭。やはり、食のバラエティー、クォーリティー、コストパフォーマンスは東京(それ以外の日本の主要都市も含む)と比べ物にならない。ここはニューヨークやサンフランシスコと比べても違いがありますね。ニューヨークで街角のワンスライス$2のピザ屋で食べて、驚くほど美味かったなんてことはシアトルだと少ない。一方で、コロナの影響もあり、デリバリーが相当発達しているので、子供連れて座るようなことをしなくても美味しいご飯を家で食べれるメリットは最近出つつある。ちなみに、自炊する人にとってはあまり困ることはないと思います。

  3/ 冬の日照時間が少ない

どうしても北に位置しているので、冬は日照時間少なめです。十二月末になると16時台でも暗くなってきます。これは最初の2年間ぐらいはキツイです。ちょっと鬱っぽい症状が出る可能性もあります。対処方法としてはビタミンDをしっかり取ることと、冬に一度CAとか日照時間多めの地域に一回行っておくことですね。ちなみに、数年経つとあまり気になりません。ただ、最初の1、2年は暗いなーって言うのはかなり感じていました。

  4/ 車社会

なんだかんだこちらは車社会です。私は、車はコストかかるし、メンテも面倒、運転するほどリスクがあるのでなるべ乗りたくない派です。UBERが出てきてもやはりまだ車ないと不便です。電車のラインも増えているが、路線が全部出来てもやはり車は必要そう。感覚的にはようやくベイエリアに追いついてきた程度です。米国では、本当に車いらないのはニューヨークぐらいかと思います。

  5/ コンビニがない

これはシアトル固有ではなく、米国どこでも言えることですね。日本の素晴らしいところは、どこに行ってもコンビニがあって、バラエティーもあるところ。これがないのは結構面倒。ちょっとした買い物が出来ない。コンビニはあることはあるが、大体ガソリンスタンド併設のミニショップで、どこにもあるソフトドリンクとかポテトチップスしかなく、日本との違いは歴然。

  6/ 医療コスト

これもシアトル固有の問題では無いが、医療コストはとにかく高い(歯科も含む)。保険料も実費もとにかく高い。予防医療を率先しておかないと医療コストはとんでもないことになります。下手すると日本に戻って治療した方が渡航費含めても安いと言うケースも聞きます。まずは、電動歯ブラシとフロスから!

  7/ 東海岸、欧州が遠い

同じ米国と言っても広いので、東海岸出張は大変です。フライトタイムが5時間半な上、3時間早い時差は意外にキツイです。朝9時ESTの打ち合わせも西海岸時間ではまだ6時PSTなのでかなりキツく感じます。また、時間節約のためレッドアイ(シアトル夕方発、ニューヨーク朝到着)を一度試したが、疲労のあまり一日中使い物にならなくなり、オススメできません。そのため、前日入りがどうしても必要になり一日移動で潰れます。東への移動はかなり苦痛を伴います。また、東海岸の人達が楽しむマイアミやカリブ海系のリゾートもとにかく遠いです。

そんなわけでいろいろと書きましたが、ご参考になれば幸いです!



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