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【雑記】日本滞在記(仕事編)

2019年3月末日に去ってから、一度も帰っていなかった日本に帰国(5月1~22日)。というか、欧州に根付きすぎて、もう帰国という意識すら薄い。その一部始終を備忘録的にまとめたシリーズ仕事編。




1. 朝夕の通勤

京浜東北線&埼京線という地獄の通勤電車に最後に搭乗したのは、良く考えたら2011年3月。当時、霞が関の某省庁で契約ベースで勤務、テレワークという概念自体が存在しない時代で、毎日すし詰め状態の通勤電車に乗ってオフィスに通っていた。

それから十数年が経過、コロナも経験しテレワークが広く浸透したため朝の通勤ラッシュもマシになったかなと思っていたら大間違い。朝早くに家を出たのにも関わらず、結構なラッシュに巻き込まれてしまった。

まあ、よくよく周りに聞いてみると、あくまで一部のホワイトワーカーがある程度の在宅を許されている感じ、原則出社がまだまだ根強そう。この点は欧州とも変わらずといったところ。

結局、出張最終日辺りになると電車が辛すぎて特急列車を使い出す。途中の駅で買っておいた駅弁を社内で食することもでき、通勤が一気に快適に。

2. 久しぶりの本社

詳細を記載してしまうと社内規定違反になるので控えるが、久しぶりに訪れたR&D本社やその周辺の光景をみて感動してしまった。実は以前、この本社で働いていたことがある。色々と迷ってパリの国際機関へ転職した2019年4月迄の約2年間、そこでお世話になっていたのだ。なお現在は、この会社の欧州支社で再びお世話になっている次第。

なお、私の国際機関転職体験談はこちらから

おそらく日本人なら誰でも知っているこの会社、部署にはよるものの、非常にホワイトな会社で私はすごく気に入っている。無論、評価は人それぞれなので一概には言えないが、通算6~8社転職した中で、働きやすさや周囲のいい人度合い等から鑑みるとらこの会社がダントツ1位(ただ、出世とか金稼ぎたいとか言う人には向いていないかも)。

ということで5年ぶりに久しぶりに訪れた本社。レトロな雰囲気が漂う建物の自体はそのまま。5年たってもほぼ何も変わっていないことが少し嬉しかった。大きく変わったのは人。無論会社と言うのは新陳代謝が大事、新人が入ったり、先輩が引退したりで、私が知らない人も多かった。そして何よりも新鮮だったのが、5年前にはまだまだ頼りなかった同僚や年下の後輩ら若手が随分頼もしくなっていたこと。自分が知っている人達が周りから頼られている様子を見ると、嬉しくもあり、また自分だけ取り残された気分にもなる。

3. 出張全体を通して

色々と学びが多い滞在だった。

まず第一に、出張期間(というか会社に顔を出す日にち)は最大一週間にすべき。1週間いれば会うべき人には会える。それ以上いると、だらけてくるし、自宅じゃないので疲労が出てくる、さらに周りからはまだいたの?的な目でみられる(というか見られているような気がしてくる)。

第二に家族は帯同しない。国際結婚ならではなのかもしれないが、母国に出張が入ると家族も一緒につれていけば一石二鳥じゃん?という浅はかな考えが浮かんでくる。しかし実際は、その読みが飛んだ見当違いだったことを初日の飛行機の中で痛感。そして日本滞在中も、妻が外国人な場合、なにか問題が発生すると結局仕事の最中にそのプライベートな問題を解決せねばならなくなり仕事に集中できなくなる。

第三に、2歳以下は飛行機のチケット要らずでほぼただどうぜんな金額で飛行機搭乗が可能だが、おすすめできない。バシネット(航空会社が用意する壁掛けベッド)でずっと寝入ってくれる子供は別だが、そうでない場合地獄の耐久レースが待っている。

他にもあった気がするが割愛。

最後に

改めて、日本は色々と面白いもの、楽しいものがたくさんあるなと思いはしたものの、やはり仕事は仕事、休みは休みで分けるのがベスト、というところ。

てなところでこの雑記/備忘録を終える。


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