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死ぬ前には読んでおきたい本

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読み散らかした本を適当にサマった上で、感じた事を書き下ろしてます(週末投稿)。 海外在住で日本語図書入手するのが難しいので、すべて英語で読んでます。英語の勉強にもなります。 …
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#私の本棚

【読書】本とどう向き合うか

世の中に溢れかえる本。活字へのアクセスが限定されていた近代以前に比べれば、現代社会はまる…

Brusco
10か月前
8

【読書】社会正義を考える/「Justice」から(後編)

正義とはなにか?人殺しは正義か悪か?悪だとするならば、死刑制度や戦争はどう考えたら良いの…

Brusco
4か月前
7

【読書】思い込みや偏見のメカニズム/「FACTFULNESS」から

教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野について、インテリであればあるほどとらわ…

Brusco
7か月前
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【読書】ポピュリストとは?

世界各地で重要な選挙を控える2024年、今まで以上にポピュリストという言葉をニュース記事で見…

Brusco
7か月前
10

【読書】強者による支配: 大量消費社会と富の再分配

大量消費&大量生産社会の根底には、強者がシステマチックに富を蓄えられる支配構造が出来上が…

Brusco
7か月前
9

【読書】楽観主義vs悲観主義

人間の脳は、物事を楽観的に考えるように出来ているらしい。著者はこれを楽観主義バイアス/Opt…

Brusco
7か月前
10

【読書】チャーチルの不屈の闘志と鋼の意志/「第二次世界大戦回顧録」から

評価は別れるが逆境をはねのける不屈の闘志と鋼鉄の意志と言えば、私の中ではウィンストン・チャーチル。実は文筆家でもあった彼は多くの著作を残し、ノーベル文学賞迄取っている。そんな英国の英雄が書き残した大戦の回顧録。 記事要約第二次世界大戦を連合国側の勝利に導いた立役者の一人。そんなチャーチルが世に残した大戦に関する詳細な回想録。 細かな歴史的記述に個人的な見解やその時々の本人の思いを併せて綴った作品で、危機下における強いリーダーシップや決断の重要性が伺える内容。 特に軍事的

【読書】人間の思考&行動に影響を与える要因

普段のお買い物からキャリア、投資に至るまで、人間はあらゆる要因&データを考慮し尽くした上…

Brusco
8か月前
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【読書】自由主義とは?

現代社会に浸透し尽くして、もはや当たり前の存在となった自由主義。個人の尊厳や言論の自由を…

Brusco
9か月前
2

【読書】 人生の教訓30ヶ条/「30 Lessons for Living」から

コーネル大学が米国の高齢者達から丁寧に刈り取りまくった幸せな人生を送るための教訓/コツ。…

Brusco
9か月前
8

【読書】 欧州政府は緊縮財政主義を改めよ/「欧州経済ルールを書き換える」から

失業&経済鈍化が長期化する欧州経済。その背景には、当時支配的だった新自由主義/市場主義的理…

Brusco
9か月前
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【読書】エリート層が支配する政府よりも、市場メカニズムを信じよ/「資本主義と自由…

20世紀末、世界的に一世を風靡した新自由主義的思想。日本でも小泉政権が聖域なき改革を断行。…

Brusco
9か月前
8

【読書】 昨今の社会的分断の原因はなにか?/「Why We're Polarized」から

各国差はあれど、どの国でも大なり小なり騒がれている社会的分断。日本では主に経済/教育的格…

Brusco
10か月前
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【読書】ハーバード式幸せな人生の過ごし方/「The Good Life」から

幸せな人生を送るにはどうしたらよいのか?誰もが一度は考える問題で、結局答えは人それぞれだよね、となりがち。そんな人類の普遍的な命題に本気で挑んだのがハーバード大学。その研究結果をまとめたのがこの一冊。 記事要約幸せで健康的なを送るために最も重要なものは何か?ミレニアム世代の若者にこの質問を投げ掛けると、金と名声という回答大多数。 世紀以上に渡って、数百名の人々の人生を幼少期から老年期にかけて追跡したHarvard Study of Adult Development、その