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音楽家の旅行記 仙台編 -Part4 瑞鳳殿〜食べ歩き〜松島-


瑞鳳殿

仙台にはるーぷる仙台という観光用シティループバスがあるがGoogleマップの記載がバス停諸共ないせいでどこで乗ればいいのかわからずじまいで殆どの時間を徒歩で移動した。瑞鳳殿への移動も結局歩きだ。思いの外これが時間と体力とスマホのバッテリーを消費した。
30分も歩いただろうか。やっとこさ瑞鳳殿の入り口に到着。お昼までに時間がないため急いで向かう。普段人気店を訪ねる際はお昼を遅くても11時半頃までに店前に到着する計画を立てる。混雑を避ける場合午後にずらすよりも午前にずらす方が並ばずにすみやすいからだ。

瑞鳳殿門前
瑞鳳殿

瑞鳳殿は伊達政宗のお墓だ。この見た目には恐れ入った。渋さと格好良さと色彩の華やかさがバランスよく混在している様は他にはなかなか見ないデザインだ。お墓としてはかなりでかいが観光場所としては比較的こじんまりしているように思った。今でも伊達家やその他連盟が献花をしているようだ。

瑞鳳殿の敷地内を歩き他の伊達家のお墓を見た後そそくさに後にする。
結局お昼の場所に向かうには距離がある上正午を回りそうだったこと、色々食べ歩きたいものが調べたらあったということでお昼は省いて買い食い巡りを主にすることにした。そんなわけで最初に向かうは仙台でもきってのお餅屋さん。

ずんだ餅

餅。

そこで注文するはもちろんづんだ餅。一般的な表記はずんだ餅だがこのお店ではづんだ餅と記載されていた。

づんだ餅

かなり短時間で運ばれてきたづんだ餅。もう見るからにづんだ餡の色が違う。かなり濃い華やかな緑色だ。食べて見たらその味の良さに悶絶。まずは餅の質の高さ。もち米の旨味が強く奥深い上に食感が非常に滑らかな上コシの強い。お餅だけで絶品だということがわかる。それに纏わりつくは非常に新鮮なずんだ餡。キレの強い、とても豆の味と旨味が濃く枝豆のホロっとした苦味が後から現れ、そののちに後味がスッと引く絶品すぎる品の良いずんだ餡。一口食べただけで自然と顔がほころび緩む。笑いが込み上げてくる。今まで食べたずんだ餅とは訳が違う。これは次仙台来た際のリピートはマストだな。そんなことを思いながら食べ進める。添えられている漬物も口直しにもってこいだ。味わいつつもあっという間に完食。

朝市のコロッケ

さて、この辺りで正午を回った。そのことに気がついた私はあの朝市はもうお店が開いているのではないかとふとよぎり朝市に再び向かう。朝市で有名なコロッケ屋さんが案の定開いていたため列に並ぶ。結構長い列で人気があることがうかがえる。そこでコロッケを1つ買う。

じゃがコロッケ

じゃがコロッケ1つ80円だ。ヒレカツ1枚180円、ロースカツ1枚250円と全体的にかなりお手頃価格である。食べてみると素朴な甘めのコロッケで噛めば噛むほどだんたんと旨味が滲み出てくる昔ながらのお惣菜コロッケだ。

笹かまぼこ

さあ、松島へ向かうために仙台駅へ向かう。駅の構内におみやげ屋さんや駅弁屋さんが並んでいる。そこで見つけるは仙台名物笹かまぼこ。

笹かまぼこ

やはり一度は味わっておきたい。ショーケースを眺めるとありがたいことに1つから販売されている。200円代ということでせっかくだから最上級の極上笹かまぼこを購入。

中身

非常にオーガニックで自然な味がする。これはわさび醤油とビールか日本酒で食べたい。そのまま食べるにはやや勿体無い感じもしなくはないがそれでも素材の良さが十二分に感じられる笹かまぼこだった。食感もかなりブリンブリンで歯ごたえが良い。

そんなこんなで仙石線の電車に揺られ30分前後、あの松尾芭蕉の俳句でおなじみの松島に到着することとなる。

次回に続く。

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