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【質問】なんで旦那さんと結婚したの?

結婚式まで10日をきりました。

オミクロンの感染が拡大していますね。
皆様、ご体調は大丈夫でしょうか。

この状況下でもあり、無事に式を挙げることができるか分かりませんが、
「大丈夫かな?」と色々考えたところで意味がないので、なるがままにといいますか、流れに身を任せて、一番最適だと思う選択を取りたいなと思っています。

とはいっても、人生でとても思い出に残る1日だと思うので、
「オミクロンめ…」と不安になったりセンチメンタルになってしまっているのが正直なところ。

外出も怖くなっています。
メンタルも下がってしまう時が多いです。
でも、まぁしょうがないか。

なので、書きます、noteを。
綴ります、私の今を(笑)

***

結婚前、私は「結婚」に対して恐らく尋常でない程の憧れを抱いていました。理想が高いというのか、地に足がついていないというのか。

旦那さんになる人とはずっと仲が良くて毎日笑顔でいられて、
私のことを守ってくれて幸せにしてくれて、
私の一番の見方になってくれて、
あたたかすぎるくらいの家庭を持ちたい、

ところが、「結婚」という門を開こうとしている自分がまさにその時に感じたのは、紛れもなく自分の理想と現実の自分の気持ちのギャップでした。

結婚前って「幸せすぎてどうしよう、もう怖い怖い」状態になるはずだと思っていたのに、一番最初に私を襲ったのは「不安」という感情でした。

それはそうですよね。ベクトルが全て「自分」だったのですから。

「自分を幸せにして!」
「自分を守って!」
まぁよく旦那さんもそんな私と結婚をしてくれたよな、と今では思います。

まだ家庭を築くことの覚悟ができていなかったのだと思います。
そして、ずっと夢だった「結婚」を手にできると分かった瞬間、それに対してはもう目指すべきものが無くなってしまって、虚無感もあったのだと思います。

ずっと欲しいと思っていた物をやっとの思いで手にできそうになった瞬間、「あれ、こんなものだったのか。本当に欲しかったのかな?これで良いのかな?」と感じることを時たま経験したことがあるのですが、まさにそんな状態でした。

当時、「結婚」「不安」とネットで検索をすると(検索癖がある私(笑))、「少しでも不安があるのであれば、結婚はしない方が良い」という回答が見受けられ、もっともっと不安になる私。

そして、そもそも論ですが、私は誰かと一緒に生活をすることに苦手意識がありました。独りでいる時間が休まる私は、夫となろう彼であってもずっと同じ空間にいることに自分が窮屈にならないのかとただただ心配でした。

夫に限らず、家族や友人の場合もそうです。実家には自分の部屋があったので、籠りたい時に籠れてはいましたが、友人との旅行中でも同じ部屋同じ空間にいることを結構なストレスと感じるタイプの人間です。

また、学生時代に友人宅で雑魚寝状態を課せられることって謎にありますよね?あれが本当に無理でした(笑)雑魚寝をするくらいだったら、近くのホテルに一人で泊まるか、終電がなくとも理由をつけてタクシーでもなんでも使って自宅に帰るか、なんというか一晩でも落ち着かない環境が耐えがたく、必要なパーソナルスペースがかなり広いタイプなのです。

なので、夫にも同棲前に、「寝室は別が良いかも…」とかなんとか伝えるくらいの問題児でした。今は自分の部屋がないのですが、前に住んでいた家では私の部屋を作ってもらってそこで一人でいることも多々ありました。

そんな私がなぜ結婚に踏み切れたのか、
なぜ今の夫と結婚したのかについて結婚式前に綴らせて頂きます。

本当に友人知人からこの手の質問が多くて多くて。
みんな不思議なようです。あれだけ結婚へのハードルが高くて、それなのに、あれだけ自分は結婚に向いていないかもしれないと豪語していた人が、割と早い段階で結婚に踏み切ったのですから。

夫と結婚をした3つの理由

夫と別れた経験を経て(※夢です)

マリッジブルーとやら、私はかなりありました。
この人で良いのか、この人は本当に私で良いのか、そもそも結婚する必要ってあるのか、色んなことが頭の中をぐるぐるグルグル。

プロポーズを受けた後は、喧嘩をする度に、「この人はこれからも私のことを分かってくれないのではないか」と思考がすべてネガティブに働いていました。

そんな時にちょうど見た夢が、「彼が亡くなってしまう」という夢でした。
夢の中の私は、本当に苦しくて、悲しくて、心臓がもぎ取られたようで、泣き喚き、起きた瞬間の私はもう過呼吸状態で涙が止まらなかったのです。

そこまで自分が追い詰められていた説もあり得ますが(笑)、でも、その時、「あぁ、この人は私にとって本当に大切な存在なんだな。別れたらこんなにも苦しくて辛いのだな」と身をもって知ることができたのです。

彼の一言が心に刺さった

彼は、「俺じゃなくて、Etoilreのような子供がもしできたら嬉しいな」とよく言っています。まだ子供については真剣に考えられていませんが(そもそも私の体調を治さないと)、そんなことを思ってくれる人ってとっても愛おしいなと思ったのです。

そこから考えるようになりました。夫との子に会ってみたいな、と。

もちろん、子供を授かりたいと思っても授かれない可能性だってあります。それでも、夫との子供に会いたいと思えたから、そして、自分のような子供がもし生まれたとしても彼は絶対可愛がってくれるだろうなと思ったので、結婚をすることに踏み切れました。

親友になれると思った

私が理想としていた夫婦像は、「親友のような夫婦」でした。まさに今の夫は、夫であるけれど、親友でもあり、時には兄のようであり、時には弟のようであり、時にはライバルであり、たまに母のようであり…私にとって何役も買って出てくれています。それがとても心地よく飽きなくて良い関係です。

私たちは本当に良く喋ります。お互い過度にお喋りというわけでもないのですが、夫婦でいるときは気が付けば何時間も話していたということがしょっちゅうあります。

自分のネガティブな部分も醜いところも見せることができます。

子供のようにお互い燥いで喚きます。

そういう関係ってなかなか築けるものではないですよね。

彼はもしかしたら夫である以上に親友なのかもしれません。ちょっと謎な表現ですが、これがしっくりきます。

***

「なんで旦那さんと結婚したか」
主な理由はこの3つでしょうかね。

そして、念のためお伝えしたいこと。
それは、こんなことを書くと、もしかしたら、「結婚して、幸せに溢れていて、あぁ羨ましい」と思われる方がいるかもしれません。でも、それは思わなくて良いことというか、万が一感じたとしても思わなくて良いことです。それは、私の幸せな部分だけが際立ってその人に伝わっているだけのことだから。

Instagramなどで、ある人の投稿を見て「羨ましい」と思う気持ちが湧き出てくることが私もあるのですが、それはその人が「良い部分(だけ)」を世に伝えているからです。

(近々、上記の「念のため」発言には言及させて下さい。)

私の両親は結婚して30年ちょっとですが、今でもとても仲がよいです。
もちろん、バトルが勃発していることも多々ありますが(笑)

先日も、お土産に頂いたらしい和菓子セットに入っていた紙風船を母が膨らまし、「対戦しよう!」と父に言い、父と母が真剣にリビングで紙風船で対決をしている姿を横目に、なんて微笑ましいのだろうと思っていました。

結婚をして何十年が経ったとしても、
私たち夫婦も両親のように仲良く楽しく暮らせているかな。

とにもかくにも、結婚式が無事に挙げることができると良いな。
そして、入籍をして結構日が経ってしまいましたが、家庭を築く覚悟と誓いをきちんとして、思い出の1日とすることができると良いな。

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