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独自に進化させる国

日本は0から1を作り出す国ではなく輸入したものを独自に進化させることが得意な国だ。

例えば日本語の「漢字」「ひらがな」「カタカナ」は中国から伝わった。
さらに仏教はもちろんだが、日本神話も元々は海外から伝わったというも説もある。

今海外で人気と言われる日本食「ラーメン」「カレーライス」も中国やインドから。驚いたことに「お寿司」でさえ元々は日本で生まれたものではないようだ。

起源は東南アジアの「熟酢(なれずし)」。
昔、山岳地帯に住んでいた民族が魚を長期保存させるために発酵させていたのが始まりという。それが今のような握り寿司スタイルになったのは江戸時代頃。

お茶も相撲も起源は海外からであろう。

このように今海外で受けているものの中で日本オリジナルというのは意外に少なく海外から輸入したものを独自に進化させる事こそが日本が海外から注目されているところなのだ。

外国人はガラパゴス諸島で独自に進化した珍奇な動物を見るように日本人を見て、長い歴史の中で独自に進化をしてきた日本文化を楽しんでいる。

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