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みんながストライカーになる必要はない

1.客付き合いで大事なこと


 無知で未熟だった新入社員時代、上司に言われて印象的だったセリフがある。「どんな小さな会社でも、社長は社長だからな」その点について配慮しろよということだと思う。

上司は器がデカかった。わたしがヘマをしてやらかして先方が怒り狂ってた時も、ずっとニコニコして先方の怒ってる内容については一切触れず、先方の身の上話を引き出し、ねぇ○○さん(名前を呼ぶのは効果的)そこにわたしも思い出があって、いい場所ですよね😊

こんな具合でずっと話題をはぐらかして、気付いたら先方の機嫌は収まっていた。。わたしだったら、怒ってる内容に対してどう穴埋めするかだけに捉われてしまいそうだが、視野が広いしミスなんてどうにでもなると思っていたのだろう

でも、元上司よ。。先方怒り狂ってたけど、○○さんって何度も言ってた名前、ずっと違ってたけどねww


もう、名前すら合ってるか、合ってないかすら関係ないんでしょうね。でも、その元上司はわたしの親族の状況や、身の上話などそういったことは絶対に忘れない人でした。



2.従業員として大事なこと


 30代半ばになって、色々仕事で苦労してきたと思ってはいたが、ある時 某店のオバサン(ざっくばらんに話す人)に「あんた苦労した顔してないよ」と言われて(嫌味ではない感じ)、ハッとした。

努力した気になってたのかもしれないと。実際、以下のように過去 謎の運によって目立った功績みたいなものを得たことがあったが、決して実力が伴っていた訳ではない。理由としては ⇒

・新入社員時代、社長から3ヶ月で名刺交換数を競わせる企画があり、300人くらいの中小企業だったが、全社1位で表彰された。
⇒ 営業経験が浅い自分にできるのは、球数打ちまくることだった。
【結果】率先して、数をこなすことで全体の士気を高めた。


・クルーザーの上でパーティーが開かれ、メーカーから最優秀営業として表彰され、高額の商品をいただいた。
⇒ ベテランの営業マンが難しく敬遠してあまりPRしなかったメーカーの商品を、なぜか逆にチャンスだと思いPRしまくった。
【結果】メーカー製品の布教活動に貢献した。


・トヨタコンサルティングから技術改善に貢献したとして、社長賞をいただいた。
⇒ みんなコンサルティングを厄介者として敬遠していたが、自分がやらざるを得ないポジションになってしまい、答えを追求した。
【結果】製品の共通問題に向き合い、原因を特定した。


現実のわたしはコミュニケーション下手で、目の前のことには執着しがんばるが、全体のことが疎かだったり、一つのことでも結果まで確実に導いたかと言われると怪しいところがある。

これらのことから分かったこととして、社長は確実に結果が求められるが、社員は必ずしも結果だけが求められる訳ではなく、与えられたポジションで然るべき行動が取れたかということが評価のポイントであるということ。

つまりは、自分が答えを出さなくとも、誰かのアシストになる行動を取るだけでも価値があるということ。学生時代のテニスのリーグ戦なんかは個人競技なので絶対に勝ちという結果が求められた。

いま自分のポジションで何ができるか、考えて行動していくことが大事ということですね



3.善悪二元論で片付けてはいけない


最近このトレトレチャンネルのシュールさにハマってますが、善悪二元論においても、物事の背景についてもっと考えるべきですね

↓ この問題について



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