マガジン一覧

21 本

ゲーム製作の進捗はXとBlueskyに書くようにします

ゲーム製作の進捗は時たまここに書く程度だったのですが、XとBlueskyでなるべく定期的に上げるようにします。 理由としては、だいぶ形になってきて人に見せても良さそうに思えたのと、時間に余裕ができてゲーム作者っぽい事をしてみたくなった、といったところです。 多分ですが、その分noteでは製作に関する話をほとんどしなくなるんじゃないかと思います。記事を書くのに時間を使えば当然進行は遅れるわけで、それで語る方に比重が寄ってしまうのは私のスタンス的には避けたいです。 まだヘッ

作っていれば楽しい、という心

自作ゲームにCPUの動作を実装した。動く敵と戦えるようになりゲーム性のようなものが見えてくると、作るのが一気に面白くなる。 例えば、接近戦でお互いが同時に格闘攻撃を仕掛けようとした場合。のけぞりがあるシステムなので、先に武器を相手に当てたほうが打ち勝つ。すると小振りなモーションのほうがかち合いに強くなるため、雑魚キャラに地味なモーションでカウンターを決められてしまったりする。 これを「格闘主体の敵なので、接近戦は避けるべき」と考えるならそのままでいいが、「旧式の武装相手だ

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自分だけが「作りたい」作品

ゲーム製作4か月分の進捗報告と、これからの予定。タイトルの話はもともと余談。 課題の達成前回挙げた問題点に関しては、2点とも解決できた。 機体を増やすのは、プレハブバリアントでメッシュとマテリアルを入れ替えてやるだけで簡単にできてしまった。Unityの機能を知らずに「時間をかけてでもシステムを構築する」などと意気込んでしまい肩透かし。 操作性に関しては、自動的に(そして強制的に)攻撃対象の敵まで視点を向けるようにすることでかなり違和感が軽減された。最終的に独特なロックオ

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ロボゲ制作の進捗と今後について

止まっていたロボゲ制作を再開する前に、一旦現状をまとめる。 進捗まず現時点での進捗はというと、 歩行、ステップ、ジャンプ、空中ダッシュの移動周り 視点操作とロックオンの照準周り 射撃、一部除いた格闘動作の攻撃周り のけぞり、ダウン、復帰の被弾周り までできて、とりあえず動かせるという状態にはなった。 全体のスケジュール的には、3ヶ月近く作業ができない状態だったので実際には残る3ヶ月分の成果だけで、当然大幅に遅れている。「1年間で最低限プレイアブルなものを出す」と

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51 本

2024年のゲーム遍歴

年明けてるけど毎年の恒例みたいになったので書いとく。 DNF Duel正月早々に格ゲーやってた。Epic Games Storeでの無料配布。 Fate/Grand Order去年から継続。ストーリー目当てで編成適当報酬逃しまくり。第2部に入って急に面白くなった。期間限定イベントも勿体ないと思ってなるべくやってるんだけど、コミカル寄りの雰囲気でトーリーを中断させられるのが難。 A Plague Tale: InnocenceEpic Games Storeでの無料配布。

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昔ながらの対戦洋ゲー、完全無料RTS 「Beyond All Reason」

たまたま見つけてドハマりしてるゲームだが、日本語の情報がほとんどないので紹介してみる。 英語でのチャットはほぼ必須 初心者部屋だろうが怒ってくる人がいる という昔ながらの対戦洋ゲー。 どんなゲーム?SFなロボットや戦車を指揮するリアルタイム戦略ゲーム(RTS)。Total Annihilationという古い作品のクローンが元となっており、一番近いのは精神的な続編のSupreme Commanderだろうか。 この系統では有償作のPlanetary Annihilat

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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」雑感

遅くなったけど見てきた。忘れないうちに書きたいので雑。 お祭り的なサービス満載の作品全体的に言うと見どころ一杯で飽きない作品だった。ファンサービスが詰め込まれていたし、終盤のぶっ飛んだシーンもお祭り感覚で楽しめた。 私はSEEDシリーズ(特にDESTINY)は手放しでは褒められないという評価をしていたが、今作は総合的に文句なく面白く、「ガンダムSEED」としての完成形だと感じた。 キラの修正シーン最大の見どころは間違いなく、心が折れて弱音を吐くキラをアスランがボコボコに

名作フリーロボゲ「Silver Knights」が復活してた

去年の初めに、個人制作かつ無料、いわゆるフリーゲームのロボゲを集めた記事を公開した。 この中で最有力にも関わらず残念ながら起動不可だった「Silver Knights」、なんと記事を書いた3か月後に10年の時を経て更新され、今の環境でプレイ可能になっていた。 9ヶ月もスルーしてしまって悔しいので色々書いておくことにする。 入手方法作者がX(旧Twitter)で直接配布している。以下は現時点での最新版だが、更新されたり期限切れになる可能性があるので、作者のアカウントをチェ

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昔話

昔話とか最近起きたこと。パワーワード重視。

結婚生活を終えて

結婚生活が終わって1年が経つ。最後に大騒動となり周囲に迷惑をかけてしまったが、長い後始末も終わって、やっと平穏が戻ってきた。 お一人様にもあっさり馴染んで、今や自分が既婚者だったことすら妄想や幻覚の類のように思えてしまう。10年以上の時をこのまま忘れ去るのは勿体無いので、結婚してどうだったのかを私なりに書いておく。 二人での暮らし久々に一人暮らしをすると、本当にやらなければいけないことは少ないのに気づく。元々ズボラな性格なので部屋は多少汚くても気にならないし、料理をする必

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かつて内輪の悪ノリを「退学」したような気がする話

SNSに迷惑動画が投稿されるのは、仲間内でのウケ狙いが暴走した結果とも言われている。私は良くも悪くもそんなのとは縁のない人間に見えるかもしれないが、ネット上でなら子供のころ内輪で悪ノリをする集団の中にいたことがある。 私がオンラインゲームで最初に所属したコミュニティには、禁止ワードを叫んだり運営に暴言を吐いたりする輩が普通にいて、ゲーム内外で所謂「厨房」の集まりだと見なされていた(私自身の罪状というと正直あまり覚えていない)。咎めてくる相手をキチガイ呼ばわりする所なんかは完

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アキバを楽しめなくなった悲しみ

コロナ禍もあり、ここ数年は連休でも出かけることがなかったのだが、ふと急にアキバに行きたくなった。おそらく、先日ニコニコ動画に久々に触れたことでノスタルジーへの欲求が出てきたのだろうと思う。 「アキバは昔と大きく様変わりした」という言説はよく聞くし、確かに90年代の頃とは大きく変わっている。昼食を採る場所には困らないし、PCパーツショップは減り、通りでメイドが呼び込みをしている。 だが最後に来たのは5~6年前かと思うが、その頃と比べればあまり差が無いように思う。別の言い方を

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バイトから社員になった3年後、給与50%カットになって、バイトに戻った話

新卒で入った最初の会社は、元々アルバイトで働いていた30人規模の装置メーカーだった。時給2000円という待遇で画像処理のプログラミングをする仕事。上司は外国人で、やたらと褒めてくれる。コーディングスキルも上がったし、間違いなくバイトとしては良すぎる環境だった。 社員登用の誘いは来ていたが。片付いていないフロアにウィルス入りのPCと、社員として働くのは明らかにヤバかったので最初は断っていた。だが、就活してみると世の中は甘くなく、心が折れた私は流されるように入社した。 入って

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仕事とか人生論

職種とか業界とか関係なさそうな話。

18 本

結婚生活を終えて

結婚生活が終わって1年が経つ。最後に大騒動となり周囲に迷惑をかけてしまったが、長い後始末も終わって、やっと平穏が戻ってきた。 お一人様にもあっさり馴染んで、今や自分が既婚者だったことすら妄想や幻覚の類のように思えてしまう。10年以上の時をこのまま忘れ去るのは勿体無いので、結婚してどうだったのかを私なりに書いておく。 二人での暮らし久々に一人暮らしをすると、本当にやらなければいけないことは少ないのに気づく。元々ズボラな性格なので部屋は多少汚くても気にならないし、料理をする必

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3年半で工場の生産記録を電子化した話

仕事で作ったシステムが稼働して1年経ったので、キャリアの棚卸(と自己肯定感)のために振り返ってみることにした。 何をしたのか工場の生産記録、つまり製品を作る時に書いて保管する書類を電子化した。生産記録はラインに流れてくる製品それぞれに書く必要があるので、全工程にPCを設置し、製品についているQRコードを読み取ってから記入してもらうようにした。 単に紙をなくすだけでなく、集計の工数を減らすことが求められたので、入力した内容をDBに記録するソフトを自作した。 難しくなかった

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プログラミングは嫁でゲームはアイドル

プロフィールに「ソフトエンジニア」とある通り、私は仕事でプログラムを書いている。しかし、ここにプログラミングに関する記事は書かないし、他にエンジニア向けのコミュニティにも所属していない。私生活の都合か、エンジニアとして技術を磨くことよりも、会社員として生き抜くことを意識する場面が多かったように感じる。 しかし、今の生活があるのはこのスキルのおかげだ。安定した収入を得られたのは勿論、人にはできないことができるようになって、周りと違う自分を肯定できるようになったのは大きいと思う

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かつて内輪の悪ノリを「退学」したような気がする話

SNSに迷惑動画が投稿されるのは、仲間内でのウケ狙いが暴走した結果とも言われている。私は良くも悪くもそんなのとは縁のない人間に見えるかもしれないが、ネット上でなら子供のころ内輪で悪ノリをする集団の中にいたことがある。 私がオンラインゲームで最初に所属したコミュニティには、禁止ワードを叫んだり運営に暴言を吐いたりする輩が普通にいて、ゲーム内外で所謂「厨房」の集まりだと見なされていた(私自身の罪状というと正直あまり覚えていない)。咎めてくる相手をキチガイ呼ばわりする所なんかは完

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エンジニア論とかソフト技術系

組み込みメインかもしれない。

プログラミングは嫁でゲームはアイドル

プロフィールに「ソフトエンジニア」とある通り、私は仕事でプログラムを書いている。しかし、ここにプログラミングに関する記事は書かないし、他にエンジニア向けのコミュニティにも所属していない。私生活の都合か、エンジニアとして技術を磨くことよりも、会社員として生き抜くことを意識する場面が多かったように感じる。 しかし、今の生活があるのはこのスキルのおかげだ。安定した収入を得られたのは勿論、人にはできないことができるようになって、周りと違う自分を肯定できるようになったのは大きいと思う

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SSDを買ったらNVMeで取り付けられなかった話

タイトル通り、ろくに調べずにPCパーツ買ったら使えなかったというだけの話である。この程度のことは普段記事にはしないのだが、私は職場でPCパーツの選定や発注をすることもあり、ある意味ではプロともいえる。仕事でこんなことやったら死刑なので、戒めのため書き留めておくことにした。 なんでSSDを買ったのかCドライブの空き容量が減りすぎて自作ゲームのビルドが通らなくなってきたから。EドライブのHDDの容量は空いていたが、そちらに移すと速度的に厳しいものばかりなので、SSDの増設に踏み

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「挫折」という言葉、軽く使いすぎなのかもしれない

noteのヘッドラインを眺めていたら、ふと「プログラミングの挫折率は90%」という言葉が目に入った。 これ見て真っ先に出たのが、「母数が多すぎるんじゃないの?」という感想だ。確かに大学の情報学科を出てもコーディングを全くしない仕事に就く人は多いが、それでもせいぜい半分くらいだろう。 90%というのは「ネットで調べてやってみたけど諦めた」というのもカウントした数値で、これを例えば本を買った人、プログラミングスクールに通った人、と「挑戦した人」の母数を絞り込んでいけば割合はど

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「未経験からのエンジニア転身」が宗教なら、「生粋のエンジニア人生」も宗教なのでは

「未経験からのエンジニア転身」を安易に考えることに対して警鐘を鳴らしている人がいて、新興宗教と一緒なのではという分析をしていた。 こういう話に対して、自分は小学校の頃からプログラミングしているので立ち位置はある意味対極に近い。例えば↓みたいな古典的なエンジニア思想にちょっとくらいは共感できる。 ハッカーになろう (How To Become A Hacker) https://cruel.org/freeware/hacker.html で、こういうハードルの高いものを

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