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社会人として大切なことはみんなチアリーディングで教わった① ~笑顔

2023年初めての投稿となります。今年もよろしくお願いいたします。

さて、2002年に出版され、20万部を超えるベストセラーになった、香取貴信さんの「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」という著書をご存じの方も多いと思います。

「本当のサービスとは」など、働くことの喜びがつまったこの本の内容が好きで、当時、社会人なりたてだった私は、香取さんに実際に会って講演を聞けるセミナーに初めて参加したのは20年くらい前の話ですが、今でも記憶に残っています。

本日は、そのタイトルにあやかり、私が卒業してから20年たった今でも、社会人として仕事をするときに、自分を助けてくれているものの多くは、大学時代にやっていたチアリーディングというスポーツを通して身に着けたものであると実感しているので、その話を書きたいと思います。


チアリーディングとは

観ている人に元気・勇気・笑顔を届けるために、チアリーダー達がチームワークを大切に、パワフルでスピード感あふれる"技"の数々を展開する表現スポーツ。それが......チアリーディング!!

日本チアリーディング協会 https://www.fjca.jp/cheerleading/

そう、私は大学でチアリーディング部に在籍し、アメフトのシーズンには試合の応援やハーフタイムショーの演技、春と夏にはチアリーディング選手権への出場、冬は「公演会」と呼ばれる、文化ホールなどを貸切ってのチアステージに向け、観客を魅了し感動してもらえるような演技をするため、ほぼ毎日の練習やトレーニング、リハーサルに、仲間と共に多くの時間とエネルギーを費やしました。

そんな、チアを通して身に着けたことで、今も役に立っていると思うことがあります。チームで行うスポーツ競技であれば共通的に身に着けられる「チームワーク」や「体力」などもその1つですが、チアだからこその観点で3つに絞ると以下となります。
1. 笑顔
2. 勇気
3. 姿勢

本記事では、「1.笑顔」についてと、笑顔のいい人になる方法を書いています。
「2. 勇気」「3.姿勢」についてはマガジン続編のこちらの記事をお読みください。

1.笑顔

チアの演技を見ればわかると思いますが、みんな、終始笑っているか、声を出しながら色んな表情をしています。無表情やつらそうな表情の人は一人もいません。

あれだけ多くの動きをしながら全身を使う演技を最後までやり抜くには、めちゃくちゃ体力もいるし、実際しんどいです。でも、「しんどくても笑顔」、それがチアの基本です。

なぜなら、チアは「人を応援する」唯一のスポーツだからです。
「自分の元気で、人を元気にする」のが、チアスピリッツ。
自分が元気で笑顔でいないと、人を元気にすることはできません。

もちろん、本番だけでなく、練習の時もリハーサルのときも、ずっと笑顔。練習でできないことは、本番ではできません。

楽しくなくても、脳は、顔が笑っているだけで幸せだと勘違いします。笑顔でやるからこそ、チアは楽しいと思えるし、チアをやっている人は、総じて前向きな人が多かったと思います。

「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる」

大学時代、作り笑顔であっても、笑顔で過ごしたり、遠くのお客さんや選手にも届くように「GO!Fight!Win!」などと目いっぱい表情筋を使っておなかの底から声を出す時間が多かったからこそ、社会人になってからも、人とコミュニケーションを取るときに笑顔でいることが多く、「笑顔がいい」と褒めていただいたことが何回もありました。

あとは、「声が大きい」というのも、家族や同僚からよく言われましたが、これもチア効果(!?)ですね。

ちなみに、夫からは「写真を撮るときに一瞬で同じ笑顔ができるのは、チアをやってたからだ」と褒めているのか、けなしてるのかわからないコメントをもらいます。

今からでもできる「いい笑顔の人」になる方法

リモートワークの場合、会議などで人に見られながら話す機会は減りましたが、初めて顔を合わせたときの第一印象の良し悪しを決めるのは、顔の表情です。表情が生き生きしていたり、微笑んだりしていることは、相手に安心感や信頼感を与えます。

チアをやっていた人も、やっていなかった人も、今から笑顔の表情筋を鍛えるためにできることはあるので、ぜひ習慣にしてみてください。
・毎日鏡の前で笑顔になってみる
・微笑みながら仕事をする(誰にも見られてないとき)
・できるだけ大きな口をあけて「あえいうお」や「ぱまたから」を繰り返す
※「ぱまたから」は「パパとママのたから」と覚えると覚えやすいです。

笑顔のスキルについても、書くスキルなどと同様、何もしなければ変わらないし、最初はうまくできていなくても、継続すれば少しずつでも上達し、自信が持てるようになると信じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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