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社会人として大切なことはみんなチアリーディングで教わった② ~勇気

本日は、シリーズ「社会人として大切なことはみんなチアリーディングで教わった」の第2弾「勇気」編です。

第1弾の「笑顔」編は以下のリンクをご覧ください。

前回は、「笑顔」という「見た目」に関する話で、結果的に幸福感や前向きさといったメンタルにも良いという内容でしたが、今回は、「勇気」なので、まさに「メンタル」の話です。

チアーリーディングで学んだ「勇気」とは、「今の自分にはまだできないことに対しても、チャレンジしてみようと思う力」です。

Wikipediaでは、「普通の人が、 恐怖 、不安 、躊躇、あるいは恥ずかしいなどと感じる事を恐れずに向かっていく積極的で強い心意気」と書かれています。

チアリーディングでは、組体操のように人の手の上に人が立ったり、空中に飛んだりする技(わざ)のことを「スタンツ」と呼びますが、1つのステージやショーを作るときに、メンバーはそれぞれ、これまで経験していない新しいスタンツの新しいポジションに挑戦することになります。

最初は「これに挑戦するのか」と、怖い、難しい、と思えたスタンツにも、自分が「できた」ところをイメージしながら、仲間と声をかけあって、失敗しても失敗しても何回も挑戦したこと(実際、初めて成功するまでに30回や50回とか、技が決まらずに落ちては「次につなげよう」を合言葉に何度もトライしました)、そこから、失敗しても恥ずかしくない、むしろ数多く失敗することで、初めて成功できたときの感動を味わえるし、成功のコツもつかめる、ということを体で習得しました。

仕事においても、自分には少し難しいかもと思うような未経験のプロジェクトや役割に対して、それで失敗したとしても失うものはない、むしろ経験を得たり、実績ができると思って前向きにポジティブに挑戦していく勇気を手に入れたと思います。

「勇気」は、ポジティブ心理学や幸福学の「幸せに影響する4つの因子」の1つである「やってみよう」因子に関係するため、勇気がある人は、幸福度も高くなります

<幸せに影響する4つの因子>
①「やってみよう」因子
②「ありがとう」因子
③「なんとかなる」因子
④「ありのままに」因子

勇気をもって挑戦するには、「失敗しても失うものはないし」と思うことも大切です。たとえば、転職活動であれば、転職活動をすること自体は、たとえどこかの会社から内定オファーが出なかったとしても、今の職場で働き続ければいいわけですし、自分の不足や課題が明らかになったとしたら、それは転職活動を経験して得られたことの1つになります。

第2弾は以上となります。お読みいただきありがとうございました。
次回は最終回「姿勢」についての記事を書きます。

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