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エピソード・ゼロ(フラメンコに出会うまでに好きだった映画編)


エピソード・ゼロ・シリーズ

熱狂できる「なにか」を探すアナタへ

フラメンコに出会うまでに様々な音楽・趣味を経過して

本当に好きなフラメンコにたどり着きました。
何か熱狂できるモノを求めている方の参考になる
エッセイです。

エピソード・ゼロ(音楽数珠つなぎ・洋楽編)

私って何者なんだろう~

私は何に熱くなれるのだろう~

そんな風にいわゆる「自分探し」的なノリで

毎日をなんとなく過ごしている人々って多くて

流行に上手に乗れる「にわかファン」って

なんだかうらやましい気もしている。

例えば

ラグビーが流行ればラグビー観戦するのを楽しむ。

遡れば・・・

サッカーブームの時は

Jリーグ観戦に行き

にわかファンと化して熱狂する・・・などなど。



本当に好きなモノに出会えるまで

というか

そこまで深掘りして追いかけるものがいらない人は

いわゆる「にわかファン」を繰り返した方が

楽しいかもシレナイ。



ただ熱狂するほど好きなことがある人って

やっぱり楽しそう。

小柳ルミ子さんもサッカーオタクになってから

なんだか楽しそうじゃない??(イタイと言っている人もいるけれど)

というか

ケンヤ的な男性(めっちゃ年下のホストみたいなオトコ)に

夢中になって

泣きをみる羽目になるより随分いいし

見ていて安心する。



料理好きの

ロバートの馬場さんとかも、楽しそうだもんね~



(私自身もフラメンコがあって

とても良かったんじゃないかと

思っています。)

何か夢中になれるものがあるのは

メンタルヘルスにとても良い。



何か夢中になれるものを探していた20代の頃

どんな映画を見ていたか??


カッコイイ、オシャレな自分になりたくて

カッコイイ人が観るだろう作品はたくさん観た。

例えば

ベティー・ブルーとかポンヌフの恋人などのフランス映画。

ヨーロッパの作品というのは

基本ハッピーエンドではない、暗い。

だいたい

最後は死ぬか発狂するか、みたいな。

恋愛を突き詰めると死ぬしかない、というような世界観。


その中で映像がオシャレで美しかったりとか

センスが良かったり、という感想を持つと

自分自身がベタな人間じゃなく深みがある気がするので

(今思うと)

観ていたけれど、突然そっち系の映画に飽きてしまった。

(オチ一緒じゃん)みたいな。

(最後に観たのはイージーライダーだった気がする・オチがひいた・・・)


次にハマったのは

ちょっと単純すぎてつまんない、とバカにしていたハリウッド映画。


ニコラス・ケイジの作品、(フェイス・オフとか)

笑えるしハッピーエンドだし

やっぱ映画観るならスカってしたいな、という気分になってきて

ベタな自分が許せるようになった(バカです、私)

今まで観た中で

1番良かったというか

衝撃的で泣けた作品は

ビョークのミュージカル映画(ダンサー・イン・ザ・ダーク)

イタリア映画の名作(ライフ・イズ・ビューティフル)


この2作品は

ハッピーエンドではないし、暗い。


でもなぜ好きなのか、というと「希望がある」から。

人間の本能「親子の愛」を描いている。

ダンサー・イン・ザ・ダークの方は

ビョークの音楽が好き、というのもあったけれど

オンナの本能、というものをストレートに表現しているシーンに

吐くように泣いてしまった。

あと好きな先品は

「タイタニック」


王道すぎてつまんない、とかいう人は

斜にかまえすぎて可愛げのない人なんだろうな、と警戒してしまう。


「タイタニック」も希望を描いていると私は感じる。


そして

人生には必ず誤解がつきもの、ということも表現している。


同じ系の「アルマゲドン」も好き。


こちらは「エアロスミス」の音楽が好きというのも大きい。

スティーブンのリブ・タイラーが主役というのも盛り上がる。


大流行した「マトリックス」も好きだった。

というか

この作品は将来を暗示しているよね、こういう世界に近づいていくよね、という

震えがあり、考えさせらる作品だった。


ここ最近では

正直映画にほとんど興味を持てない、というか

2時間連続で

映画に時間を使うのが苦痛になってきている。

しかも

面白い作品がないように思ってしまっている。

昔の名作を掘っていくのが楽しいだろう、とわかっているけれど

「老後の楽しみ」にしようってカンジに落ち着いている。



その中で

最近観て面白い作品だったのは

「グレイテスト ショウマン」


やっぱりミュージカルが好きなんだろうな~と思うし

ベタにハッピーエンドで希望に溢れた作品を観たいので

好みにバッチリはまる。


私的に腹が立つ作品だったのは

「カメラを止めるな」と「万引き家族」


(世間の評判と好みの問題だから、

スキズキなので

好きな人がいたらゴメンナサイ)

あとは

小栗旬主演の「人間失格」

太宰治のこの作品を中学生の時に読んで

頭をぶん殴られるような衝撃を受けた

「人間失格」



内容より単純に映像がキレイかな~と思って観に行ったら

小栗旬を好きになってしまった(笑)

小栗旬ってイケメンではないよね~と思っていたけれど

やっぱりモテるオトコなんだろうな~と魅力的、と思いました。


女子が好きな映像満載で気分転換になりますよ~


(内容はゴリゴリの究極恋愛系ですが

漫画だと思って観て下さい)



ステイホームしている今

ゆっくり映画で

時空旅行するのいいかもしれないですね~

スタジオアウロラのHPはこちら


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岐阜・愛知フラメンコ教室主宰山本ゆかりです。フラメンコのあれこれ書いてます。フラメンコを知らない人にわかりやすく書いております。www.auroraflamenco.com