#104 -リボベジに挑戦 ~サラダ菜編~

リボベジ企画第二回目!!

前回は玉ねぎの再生栽培をやったのですが、この記事実は未だにビュー数が伸びていっている隠れ人気記事だったりします。

スキはすごく少ないのですが、2か月以上経った今でもそこそこの人が読んでくれているようです。ブログのいいところってこういうとこだったりしますよね。

さて、今日はサラダ菜の回です!

そもそもリボベジってなんだ?と思った人もいるかと思います。

リボベジとは?
野菜の切れ端などを水につけたり、植え直したりして、その切れ端を再び成長させ2回目の収穫を得るという、キッチンハック(裏技)のひとつなのです。

エストニアのスーパーでは見出し画像のようなサラダ菜が良く売られています。(見出し画像はフィンランドの商品とのこと)我が家でもよくこの手のサラダ菜を買うのですが、いつも「なんかこの根っこのとこ、捨てるの勿体ないなー」なんて思っていました。

葉っぱを全部ちぎったあとに容器もそのままで水だけあげてリボベジに挑戦したことはあるのですが、成長は申し訳ない程度くらいしかしなかったので、無理なのかなー?と思っていたのですが、「植え替えしたらどうだろう?」と思い、再び再挑戦したのでした。


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植え替えから2,3日もすれば新たな葉っぱがでてきてます。

ときおり液体肥料もあげつつ、育てていけば2週間もしないうちに、
これくらい ↓ の大きさまで育ちます。

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サラダは作れませんが、サンドイッチの材料くらいにはなります。

それから更に一週間後・・・・

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どうでしょう!?これならちょっとしたサラダはつくれます!

今回の実験で発見したことがあります。

それは植え替え時にあることをすることで収穫が3割増しくらいになるのです。

最初の写真を見てもらえればわかるかと思うのですが、
一つのサラダのカップには3つ(房?カブ?なんて言うんだろ?)のサラダが育っています。

上の写真の右のサラダは購入時そのままで多少プランター用の土を加えただけだったのですが、左のサラダは、3つのサラダを切り離しお互いの間にスペースをいれて植え替えました。よって植え替え先のプランターも右のサラダにくらべて大きめです。

育ち具合を見てもらえればわかると思うのですが、切り離したものの方が育ちがいいです。またこれは単に、
「植え替え先のプランターが大きい=サラダが吸収できる養分も多い」
というだけで、切り離しそのものが功をそうしたのかはわかりません。(ズボラな実験だなぁ・・w)

なので次回は同じ大きさのプランターに、切り離したものと切り離さないものを植えて見比べてみたいと思います。


今回の再生栽培に使った土はよくあるプランター用の土です。
液体肥料は1週間に2度くらいあげてました。


やはり植物の生命力ってすごいですよね!

ふつーだったら捨てられているものからも、
ちょっと手を加えるだけで、もう一度収穫できるんですから!

もちろんこれはお金の節約の為にやっているわけではありません。
このサラダもスーパーで100円くらいで買えるので、
新しいのを買えばいいだけの話なんですが、
まだ命が残っているもの(再生するポテンシャルのあるもの)をそのまま捨てるのは、ガーデナーの端くれであるボクには心のいたむ行為なのです。

あ、ということは・・・・


3回目の収穫も可能なのか!!???


やってみよう。そして結果報告します。


これはリボベジではないのですが、3月の上旬からルッコラを育成ライトの下で育てています。

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2週間と少しもすればこれくらいの大きさになります。

ルッコラのいいトコロは一気に収穫せずに、大きな葉から散髪をするようにチョキチョキ切っていくことで、長期の収穫が可能になることです。

ルッコラはくせも強いので、ルッコラだけで食べるよりは、
他のサラダ菜と混ぜて食べる方がボクは好きなので、この手法は重宝しています。

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サラダにちょっとアクセントが欲しい時、パスタ・ピザのトッピングに使いたい時なんかにも役立ちます。

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現在はこんな感じです。量は若干減ってきましたが、もう一か月くらいは育ってくれるんじゃないかなー?


本日の朝食は、リボベジのサラダ菜とルッコラのハムサンドでした。

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こうやって家の中で育っているものを使って食事を用意するのって楽しいんですよねー。まだまだ色々挑戦・練習中ですが、いずれは家の中で年中ミニマーケットになるくらいのセットアップができればなーなんて妄想する日々です。


サラダ菜の再生栽培はすごく簡単だったので、お勧めします!
育成ライトを使わずとも日の当たる窓際があれば育てることができます。

屋内ガーデニングは「おうち時間」を楽しくするにはもってこいですし、楽しい・美味しいが一緒になったリボベジはいろんな利点があるので興味がある方はぜひトライしてみてください!

失敗して育たなくたって、なにを損するわけでもありません。もともと捨ててたものなんですからね!

書くことを仕事にするための励みになります。