#13 - イグルー(雪のお家)でピクニック
アタシ今日ここでねるぅー!
できかけのイグルー(というか洞穴?)にテンションがあがり、ココで一晩を明かす気満々のメイ。
一時間もしたら寒いと言って出てくるだろうと思ったら30分もしないうちに出てきて、
お父さん、あたしと遊びなさい。
と、極度乾燥しなさい。的な、お願いなのか命令なのかわからない調子でせがんできたので、メイを雪に埋める遊びをしたら喜んだ。(見出し画像)
あー、毎年こんな冬がいいなー
空を見上げながら思った。屋根に積もった雪が風に吹かれ、きらきら舞っているのがスゴくキレイだった。
埋もれているメイを忘れてしまう前に掘り出してあげることに。
*
平日の時間のある時にちょくちょく庭へ行っては建設を進めていたイグルー(雪・氷で建てた家)。
本当なら雪を切り出すような感じでブロック状にしてそれを積み上げてつくるのが普通なんだけど、今ある雪はパウダースノーで、ブロック状になるどころか雪だるまさえ作れないほどサラサラしている。
でも週の半ばに気温が上がり、雪がとけかけていたので、そのチャンスを利用して、自分なりの方法で多少形になるところまでは進めることができた。
それでもこのくらいまでが限度で、また寒くなってからは雪がサラサラでひっつかないので、穴にカーテンをかぶせてとりあえずOKにしておく。
本当は手前の小さな部分と連携させた間取りを作りたかったのだけど、今週は間に合わず、来週に持ち越すことに。
でも子どもたちは雪の祠に大喜びで、中に入っては出て、を繰り返してた。一人が中に残り、一人が外にでては、
メイ「聞こえるぅー?」
サデ「聞こえるぅ!」
メイ「見えるぅー?」
サデ「見えなぁい!」
を15回くらいやってた。w
中に入り、カーテンを閉め、ランタンで灯りを。
壁の向こうから光が少し差し込み、ぷち幻想的な雰囲気になる。
中では手袋をしなくてもそんなに寒くなかった。(外気はー2度ほど)
ヨメも後から参戦。
ココアとサンドイッチを持ってきてくれた。
(エストニアではオープンサンドイッチが主流)
イグルーで食べるサンドイッチは格別に美味しかったです。温かいココアも体の芯をほかほかにしてくれた。
ボクもヨメも小さい方なのでなんとか家族4人が収まる大きさ。
お父さん、頑張った甲斐がありました!
ちなみに天気予報によると今月中は寒いはずなので、このイグルーも溶けることはないので更にうれしい。(作った3日後に溶けた。とかなったら泣くわ)
今週はなんとか2部分をつなげてもっと家っぽくしたいなー
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