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複合参照03:まとめ

絶対参照・複合参照についてユーザーが意識するのは、Excelで数式(四則演算・関数)をオートフィル(もしくはコピペ)する時だけかと思います。 その時、Excelはなにをしているのか?
相対参照も含めてまとめました。
※セル範囲の参照については、別途noteを書く予定です。

【1】相対参照

計算の仕組みを複製する。
 「アレとコレをかけ算する」
 「ここからここまでをSUM関数で計算する」など
◆参照元と参照先のお互いの“位置関係”を複製する。
 参照元とは、計算の材料になる値が入っているセルの事
 参照先とは、計算式が入力されている・計算結果を表示するセルの事

【2】絶対参照

計算の仕組みを複製する。
◆指定された特定のセルを参照元とする。
 参照元と参照先のお互いの“位置関係”を複製しない。

【3】複合参照

計算の仕組みを複製する。
◆相対参照と絶対参照両方の特徴をもち、2タイプある

 ●列固定タイプ(列だけ絶対参照)
  アルファベットの前だけに$が付いている(例 $A2)
  参照元にする列を固定する、他の列は参照しない
  行に関してだけ、参照元と参照先のお互いの“位置関係”を複製する
 
 ●行固定タイプ(行だけ絶対参照)
  数字の前だけに$が付いている(例 A$2)
  参照元にする行を固定する、他の行は参照しない
  列に関してだけ、参照元と参照先のお互いの“位置関係”を複製する


【関連note】
絶対参照を理解するために01:相対参照
絶対参照を理解するために02:相対参照
絶対参照01:何が絶対なのか?
絶対参照02:列と行
絶対参照03:参照元と参照先
複合参照01:列固定タイプ
複合参照02:行固定タイプ
複合参照03:まとめ

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