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複合参照01:列固定タイプ

相対参照と絶対参照両方の特徴をもつのが複合参照です。
複合参照には、以下の2タイプがあります。
・列固定タイプ(列だけ絶対参照)
・行固定タイプ(行だけ絶対参照)

前回のnoteから引き続き
【例】ひらがな表
を使って2タイプの複合参照について確認してみましょう。

③複合参照 =$A2 とは
$A 列Aを絶対参照、行はドルマーク $ が付いていないので相対参照
つまり列Aを絶対に参照元にする、列固定タイプ

列7の部分だけ数式をオートフィル(またはコピペ)してみると、G7~K7のセルに列Aの値「あ」が表示された。

③G7~K7は全て「あ」になった
「いうえお」は参照されていない B列以降は参照されていない

表③すべてに数式をオートフィル(またはコピペ)すると?

③G8~K8は全て「か」、G9~K9は全て「さ」になった
「きくけこ」は参照されていない 列B以降は参照されていない
「しすせそ」は参照されていない 列B以降は参照されていない

列A「あ」「か」「さ」は参照されている
列B以降の「いうえお」「きくけこ」「しすせそ」は参照されていない

列固定タイプの複合参照とは
 参照する列を固定できる
 他の列は参照しない


【関連note】
絶対参照を理解するために01:相対参照
絶対参照を理解するために02:相対参照
絶対参照01:何が絶対なのか?
絶対参照02:列と行
絶対参照03:参照元と参照先
複合参照01:列固定タイプ
複合参照02:行固定タイプ
複合参照03:まとめ

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