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複合参照02:行固定タイプ

相対参照と絶対参照両方の特徴をもつのが複合参照です。
複合参照には、以下の2タイプがあります。
・列固定タイプ(列だけ絶対参照)
・行固定タイプ(行だけ絶対参照)

前回のnoteから引き続き
【例】ひらがな表
を使って2タイプの複合参照について確認してみましょう。

④複合参照 =A$2
列にはドルマークがついていないので列は相対参照、$2 行を絶対参照
つまり行2を絶対に参照元にする、行固定タイプ

列Gの部分だけ数式をオートフィル(またはコピペ)してみると、G12~G14に行2の値「あ」が表示された。

③G12~G14は全て「あ」になった
「か」「さ」は参照されていない 行3、行4は参照されていない

表④すべてに数式をオートフィル(またはコピペ)すると?

④は全て「あ」「い」「う」「え」「お」
「かきくけこ」「さしすせそ」は参照されていない 行3、行4は参照されていない。

行固定タイプの複合参照とは
 参照する行を固定できる
 他の行は参照しない


【関連note】
絶対参照を理解するために01:相対参照
絶対参照を理解するために02:相対参照
絶対参照01:何が絶対なのか?
絶対参照02:列と行
絶対参照03:参照元と参照先
複合参照01:列固定タイプ
複合参照02:行固定タイプ
複合参照03:まとめ

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