人は食べなくても死なない。不食について知る

「すべての元凶は足枷となっている思いこみ・信じ込み・刷り込み」

と知ってから、色々と気づくことがある。

昨日は「人は食べなければ死ぬ」という刷り込みがあることに気づいた。
近年、不食(何も食べずに光や空気のエネルギーで生きている人たち)の数は10万人にものぼるという。

1日3食食べなければ!栄養はこれとこれを摂らなければ!
水は1日○L飲まなければ!
健康体であったときは楽しくできていた健康法も、
食欲不振と吐き気の症状で食べられなくなった途端、
足枷以外の何者でもなくなった。

精神疾患で10キロほど痩せて死にかけたこともあり、
今も痩せていて、食べなければ死ぬと必死になって食べようとするも、
脳は「〜しなければ」という苦痛系回路の時、うまく働かない。食べようとすればするほど苦しくなり、食べても吸収されない。

土台を変えなければーー

不食についての情報を見ていくと、
まず、痩せて死ぬ人は「食べなければ死ぬ」という概念を持っていることがわかった。
「食べなくても死なない」という意識に切り替えた途端、
わたしの中で何かとても楽な気持ちになった。
食べなきゃ食べなきゃという強迫観念がす〜っと消えていった。

人は食べるのを段階的に減らしていくと、それに適応して、
体内で必要な栄養素を作り出すようにできているという。
目からウロコだった。
今まで、食べろ食べろ、この栄養素が足りないから精神疾患になっているんだ、栄養を摂れ、と何度も思ってきた。

もしかして、それって、モノを売りたい人たちからの刷り込みだったのかも・・・
世の中の常識や情報は、刷り込ませて洗脳させるのが非常にうまい。

さて、そんな情報を目にしてから、身体の声を聴くと、休みたいという。
強迫観念や苦痛系回路で働かせすぎてしまった脳や身体はヘトヘトに疲れていた。
食べなきゃ、太らなきゃと思ってしていた間食もお休みした。
なんとも気持ちが楽だった。

強迫観念が消えると、食欲も湧いてきた。ああ、大丈夫だ。
食べられない時は、「食べても食べなくてもいい」許すといいというのは知っていたけど、その根底に「食べなければ死ぬ」があるままだと、そうもいかない。
やっとこの言葉の意味が腑に落ちた。

うまくいかない時は必ず思い込み、信じ込み、刷り込みがある。
それに気づけばこんなに楽になるんだという気づき。

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