2人の相反する上司の姿勢から学んだこと

販売職をしていて、全く異なる上司と関わることになった。

1人はいつもすごく褒めてくれて、仕事についても過干渉でもなく、放置でもなく程よい距離感で、必要なサポートをやフォローをしてくれる上司。

もう1人は売上と結果至上主義で、とにかく結果とスピードにこだわり、部下を褒めることは一切せず、できていないことをひたすら指摘し、人格的な否定もしてくる上司。

わたしは後者の上司と関わっていて精神疾患を発症してしまった。
前者の上司の元ではこの仕事は天職だと思うくらい楽しかったというのに。

つまりわたしにとって、仕事をするときに大切なのは仕事内容ではなく、どんな人間関係かが一番大切なんだろう。

後者の上司の時、確かに売上は取れていた。
その上司の会社からの評価は高かかった。出世もしていた。
けれど、精神疾患になったり、体調を崩していたのは、わたしだけでなかった。

そのやり方で、売上は取れるかも知れない。
ついていける人もいるだろう。
けれど、犠牲を出しているのもまた事実。

わたしは前者の上司は売上こそ、後者の上司には及ばなかったかも知れないが、長い目で見ると、本当に思いやりがあって、部下を大切にしてくれて、安定的に犠牲を出さずに持続可能であるのは前者の上司だと思う。
本当の意味のマネジメントができていたのは前者の上司なのではないか、と。

「人を大切にしよう」
とはよく言うけれど、売上や経済至上主義に偏ると難しくなってしまうのかも知れない。

わたしは、自分の在り方として、前者の上司のように人と関わりたいと思う。

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