老け、不眠、取れない疲れ…温活で!医師が教える「ゆる不調解消ケア」Part②〜食事編〜
病院に行くほどではないけれど、なんだか毎日体調がイマイチ…。地味に困るこんな「ゆる不調」、実は身体の冷えが原因かもしれません。
冷えを撃退するには「温活」でとにかく身体を温めて!体温が上がると免疫力がアップし、身体や肌の不調が改善するのだそう。
今回は温活ドクターとして活躍する医師・石原新菜先生に、冷えが引き起こす怖い影響や、忙しくてもカンタンに身体を温められる温活テクニックを教えていただきました!
前回の記事はこちらから!↓
今回は実践編です!まずは、「食事編」をお届けします。
ゆる不調解消ケア〜食事編〜
胃の不調には「薬味たっぷりの味噌汁+七味」
なんとなく胃の元気がない、食欲がない…というときは、ねぎやしょうがなどの薬味をたっぷり入れた味噌汁に、七味唐辛子を振ってみて。味噌は身体を温め、ねぎとしょうがは消化を助けてくれます。またスパイスは食欲をアップさせる効果があるので、七味唐辛子が苦手な場合はさんしょう、こしょうなどでもOK。
さらに、ちょっと時間に余裕があるときは「ぬる味噌汁」を試してみて。味噌には代謝アップに欠かせないアミノ酸やビタミン・ミネラル、そして酵素も含まれています。
ですが味噌の酵素は48℃以上に加熱すると壊れてしまうため、先に出汁で具材を煮て、60℃くらいに冷ましてから味噌をとかしましょう。酵素も摂れて温活できる、一石二鳥の「ぬる味噌汁」の完成です!
取れない疲れには「黒酢玉ねぎ」
仕事や家事でへとへと、休んでも寝ても疲れがとれない…。そんなときは「黒酢玉ねぎ」で疲労回復!
黒酢玉ねぎの作り方
玉ねぎを繊維に沿って薄切りにし、黒酢400mL・はちみつ大さじ3と一緒に保存容器に入れてよく混ぜる。3日間冷蔵庫で寝かせたら完成!サラダのトッピングや、ステーキの付け合わせに◎
玉ねぎは身体を温める作用を持ち、玄米からつくられる黒酢は身体を冷やしにくく、栄養がたっぷり!またはちみつに含まれるオリゴ糖が腸内環境を整えるサポートをしてくれます。継続して食べることで、疲労回復や便秘解消、生理不順改善の効果が期待できます。
風邪をひきやすくなったと感じたら「ノンアルコールホットワイン」
免疫機能を維持・強化し風邪をひきにくい体にするためには、血のめぐりを促すビタミンCやポリフェノールを多く含む食材と、体を温めるスパイスを組み合わせるのがおすすめ。ここではノンアルコールホットワインのレシピをご紹介!
ノンアルコールホットワインの作り方
100%ぶどうジュース150mL、レモン果汁大さじ1、しょうがのすりおろし5g、シナモンパウダー小さじ1/8、クローブパウダー(あれば)少々、はちみつ小さじ1をすべて鍋に入れて弱火にかけ、よく混ぜる。
おいしそう!やってみたい!と思ったものは見つかりましたか?ご紹介した内容を全部やる必要はありません。おいしく楽しく、まずは食事から温活をはじめてみませんか。
内からのケアは食事で、外からのケアは美容液がおすすめ。いつものケアにプラスワンするだけで温活できる「ヒートブースター」を知っていますか?
次回は、忙しくてもカンタンにできる「ライフスタイル編」です!
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