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■6月25日 あなたが持ってる未来行きの切符

昨日のnoteで、寝られるかどうか心配していましたが、がっつり眠ることができました! …ということは、やっぱり「引き籠もり」が原因だったんかい…というわけで、大きな原因の一つが分かったのでこれで一安心です。

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以前、夜になかなか眠ることができないのは、あなたがその日一日に満足をしていないからだと何かで読んだことがあります。

その日一日に満足をする。

自分に「満足な一日」を与えてくれるものって、人によってずいぶん量も質も変わりますよね。たとえば、私なら一日のうちで、きっちり思うところまで仕事をこなして、本を読む時間もあって、note記事も書いて、とやると「満足な一日」ができあがります。わりと時間をみっちり埋め尽くしているイメージです。

もちろん、大好きな人の顔を見られた、話せた、そんな一瞬があっただけで「満足な一日」になる方もいらっしゃるでしょう。また、おいしい紅茶を淹れられたというステキな時間があれば「満足な一日」を得られる方も。それこそ「満足な一日」を彩るには、十人十色にさまざまな事柄が挙がります。

少し脱線すると、一時期むさぼるように読んでいた「引き寄せ」の本には、だいたい「目の前にある小さな出来事」に満足を覚えることが大事、みたいなことが書いてあります。ご飯を食べられて、眠る場所があって、などの生活を構成する諸々の要素、一つずつに満足し、感謝をしろ、と。

読んでいた当時は、いろいろ心が弱っていたので「そっか、これも全部『満足』って思わないとダメなんだな」と素直に思って実践していました。今だと、それに加えて「人はパンのみにて生くるにあらず」など、アタマの片隅に浮かんだりしますが(笑)

あ、そこからすると、森鴎外の『高瀬舟』。

「足るを知る」、つまり「満足する」ということを、あれほど心をじっくりじわじわ浸食するように分からせてくれる物語もありませんよね。中三で出会う物語としては、そういう意味で、かなり印象の強いものだと言えます。

…うん、そろそろ閑話休題。

さて、ここで一つ大きなポイントなのは、自分がどうすれば「満足な一日だった」と思えるかを知っていることだと思います。それが、理屈であれ感覚であれ、自分なりに分かっていることは一つの強みでもありましょう。

この場合、言葉としてはズレますが「原因」が分かっていれば、解決に向けて対処することができます。どうすれば「満足な一日だった」と思えるかを知っていれば、一日をどう過ごせばよいかの指針となるわけです。

そうすれば、それに合わせて過ごすもよし、そこからさまざまな度合いで外して過ごすもよし。外して過ごしても、思いの外「満足な一日」に繋がることがあります。だから、気分次第でそれを選択するのもおもしろいかなと。

そしてね、人が満足してやっているのであれば、他者に公共に迷惑を振り撒かない限りは、そっと見守ればいいのかなと。こっちから見ていて、「なぜ、それ?」と思うことは多々あれど、相手からすれば、それこそ余計なお世話、なわけで。

幼い頃に言われた、「よそはよそ、うちはうち」の応用で、「そっか。楽しいんだね」って思ってればいいのかなと。

だって、自分が満足していることに対して(誰にも迷惑かけていないのであれば)、外野からごちゃごちゃ言われるのってイヤですよね。そして、自分の権利を守るのであれば、他者の権利も守るべきでしょうし。そのためにも、自分がどうすれば満足をするかを知っておくのは大切かもな、などと思うわけです。

さて、今日そんなことを考えたきっかけは、朝に見たこのtweetでした。

「あなたにはあなたの地獄があるように、見知らぬ誰かは見知らぬ地獄を抱えている」。それは「地獄」にも「極楽」にも通ずるモノ。肝に銘じます。

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今日もここまで読んでくださり
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。

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