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【写真館259】黙々と守る

今日の一枚はこちらです。

名古屋城本丸を囲う、お堀です。
「城の堀」というと、
なみなみと水を湛えている印象が強くあります。

それに対して、名古屋城内にある堀は
「空堀(からぼり)」です。

これはもちろん、地形的なものもあります。
名古屋城は台地の北端にあり
掘っても水が湧き出してこないという
利点を持っています。

ですが、もう一つ
「空堀」の方が敵の侵入を防ぎやすい
という点も見逃せません。

水があれば潜って侵入できますが
開けた地面では身を隠すところもありません。
また、石垣を上っている最中に
上から攻撃されたら、
下に落ちて、痛い。
おそらく、ものすごく、痛い。

だからこそ、ここは空堀なのだと。
名古屋城の、主張しない堅固さが
ここにも表れているのでした。

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