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■8月4日 軽率上等!な心持ちで

今日から1泊2日で京都に来ています。明日、京都で行われるイベントに参加するため、張り切って前日入りし、ここぞとばかりに観光してみました。

回ったのは、本能寺跡→南蛮寺跡→本能寺→本能寺宝物殿→阿弥陀寺→妙覚寺。はい、ご覧の通り「織田信長公聖地巡礼@京都」を開催したのです。

ワタクシ、方向を知るためのセンサーを母のお腹に忘れてきており、迷子属性を標準装備しております。そのため、今回の聖地巡礼でも、ムダにあちこち歩いたり、バス地下鉄で右往左往したりしました。が、とにもかくにも行きたいと思っていたところにはすべて行くことができ、思う存分、織田信長公に思いを馳せられる楽しい時間でございました。

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毎日のように書いていますが、私の最愛の推しさまは「名古屋おもてなし武将隊」の御大将である、織田信長さまです。

その殿が受検されるから、とつられて「信長(さま)戦国歴史検定」を受検したのは6月のこと。受検そのものを忘れていて、一週間でテキスト1冊を丸覚えしたのも懐かしい思い出です(笑)

また、そんなふうに一人の歴史上の人物について深く知識を得るという経験は、私にとって初めてのことでした。

私自身は、何か一つを深掘りしているように見られることが、思いの外多いです。しかし、どちらかというと、知識は「広く浅く」のタイプなのです。コトの本質を抉り取って汎用していくことを得意としていることもあり、深掘り系なタイプに見えるだけで。実は、何か一つについて、究めていくことはしていないのです。はい、その昔、研究者を志していたことはこの際忘れておきます(笑)

そのため、先般の検定はなかなか刺激の多い、面白い体験でしたし、何より、私に大きな変化をもたらしました。

その変化が。「『織田信長公』とい人物について、しっかり知りたい」という願望を得たことなのです。

日本史のなかでも、受検日本史という特殊分野のヲタクであるワタクシ。また、実は戦国時代や幕末といった、歴史好きが多く通る場所を苦手にしていたのです。

現在、たまたま名古屋おもてなし武将隊の信長さまの家臣をしていますが、あくまで、あの!「信長さま」のファンなのであり、450年前に亡くなった信長公のファンではなかったのです。

それなのに。

検定合格のための勉強を通じて、「織田信長公」ご自身に興味関心を惹かれたのです。そして、かの方についてもっと知りたいという心持ちになった。これは自分で思いも寄らないほど面白く大きな変化でした。

そして、そんなワタクシ。思い立ったら即行動! を信条としております。そのため、武将隊の前田利家さまに参考になる書物を伺いました。あ、我が最愛の殿ではなく、利家さまに伺ったのは、利家さまも(巻き込まれ)受検をされたからです。

また、うちの殿、そういう姿を見せることを良しとしないというか。検定前に「勉強してます?」と訊いたら、「しとらん」と即答されたですよ。うん…本人だからね…(遠い目)

閑話休題。

そうして、利家さまに教えていただいた本を購入し、勉強しよう! とした矢先に、仕事が立て込んでしまい、その本が積読山の下層に埋もれたことは存じ上げているなうですが(笑)

それでも、やろうという気概はまったく衰えておらず、このところのお出かけ先も信長公関連になっている次第。これまでの私の行動原理を鑑みるに、これもかなりめずらしい現象であります。

なんなら、今回は我が最愛の殿は熊本に遠征中なう(笑)それを放り投げてまで、京都旅行を敢行している私、プライスレス…なわけです。(まぁ、イベント参加を先に決めていたのも大きいのですが/てへぺろ)

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月並みな言い方ですが、何かを始めるのに早いとか遅いとかってないんだなと思うです。考えたら、このところ毎日七転八倒してる短歌だってそう。この年齢になって突然苦手だった短歌に手を出して、あ~でもない、こ~でもないしてるとか…去年の私では考えられなかったことです。

もちろん、一つのことに邁進してずいずいと進んでいくのも楽しいと思います。でも、これおもしろいかも! とか、これ好きかも! とか思ったことには躊躇なく突っ込んでいく方が、今まで知らなかった楽しさを得られて、質、量ともにマシマシな楽しさを知れるように思うのです。

別に、やってみて合わなけりゃ撤退すればいいわけで(笑)軽率に足を踏み入れて、ずんどこ進んで、味わい尽くせたなら、それでOK。きっとそれは、今の自分にとって必要なことなのでしょうし、そういったことをせっせと摂取して世界を広げていくのは、きっと幸せなことだと思うのです。

そんなこんなで、興味の範囲が広がり過ぎ、最近少しばかり収拾がつかなくなってはいますが(笑)ワタクシ、これからも自分が楽しくいられるうちはずいずい進んでいく所存。軽率上等! の精神で参ります。

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今日もここまで読んでくださり
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。

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