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CACAO STORE
8月某日。涼風至。東京の暑さと群馬の暑さは質が違います。群馬の暑さが容赦なく太陽に直接焼かれるようなものだとすれば、東京はビルの反射とアスファルトの照り返しに囲まれて蒸されるよう。慣れない私は歩きながらも半分くらい意識が遠のいていたと思います。夏はいつにも増してよく道に迷います。
今日は国立新美術館の展示を見てから、直結の千代田線に乗って、代々木公園下車。自社製のチョコレートと、各国のタブレットをセレクトして置いているカカオストアさんへ寄りました。ここから次の目的地であるオペラシティアートギャラリーまで歩いて20分くらい。お買い物と、カフェで一休みです。
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私はマクロビオティックの考え方が好きで、生活に取り入れています。日本生まれの思想というか哲学なのかな。身土不二、陰陽調和、一物全体というのが私のスタイルに合うので気に入っています。よく、陰陽は「プラスマイナス」で良し悪しを勝手に決めている、と誤解されているのですが、例えば「昼と夜」「夏と冬」みたいなもので、どちらが良くてどちらが悪いという区別ではないのです。陽が登り、沈むという自然の仕組みに添って分類してみるということです。
食物ひとつひとつの分類を全て覚えて(しかも産地による多少の変化も考慮して)、毎日の献立を考える、というのは到底私にはできないのですが、要は、「地元で取れるその季節のお野菜を新鮮なうちに食べきる」ことを心がけていれば自ずと実践できているのだな、と思います。その上で今日の体調と合わせて陰陽のバランスを考えてみればいいのではないでしょうか。
それで思うのです。カカオはきっと陰性の食べ物なので、お砂糖も陰性だし、実は冬よりも夏にいただく方が栄養価の面ではポテンシャルが高く、身体に負担もないのではないだろうか、と。私は冷たいココアも好き。でもココアを飲むと口の端にチョコをつけたまま気付かずに過ごすことが多いので、カフェで注文するのをためらうこともあります。ただ、そういえば、最近は夏でもマスクをつけているのでチョコをつけていてもバレない…!!
ということで夏に冷たいチョコレートドリンクも、おすすめです。
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