こんな今日だって、私の人生の一部分なんですよね
イベントなどもないような日は特にそうで、ただ過ぎてゆく日々は、書き留めておかないと忘れてしまいますよね。
「書いておくと、数十年後の宝物になる」
もう分かりきっていることなんだけど、この言葉で、ああ本当にそうだよなあって、改めて深くうなずいた次第です。
吉本ばななさんがこの言葉を書いていらしたたはずですが、吉本ばななさんは私にとっても中学時代からのカリスマスターであり、文章の一文字一文字が超オシャレに見えていました。
私は日記をオシャレには書けないけど、自分のための日記だからと割り切って、気張らずに書いていた時期もあります。
たとえば、もう実家にも残っていないと思いますが、高校時代に書いていた恥ずかしすぎる日記。分厚いキャンパスノートに書きなぐりです。ほぼ、当時好きだった男子のこと。なぜ実家に置いてきた……。いや、旦那がいるこの家にはもっと置けない。
結婚してからは、スケジュール帳のメモ欄に書きなぐりです。毎年は書いていないし、すべて残してはいませんが、激動の年で思い入れの強い年は残していて、整理するときにふと開いて読むことがあります。
まだ結婚して10年。
宝物になるにはまだまだじっくり寝かさないといけないんでしょうか。読み返したら当時の感情が、屈強なラグビー選手のごとく、ドガーンと私めがけタックルしてきてメンタル弱るだけなのですが。
いや、でも可愛い子どもたちのなんでもない日々を書くのは楽しいし、自分はこのときにこんなことを考えていたなんて忘れてしまうから、絶対に後で見返すと感心したりしてヒントもらったりして嬉しくなっちゃうはずです。
短くてもいいから、これからはちょこちょこ素朴な日記も書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
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