■つるかめ助産院 

著者:小川 糸
<あらすじ>
突然、夫が姿を消し傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、妊娠を告げられる。島の個性豊かな仲間と美しい海に囲まれ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになる―。(Amazonより)

妊娠するということ。
出産するということ。
食べるということ。
生きていくということ。
難しく考えてしまいそうなことを助産師の亀子先生は、サラリと軽やかにまりあに語ります。
妊娠も出産も経験はまだないけど、
これから生きていく上で大事な考え方だなと。
「頭をからっぽに。」
何にでも通じる、作中の亀子先生のセリフが響きます。

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