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結局のところ私は雨の描写が好きなのだ

 えりかです。

 たまに思い出す情景があります。

小学校6年生くらいの6月の月曜日、雨の日の午後、学校から帰っておじいちゃんの車でおばあちゃんと3人で買い物に行って、雨音を聴きながら夕方の料理番組を見ている。何気ない幼少期の断片ですが、何故かくっきりと思い出すのです。

 雨の日、私は好きなのです。

そんな私が選んだ雨の描写が印象的な作品集です。


「恋は雨上がりのように」

https://www.youtube.com/watch?v=5BspCDS4l1M

  既にタイトルに雨が入っている((笑)

漫画、アニメ、実写版映画があります。私は、アニメ版のエンディング「Ref:rain」を歌っているAimerさんが好きで、そこからこの物語を知っていきました。怪我で陸上を離れた女子高生のあきらと、アルバイト先の店長との恋が主になりますが、それぞれの登場人物の挫折や葛藤なども鮮明で、漫画は2日で一気読みしました。そして、映画版のあきら、小松菜奈ちゃんがとてつもなく可愛い。

この物語をベースにダンス作品も作りました。


Aimerの曲


なぜこんな漠然とした書き方なのか⁈

それは、Aimerさんの曲は雨ととても相性がいいから。

前述した「Ref:rain」のようにあからさまにタイトルに雨が入っている曲もいくつかあるのと、歌詞の中に雨が入っている曲も多い気がします。Aimerさんのしっとりした歌声と美しい雨がよく合うのではないかという私の見解です。

「アイネクライネ」 米津玄師

https://youtu.be/-EKxzId_Sj4

 米津さんもAimerさん同様雨が合う方な気がします。この曲のMVの傘の描写が印象的だったので、代表してこちらを。

 「春雷」という曲も、梅雨の時期からは外れますが、春の新しい息吹を感じる印象で好きです。


「半分、青い」

 北川悦吏子さん脚本、永野芽郁さん主演の2018年の朝ドラ。星野源さんの「アイデア」が主題歌でした。

 片方の耳が聞こえない鈴愛(すずめ)と幼なじみの律の高校生のときの場面や、結婚相手のりょうちゃんとの雨の中でのダンス、そして最終回と、雨の印象的な場面が多かった気がします。

そして、「アイデア」の中にも雨が沢山出てくる。

北川悦吏子さん脚本だと「愛していると言ってくれ」でも雨は効果的な使われ方をしていて、赤い傘1本で雨の中デートする場面が好きです。

「レイトショー」majiko

この動画は、majikoさんの曲の中でも有名な「エミリーと15の約束」ですが、この曲が収録されている「寂しい人が一番偉いんだ」というアルバムに「レイトショー」という曲が収録されています。

叶わない恋、だけど好きな未練を感じて切なくて、かなり名曲だからもっと有名になってほしいって密かに願っている曲です。

その「レイトショー」の終盤に「どんな雨が降っても どんな夜が来ても 帰る場所は私じゃないの」という歌詞があり、majikoさんの切ない歌声と相まってううっ、となってしまう部分です。この部分が印象的だから、雨をイメージしてしまうのかもしれないです。

ちなみに、この曲の前は「ひび割れた世界」。この曲を聴いて一気にmajikoさんの虜になったのが昨年の入梅だったせいか、アルバムのこの2曲は私の中で雨の2部作です。

majikoさんの声も雨が合う。


とりあえず、私がすぐに思い浮かんだ5選でした。

まだあるかなぁって考える度に色々出てきますが、とりあえずは5つ。またひょっこりやるかも。

結論として、私は雨みたいなしっとりとした声や作品や音楽に惹かれやすいみたいです。わかりやすい晴れより、何か憂いのある雨を気になってしまう割には私は晴れ女なんですがね、ないものねだりですかね笑

今朝も雨が降ってます。

これを読んでくれた方が、素敵な雨の1日を過ごせますように。



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