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過去の記憶と今の出会いにアイデアがある

わたしは時折
懐かしい味を思い返して記憶の糸を辿るように
料理することがある。

ニュージーランドでシェアハウスをしていた
イギリス人のkellyが
よく作ってくれていたバナナブレッド。

匂い、食感、味などの記憶も曖昧。

作っているのを横で見てたこともあるけど
覚えていないし
彼女の分量も適当だった。

今でもふと食べたくなって記憶の糸を辿るように
作り続けている。


今は自分で作っている酵素玄米もぬか漬けも
熊本在住時に食べていたもの。

わたしからすると熊本の思い出の食。


自分の人生で出会ってきた味を
ふと食べたくなって懐かしさに泣けて
作ってみるけれど
全く同じ味ではなく、わたしのオリジナルな味になる。

それもそれで良い。


最近は化粧水や保湿クリームも自分で作り
調味料も自分で作っているけれど
「新しいアイデア」というよりも
過去の人生で出会ってきたものを
今、自分の手で生み出している。


そして今出会う人たちからも
「こんなアイデアもあるよ!」と教えてもらって
作ってみたりしている。


アイデアは過去の記憶と
今の出会いにある。


そして過去の記憶と今の出会い
その混じり合ったものを今
わたしは現実に創り出している。


そう思うと、わたしひとりから生み出されるものは
なにひとつないんじゃないか。

周りとの混じり合って、なにかを生み出して
それが未来へ繋がっていく
周りへ広がっていく。

その世界が調和の世界じゃないかな。

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