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西表島

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西表島を旅行して私なりに感じたことをまとめています。
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記事一覧

西表島について「移住!?」編

西表島について「移住!?」編

西表島ではトレッキング、シュノーケル、カヌー、supなどアクティビティツアーを行っているショップが多くあります。
宿までガイドさんが迎えに来てくれます。

初めてツアーに参加したとき、送迎して下さったガイドさんが
「19歳です、海に憧れて〇〇県から来ました!」
とおっしゃっていて、
“島に住んでいる人は地元の人ばかり”と勝手に思い込んでいた私は度肝を抜かれました。
「なんでこんなに若いのに、わざわ

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生生流転

生生流転

生生流転
西表島を舞台にしたドキュメンタリー映画である。

“夢物語でも絵本の世界でもない美しい自然”が日本に存在することに驚くだろう。

「ただ、西表島に行って楽しかった」「景色が綺麗だった」だけではなく、野生生物へのロードキル問題を、突きつけられる。
ヤマネコだけに気をつければいいわけではなく、カニもヘビもカメも鳥も同じ。
雨上がりや満月の夜など、正直避けきれないほど生き物がいたりする。

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宇宙に放り出されるような

宇宙に放り出されるような

小学生ぐらいの頃、ふとしたときに
「なんで私は生まれてきたのだろう?」
「もし、生まれてこなかったらどこにいたんだろう?」
と、どうしようもない問いが頭によぎりました。
宇宙に放り出されたような、孤独感。
その孤独感を打ち払うには、時間が過ぎるのを待つしかないのです。

年齢を重ねて“諦め”を知ったのか、宇宙に放り出される感覚は減りました。

しかし、自分に対する問いは増えました。

「私は何のた

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西表島について「西表島ってどこ?」編

猛烈に西表島のことを書きたいので、
「にしおもてじまって…どこ?」な方向けに、魅力を語らせて頂きたいと思います。

西表島は沖縄県内で、沖縄本島に次いで2番目に大きいです。
つまり、沖縄離島の中では1番大きいです。
沖縄本島からさらに南西に位置します。(台湾の方向です)

“西表”は“いりおもて”と読みます。
なぜ西を“いり”と読むのか?
沖縄では太陽が昇ってくる(上がってくる)東を“あがり”

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西表は眠らせない

もう2年前になりますが、西表島で参加したナイトツアーのことを少し書きます✍️

ナイトツアーのガイドさんは、そのときがはじめましてでした。
何の下調べもせず、
「アカショウビンは見られますか?」とガイドさんに聞くと、
「アカショウビンは夏鳥なので、この時期(11月)に見るのは厳しい」とのことでした。

当時の会話の中で、私が野鳥が好きということを話したのかどうかは覚えていないのですが
「見せたい鳥

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西表島の風

西表島の風

「沖縄は暑かったやろ?」とよく聞かれる。

私は、大阪のほうが暑い気がする。
感覚的なものかもしれないが。

今日も暑かった。
車に乗ったとき、車内の窓を開けるほうが快適だった。
涼しいとはいえないけど、心地いい。
この風の心地よさを知っている。
西表島で感じた風だ。

大阪で、何を言ってるんだと思われるかもしれないが 私には島の自然がよぎった。

西表島で車に乗せてもらうときは、大抵冷房が効いて

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癒しだけではなかった西表島旅行

旅行の良さってなんでしょうか?
癒し、美食、出会い、非日常、ハプニング…

私は1度その土地に行けば満足…なのですがその例外となったのは西表島でした。
自然や生き物、住まれている方、西表が繋いでくれた方々に魅了され、何度も旅行している西表島。
少し自分をたくましくさせるのも西表島です(笑)

船の欠航、船酔い、波酔いシュノーケル、謎の虫刺され、ヒル、熱中症、腹痛…
そのとき、しんどい思いをしても

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私が好きな西表島の飲食店③

私が好きな西表島の飲食店③

前回に引き続き、私が好きな西表島の飲食店について書いていこうと思います。
前々回はこちら↓

今回はナナシカフェを紹介します。
店内の雰囲気が、おもちゃ箱ひっくり返したみたいで可愛くて好きなんです。
ワッペンやTシャツ、陶器など購入できるものも置いてあって、楽しいです。

本を読んで素敵な空間で過ごす、という贅沢な時間…。

可愛い雑貨に心がゆるむ。

思わず時間を忘れる。

西表島滞在中、こちら

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夜は暗いと、西表は教えてくれた。

夜は暗いと、西表は教えてくれた。

私の生まれ故郷・大阪に帰ってきて思ったことはとにかく夜が明るいということ。
夜空は明るくてグレーっぽい色をしている。
飛行機を降りて、関空から自宅へ帰るときには、高速道路の煌々とした明かりに近未来を感じたりする。
「大阪に帰ってきた!!」
とダイレクトに感じると同時に、
西表島とのギャップがたまらない。

初めて西表島にひとりで旅行したときには、あまりにも外が暗くて怖かった。
短期移住して、星を見

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レンタカーで周ろう、西表島旅行

レンタカーで周ろう、西表島旅行

西表島に短期移住して、思ったこと
島では車が必須
ということ。

旅行の場合も、車があったら便利。
シュノーケルやカヌー、トレッキングといったアクティビティツアーに参加する場合は、レンタカーを借りなくても楽しめると思う。
けれど、観光スポットといわれるようなところを周ったり、浜辺でのんびり…という過ごし方であればレンタカーをおすすめしたい!
なぜなら、西表島には路線バスがあるが本数が少ないから。そ

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非日常が日常 11/5

非日常が日常 11/5

急遽、午後休みを頂いた。
女将さんご家族に夕方、ヤマネコ探しのドライブに連れて行ってもらった。
私はヤマネコを見たことがない。
結果的には見られなかったけれど、夕方のマングローブは切り絵のようで美しかった。
日が沈んで真っ暗になると、星が出てくる。
浦内川から星を眺める。
風がないと、水面に星が映るそう。
そんな景色想像できない。

そして、流れ星。
まばたきほど一瞬、けれど力強かった。

ご飯を

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目まぐるしく、巡る巡る。11/2

目まぐるしく、巡る巡る。11/2

西表島で働きはじめて2日目
お仕事は朝、6時から。
お昼から働いていた自分にはとんでもない。
まだ星が出ている。
仕事場で寝ているようなものなので、急がなくていいのがありがたい。
けれど、夜は静か。よく眠れる。

今日は午後休みを頂いた。
正直もう3日、4日働いた感じだ。
1日の情報量が濃い。
時間が過ぎていくのは早いけど、1日で2日分くらいある。
時間感覚がよくわからない。

午後休みは、海亀を

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もらってばかり

もらってばかり

仕事を辞めて短期移住するということで、色んな人から手紙やプレゼントを頂いたり、LINEをもらったり、温かい言葉をかけてもらったり…
会う時間をもらったり。
優しさをもらってばかりでした。

色んなことをやりたかった10月。
体調崩したり、持ち物を確認したり、最後の最後までバタバタ。
けれども、色んな人と会えて話せて嬉しかったです。
濃い1ヶ月でした。
また会えるのを楽しみに生きていきます。

西表島に短期移住します

西表島に短期移住します

おはようございます。
3ヶ月間、西表島に短期移住します。
西表島に行くまでにやりたいこと、色々ありましたが
今月があっという間で、“やりたいことの選択”を絞られました。
それでも、友達が会ってくれたり美味しいものを食べたり
とにかく楽しかった10月でした。

「わざわざ住まなくても、旅行で西表島に行けば良いんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが
私はなんでも自分で体験したいと気が済まないので

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