北海道のお豆①~種類と生産~
こんにちは。
北海道だいすき、くりあです!
今日は、北海道のお豆の話です!
”お豆”といっても、ご存じのとおり、たくさんの種類があります。
ですので、今日はざっくりと、北海道で作られているお豆について、お話しますね!
それでも長くなってしまったので、更新を2回に分けます!
また、それぞれのお豆についても、そのうち更新したいなと思っています。
お豆の種類
北海道で生産しているお豆の種類は、大きく8種類。
1.小豆
餡の原料で、和菓子のイメージが強いと思います。
その他にはお赤飯やお汁粉にも使われます。
2.大納言
小豆の中でも大粒の品種。
和菓子の他に、甘納豆などに使われています。
3.大正金時
煮物や甘納豆によく使われますが、最近はサラダやスープのトッピングに使われていることも多いです。
煮ているお豆で、レッドキドニーもあります。
レッドキドニーはほとんどが輸入で、金時豆と比べて皮がしっかりしているので、煮崩れが少ないのが特徴です。
4.大豆
たんぱく質を多く含んでいて、イソフラボン効果が期待されているお豆です。
豆腐や納豆、煮豆や豆乳など、日々の食卓にかかせない食材だと思います。
最近では、「大豆ミート」が流行ってますね。
大豆を加工したものを、お肉の代わりとして調理するものです。大豆は噛み応えもあるし、高タンパクだし、食物繊維も入っているし!
今度「大豆ミート」を調べてみようかしら。
イソフラボン効果・・
大豆イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」(卵胞ホルモン)に似た働きをし、肌の新陳代謝を促進したり、髪のハリ・ツヤを保たせたり、自律神経を安定させたりする効果が期待されています。
参考までに↓
5.うずら豆
鶉の卵に似た斑紋が特徴。
煮豆や甘納豆、羊羹にも使われています。
6.大福豆
白いんげんの一種で、甘納豆や煮豆、和菓子やきんとんにも使われています。
7.とら豆
1粒の反面に薄茶色の模様があるのが特徴。
煮豆の王様とも呼ばれるほど、煮豆に適しています。
8.光黒大豆
煮豆のほかに、きな粉やお茶などの飲料にも使われます。
黒大豆の代表的な品種のひとつが「光黒」です。
ほかには「丹波黒」がありますが、北海道で生産されるのは主に「光黒」です。
小豆の生産
お豆を代表して、小豆の生産について、綴っていきます。
5月下旬 播種(種まき)
地温が上がってから、機械で1ヶ所に2~3粒ずつ種を播いていきます。
6月上旬 出芽期
下旬 生長期
7月上旬 中耕除草
下旬 除草
8月上旬 開花期
下旬 莢伸長期
花が散った後、莢がつきます。莢が大きくなると、粒が膨らんできます。
9月上旬 成熟期
莢が茶色くなって乾燥していきます。莢の中の小豆はすでに赤く色づいています。
9月下旬~10月中旬 収穫
機械で茎の下を刈り倒し、乾燥した後、脱穀をします。
脱穀・・
莢から豆を取り出す作業
11月上旬 出荷
収穫された小豆は、選別を経て袋詰めされ、出荷されていきます。
実がついたら、ついつい食べたくなってしまいますが(食いしん坊)、ガマンした先に”豆”と出会えるんですね!
次回は、お豆の「煮方」や「レシピ」もご紹介します。
長くなってしまったので、今日はここまで。
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