46歳 「生きることの意味を考えてはいけない」

私は現在46歳です。この”note”にいろいろと書き綴ることで、自分の今までのことを振り返ったり、自分と向き合ったりしています。

先日、友人と話していたときのこと。「私はなんのために生きてるんだろうって、ときどき思う。子孫を残してるわけでもないし、特別、社会のお役に立ってる感じもしないし…。」と、ふと口にした私に、友人が言いました。

「生きることに意味なんかないよ。虫とか花とか、みんな、ただ生まれて死んでくじゃん。同じだよ。そんなこと考えるから死にたくなっちゃうんだよ。ダメダメ…。」

こう言って笑う彼女を見て、「サッパリした性格だな…。彼女らしい。」くらいに思っていました。(ちなみに、私は死にたくなっていたわけではないです。)

ところがそれ以来、この言葉が、ふとした瞬間に頭に蘇ってきます。

確かにそうだな。生きることの意味なんて考えなくていいのかもしれない。

意味のある人生を生きようなんて思うから、足がすくんで動けなくなってしまうのかも。

「ただ生まれて、ただ死んでいく。」

それくらい肩の力が抜けてるほうが、案外いろんなことがうまくいくのかもしれない。

大きな自然の中で言えば、私は一粒の砂みたいなもの。

そこに必要以上に意味を見出さなくてもいい。

そう思って、妙に納得したのでした。




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