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英語ができるようになって良かったこと

バイリンガルになりたくて仕方なかった10代

10代の頃私にとってバイリンガルになることは大きな夢の1つでした。海外旅行にたくさん行ったことがあるわけでも、親が英語教育に熱心だったわけでもありません。だた学年に1人くらいはいた帰国子女に、なんとも言い難い憧れを抱いていたことは今でも鮮明に覚えています。

英語教育に力を入れた高校に入学し、交換留学へアメリカに行き、大学4年間も英語だけで授業を受けたことによって、私は念願のバイリンガルになれました。中学生の頃から数えると約10年間、英語を扱えるようになることに費やしていたことになります。

とはいえ、私はすべての人が英語をできるようになるべきだとは微塵も感じていません。私はやりたかったからやっただけで、テクノロジーが目まぐるしく進歩していくことも考慮すれば、やる必要はないことなのかもしれません。

今日は、かなり個人的な英語ができるようになって良かったことをお話ししたいと思います。

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① 海外のYoutubeが楽しめる

国によってYoutuberの種類に差があるなあと感じています。私はアーティストの方や田舎暮らしの方の動画を見るのが好きなのですが、日本語で探すとあまりしっくりくるものに出会えません。

今は英語が世界の共通語として認知されているため、諸外国のYoutuberの方々も英語でチャンネルをやっていたり、字幕をつけたりしています。自分の好みにぴったりのチャンネルを不自由なく見られるときに、英語がわかって良かったと強く感じます。

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② 海外旅行に1人で行こうと思える

私は一人旅がわりと好きな方です。人と行く方が経験を共有できて楽しいけれど、1人のフットワークの軽さも捨てがたいです。しかし、1人で海外旅行をするというのはちょっと勇気のいることだと思います。これまでに2回留学に行っていたとしても、初めての国に行くのに、少しの不安はつきものです。

すべての国で英語が通じるわけではありませんが、公的な施設や空港などでは英語ができればなんとかなります。「まあ最低限英語で話ができる」と思うと、知らない国に行くハードルがグッと下がるように思います。

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③ ニッチな買い物がしやすい

これは普通の買い物しかしない人には全く参考にならないメリットかもしれません。私は物作りが趣味なので、日本語で検索しても出てこない道具などが必要になる時があります。大体のものは中国のサイトに売っているので、英語で探しながら日本ではどうしても手に入らない材料や道具を購入することが多いです。

日本に上陸していないお店で欲しいものがあったときも、英語ができれば不安な気持ちにならずに、スムーズにお買い物ができます。買うものにこだわりが強ければ強いほど、この恩恵を感じることができると思います。

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④ 情報を探すときに便利

これは③と似ています。ある物事を調べるとき、それが日本語ではあまり検索結果に上がらないということがあります。単純に日本での認知度が低かったり、そもそも世界単位での認知度が低く、そして日本語使用人口が少ないために情報が拾えないという場合が多いです。

そんなとき、英語で検索すれば、より多く広い情報に触れることができます。量的に有利なのは言うまでもありませんが、視野の広さ的にもより良いと思います。人間誰しも、一個人やその周りの環境の中の視点から物事を見てしまいがちです。英語を通じて、自分とは全く異なった視点の意見を見ることで、学ぶことがたくさんありました。

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語学の学び方が一通り身につく

英語を含め、今まで勉強をしていて良かったと思った理由は2つあります。1つは知識そのものを積み重ねることができたこと。そしてもう1つは、学びのプロセスを経験し、自分なりに再現可能なものにしたということです。

私は現在独学でフランス語を身につけようとしていますが、英語を1から学んどあプロセスに助けられています。私も第二外国語を始めるまでは。母語を学ぶように言葉を身につける方が自然でいいなと思っていました。しかし、文法という言語の骨組みの組み立て方を知っている方が、応用が効きます。

語学の学び方が一通り身につけ、それを次の言語で活かすことは、想像していなかったメリットでした。

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おわりに

こうやって振り返ってみると、私は自分が身につけた言語の能力をすごく個人的な利用の仕方をしているように感じました。

仕事でバリバリ使っているわけでもなければ、何か直接的な利益を大きくもたらしてくれているわけではありませんが、日々細々と自分の生活に不可欠なものになっているようです。

英語は日本で毎日平凡に暮らしていても、私の生活を豊かにしてくれています。こんな風な良いことがあるんだな、と英語学習の励みにしていただければ嬉しいです。

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