奪いすぎないラインを探して生活する
エシカルに生きるということ
誰に言われたわけでもなく、小さい頃から環境問題に敏感な子どもでした。そんな私は大人になった今でも、人よりも少しだけ環境を憂いながら生活しています。
とはいえ、急に森の奥で自給自足で暮らすわけにもいきません。今日お話しするのは、自分の生活のスタイルと相談をしながら見つけた《奪いすぎないライン》についてです。
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奪いすぎないマイルール
まず大前提として、生活は人によって違うということです。例えば私はコンタクトレンズを使わなければ生活できないため、その分プラスチックを消費していることになります。そこはしばらく変えるつもりのない部分です。
そして1人の人間の生活も日々変わり続けるものです。必要なもの、妥協できるものはいつでも一定なわけではありません。
《奪いすぎないライン》と向き合いながらも、それを自分にも他人にも押し付けないことを心がけています。
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昔からやっていたこと
① 水筒を持ち歩く
鉄板ではありますが、外出時には必ず水筒を持ち歩くようにしています。それなので、バッグを買うときの基準は水筒が入るかどうかです。
② 着古した服はボロ布にする
物心ついた時からずっと、着古した綿製の服は掃除用のボロ布として使っています。ハサミで手のひらくらいの大きさに切ったものを貯めておいて、日々の掃除に使います。古着回収に出すという手もありますが、最近は古着の受け入れが難しくなっているそうなので、引き続きこの方法を続けていきたいです。
③ エコバッグを持ち歩く
私の家族は昔からエコバッグを買い物で使用する方でした。元々はスーパーでの買い物にしか使っていなかったのですが、最近は洋服や雑貨の買い物の時も、エコバッグに入れてもらうようにしています。
④ 空き瓶を花瓶にする
空き瓶は他のガラスと違ってリサイクルに出せるのがいいところです。意外と凝った作りのものも多いのでちょうどいいサイズのものは手元に置いて花瓶がわりに使っています。もしも、使わなくなったら、その時は資源としてまた新しい瓶に生まれ変わってもらいます。
⑤ セカンドハンドを愛用する
少し変わったデザインが好きなのと、宝探しをするのが好きなので、身につけるものの多くはセカンドハンドです。産業を応援することと、環境を大切にすることのバランスをうまく取っていきたいです。《セカンドハンドは先入観なしに選べる》という記事でセカンドハンドの魅力を書き綴ったので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
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最近始めたこと
① 竹の歯ブラシを使う
歯ブラシを3ヶ月に1回変えるとすると、1年で4本使い捨てることになります。それを80年使うと320本です。1年前くらいに竹の歯ブラシの存在を知ってから、プラスチックのものから乗り換えて使っています。値段は少し高いですが、買うものを変えるだけなので、ハードルはとても低かったです。
② エコバックを友人に作る
北風と太陽の話を知っていますか?私は小さい頃、絵本で読みました。あの話の北風のように、自分の望みのために一方的に強い風を吹き付けているのでは状況はなかなか変わりません。環境の大切さを口で言い続けるよりも、それぞれの人が思わず持ち歩きたくなるような素敵なデザインのエコバッグを作ることの方が、改善への近道なのかもしれないと思っています。
③ プレゼントのラッピングを工夫
プレゼントを贈る時、自分でラッピングをするのですが、その時も自分なりに工夫するようにしていて、最近は2パターンに落ち着いています。1つ目は余った布を四角く切ってそれをラッピングペーパー代わりにすること。そして2つ目は布の巾着を作って包むことです。包みは巾着として、繰り返し使ってもらえればと思っています、
④ 裏紙ノートパッド
A4のコピー用紙の裏紙は、半分に切ってクリップで止めてノートパッドにしています。《ノートよりも裏紙の方がアイデア出ませんか?》でもお話ししたのですが、裏紙は書くハードルが低いので自由に色々書き出せます。その手軽さが好きで仕事をする時もプライベートでも活用することが多いです。
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おわりに
実は、これ以外にも細々と心得ていることはあるのですが、長いnoteになってしまうため、メインのものについて書いてみました。まだまだ挑戦してみたいエシカルな行動がたくさんあるので、少しずつ試していきたいと思います。
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