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経験あるだろうか?お気に入りのお弁当が消え去った話

職場や就労移行支援事業所での昼食。私は自炊することもあれば買ってきたものを食べることもあった。昼食を買う場所はその時々の環境によるが移動中、もしくは近所にあるコンビニで買うことがほとんどだ。もしそのコンビニがあの「セブンイレブン」であったのなら、私は必ず”あるもの”を探すことにしていた。


それはこちらだ。↓


出典:セブンイレブン『塩麹仕立ての炙り焼きさば御飯』香ばしい炙り焼きの鯖は、ご飯と相性抜群すぎる旨さ/とりぷるセブン
出典:セブンイレブン『塩麹仕立ての炙り焼きさば御飯』香ばしい炙り焼きの鯖は、ご飯と相性抜群すぎる旨さ/とりぷるセブン

こちらの「さば御飯」だ。私は鯖が大好きで、好きすぎて一時期は鯖缶を買い溜めしていた時期もあった程。そんな鯖をお手軽に食べられる「さば御飯」は私のお気に入り。いわゆる「いつものやつ」になっていた。

「さば御飯」はその商品名の通り焼き鯖のほぐし身が満遍なくご飯の上に乗っている。隅には高菜(?)と海苔の佃煮が添えられた非常にシンプルな盛り付けだ。人によっては物足りないと感じそうな配分だが先程述べた通り私は鯖が大好き、これほど贅沢な品は無かった。


そんな私のお気に入りのお弁当に実は去年から微かに変化が表れていた。


出典:セブンイレブン『一膳ごはん 脂の乗った炙り焼きさば』茶碗一膳分ながらも鯖の旨味をしっかり味わえる/とりぷるセブン


出典:セブンイレブン『一膳ごはん 脂の乗った炙り焼きさば』茶碗一膳分ながらも鯖の旨味をしっかり味わえる/とりぷるセブン

上の画像のように量が減り、鯖フレークが鯖の切り身に、付け合わせの内容が変わることがあった。その変化に半分はバリエーションが感じられて喜ばしく感じていた。残りの半分は「この弁当がどこまで姿を変えてしまうのか?」という不安だ。

お弁当の中身を変える理由はいくつか思い浮かぶ。「材料費の高騰」「商品そのものの不人気」といったところだろうか。確かに心当たりはあった。最近は物価の上昇が目立つし、そもそも置かれている店舗や数が少ない気がしていた。そして、その先の末路として考えられるのは「商品が元好きだった原型を留めなくなる」「そもそも無くなってしまう」ということだ。


さらに変化は止まることを知らず。


出典:実食!一膳ごはん炙り焼きさばとおだしごはん(セブン)カロリー糖質は?|キャプテン福田/コンビニ・サラリーマン総研~最新コンビニグルメがわかるブログ~


出典:実食!一膳ごはん炙り焼きさばとおだしごはん(セブン)カロリー糖質は?|キャプテン福田/コンビニ・サラリーマン総研~最新コンビニグルメがわかるブログ~

うん…。まぁ…。確かに商品名の通り”鯖”はそこにあるよ…。でも本来であれば鯖のほぐし身に覆われていたご飯の上には茹で卵やレンコンなど今までとは使われる食材とその量が大きく変わってしまった。いや、それでもまだ”鯖”はあるよ…。鯖が完全に消えて別のお弁当になるより遥かにマシじゃなかろうか…!?


と思っていた矢先、予測していた最悪の事態が訪れた。


度々近くのセブンイレブンに立ち寄っては、何よりも、まず先に、お弁当売場へ向かいその姿を探す。冷ケースに顔を近づけて「一膳ごはんシリーズ」を入念にチェックする。そこにあるのは「そぼろ弁当」「鮭」。まぁ元々おいてある店舗が少なかったり、置いてくれている店舗でも入荷していない(もしくは自分が来る前に売れている)ということはままある。ただこれがおよそ半年も続くとなると嫌でも考える。

さば御飯…いなくなりやがった…!?

見かけなかっただけではない。よくよく売場を見てみるとその行方を察する証拠はそこにあった。

鯖寿司
鯖梅おにぎり
幕の内弁当

違う違う違うんだよ!!!!!

確かに食材として鯖は使われているんだけど…。さば御飯のいいところって「自分の好きな物をお手頃な価格と量、食べやすいスタイルになっていること」だと思っていた。だから、ボリュームやお値段が上がると常用しづらいし、食べづらかったら買うことを渋るし、特に好きでもない他の食材が大量に使われていては意味が無いと考える。

これが某1級呪術師(CV.津田健次郎)の言っていた「人を大人にする小さな絶望」の一つか…。

みなさんもこういった変化を感じることはあるんじゃないでしょうか?カントリーマアムが小さくなったこと。サイゼリヤのポテトの形状が変わったこと。家計や売り上げのことを考えたら値段をそのままに内容を変える方が良いのかもしれないけど、また前の姿を味わってみたいよ…。

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